はじめに
毎年恒例となっているこの記事ですが、今年も2021年度の中学受験における首都圏の人気校を勝手に予想したいと思います。
2021年度中学受験においては、今年は、コロナ(COVID-19)があるということもあり、コロナの中学受験に対しての影響も含めて述べたいと思います。
※最初に言いますが、あくまでも、僕の勝手な予想です...
2021年度中学受験のポイント!
まずは、よくある2021年度中学受験に対する見解です。
主要教育メディアの色んな記事を読んでみると、2021年度の中学受験は、コロナ(COVID-19)の影響もあり、
・コロナ不況により受験者数が減るのでは?
・コロナ予防、対策として電車通学を避け、自宅近くの学校を受験する受験生が増えるのでは?
といった内容の記事をよく目にします。
これはこれで、全く否定するつもりはないですし、僕としても、確かにそうだよなぁという感じです。
このような色んな見解も含めて、首都圏の中学受験における2021年度の人気校について述べたいと思います。
※しつこいようですが、あくまでも、僕の勝手な予想です。
中学受験における人気校を予想!(2021年度)
以下、僕が考える首都圏の中学受験における2021年度の人気校についてです。
その前に!
昨年、「中学受験における人気校を予想!(2020年度)」という記事で、
1.御三家などの難関校!
2.大学付属系の学校!
3.午後受験!
4.算数1科目入試!
5.インターネット出願!
というキーワード、観点で人気校を予想していますが、人気校という意味では、結論を先に言うと、
「2021年度も2020年度とほぼ同じである!」
と考えています。
そのため、詳しいことは、先の記事を読んでいただければと思いますが、概要だけ次から説明します。
御三家などの難関校!
「中学受験における「御三家」とは?」という記事でもご紹介していますが、御三家や新御三家の人気は2021年度も継続すると予想しています。
例えば、
・開成中学校(東京)
・麻布中学校(東京)
・武蔵中学校(東京)
・桜蔭中学校(東京)
・女子学院中学校(東京)
・雙葉中学校(東京)
・聖光学院中学校(神奈川)
・栄光学園中学校(神奈川)
・浅野中学校(神奈川)
・渋谷教育学園幕張中学校(千葉)
・駒場東邦中学校(東京)
・海城中学校(東京)
・巣鴨中学校(東京)
・豊島岡女子学園中学校(東京)
・鴎友学園女子中学校(東京)
・吉祥女子中学校(東京)
などの学校です。
大学付属系の学校!
「中学受験において大学付属中学校が人気の理由!」という記事でも述べているように、大学付属系の学校の人気は2021年度も継続すると予想しています。
特に、早慶・MARCHの付属系中学校で、例えば、
・早稲田中学校(東京)
・早稲田実業学校中等部(東京)
・早稲田大学高等学院中学部(東京)
・慶應義塾中等部(東京)
・慶應義塾普通部(神奈川)
・明治大学付属中野中学校(東京)
・明治大学付属中野八王子中学校(東京)
・明治大学付属明治中学校(東京)
・青山学院中等部(東京)
・立教池袋中学校(東京)
・中央大学附属中学校(東京)
・法政大学中学校(東京)
などの学校です。
午後受験を実施する学校!
「中学受験における午後入試の必要性について!」という記事でも述べているように、最近は、午後受験を実施する学校も増えており、かつ、午後受験を受けるという方も増えてきており、午後受験を実施する学校の人気は、2021年度も継続すると予想しています。
算数1科目入試を実施する学校!
「中学受験における算数1科目入試についてまとめてみました!」という記事でも述べているように、ここ数年で算数1科目入試を実施する学校も増えてきており、大人気となっているということもあり、2021年度も継続すると予想しています。
2021年度中学受験におけるコロナ(COVID-19)の影響について!
先で、2021年度中学受験における人気校は、
「2021年度も2020年度とほぼ同じである!」
と予想し、概要を説明していますが、このままだとこの記事が終了してしまうため、今回は、
1.第一志望校!
2.併願校!
3.鉄緑会の指定校!
という、大きな3つの観点とコロナ(COVID-19)の影響を踏まえて、これから、2021年度中学受験におけるコロナの影響について、僕の予想を述べます。
※今年の目玉はここからです。
第一志望校!
受験生には、誰にでも第一志望校があり、既に第一志望校が決まっている方や、まだ決まっていない方もいると思います。
そのような中で、第一志望校は本当に入りたい学校、目指す学校ということもあり、第一志望校に合格するために、これまで頑張ってきているという方も多いと思います。
そう考えた時に、コロナ禍とはいうものの、子供の将来や第一志望校を諦めることによる悔いを考えると、
「コロナの影響で第一志望校を変えたりする人は、ほとんどいないのでは?」
というのが僕の考えです。
特に、御三家などの難関校、大学付属系の学校を第一志望校として目指す方が多いということもあり、先で、御三家などの難関校、大学付属系の学校の人気が2020年度とほぼ同じでは?と予想しているのは、このような理由からです。
併願校!
以前、「中学受験における一人当たりの受験校の平均は?」という記事でも述べていますが、首都圏の中学受験においては、一人当たり平均で大体6校から7校受験し、第一志望校を除くと、併願校だけでも5校から6校受験します。
また、「中学受験における受験日程の組み方について!」という記事でも述べているように、受験する学校は、
・第一志望校
・チャレンジ校
・実力相応校
・安全校
・お試し校/腕試し校
といった学校を受験することになります。
そうした時に、コロナ予防、対策として「電車通学を避け自宅近くの学校を受験する受験生が増えるのでは?」というよく言われている見解でいうと、
●第一志望校
第一志望校については、先で説明していとおり、
「コロナの影響で受験する学校を変更する可能性は低いのでは?」
と考えています。
●チャレンジ校
チャレンジ校についても第一志望校と同じで、
「コロナの影響はないのでは?」
と考えています。
●実力相応校
実力相応校については、受験生の親としては、少しでも偏差値の高い学校に入学させたいというのが本音だと思うため、
「コロナの影響で自宅近くの学校に変更する可能性は低いのでは?」
と考えています。
●安全校
安全校については、あくまでも安全校なので、唯一、
「コロナ対策として自宅近くの学校を選ぶという方は多少なりともいるでは?」
と考えています。
●お試し校/腕試し校
お試し校/腕試し校については、コロナ予防、対策のためにお試し受験をしないか?というと、そのようなことはなく、
「コロナの影響に関係なく、お試し受験をする方は多いのでは?」
と考えています。
このように、僕の考えでは、
「コロナ禍だからといって、自宅近くの学校に変更することや、自宅近くの学校しか受験しないということはほとんどないのでは?」
と考えています。
もちろん、ソーシャルディスタンスを確保して受験するなど、学校側、受験する側も昨年までとは何かしら受験スタイルが変わる可能性はありますが、受験校という意味では大きな変化はないのでは?と考えています。
鉄緑会の指定校!
以前、「鉄緑会の東大合格実績について!」という記事でもご紹介しているように、毎年、右肩上がりで東大合格者数を増やしている東大受験指導専門塾である「鉄緑会」ですが、大学受験も見据えて中学受験する方も多い中で、鉄緑会の指定校に入学させたいという方もいると思います。
特に、一度でも中学受験を経験しており、二人目、三人目の中学受験という方は、なおさら意識していると思います。
そのような中で、第一志望校として御三家などの難関校を目指している方が、コロナ禍だからといって第一志望校を変更しないのと同じように、鉄緑会の指定校を目指している方も同じだと考えています。
それはそうとして、
「なぜ、コロナと鉄緑会のことを言っているの?」
と思う方もいると思いますが、僕が言いたいことは、結局、コロナ禍だからといって、自宅近くの学校に入学したとしても、
「いずれ大学受験に向けて通塾する場合は、どうしても電車での通塾」
になると思います。
そういう意味では、コロナ禍だからといって受験する学校を変更する方は、ほとんどいないのではというのが僕の見解です。
最後に
今回、「中学受験における人気校を予想!(2021年度)」と題して、僕の勝手な予想を色々と述べましたが、最初にも述べているように、コロナの影響がどれほど中学受験に影響を及ぼすかはわかりませんが、志望校、受験校という意味では、大きな影響はないのでは?と考えています。
また、近年、少子化と言われている中で、「中学受験ブームはいつまで続くのか?を調査してみました!」という記事でも述べていますが、中学受験者は増加傾向にあり、コロナの影響があったとしても、2021年度は2020年度並みではないかな?と予想しています。
いずれにせよ、気を引き締めて、健康に気を付けながら本番受験に向けて頑張ってください!
最後に、毎年そうですが、ありきたりな内容ですみませんでした...