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中学受験において算数1科目受験が人気の理由と実施校について解説!
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験において、これまでの4科目入試や2科目入試ではなく、
「算数1科目入試!」
を実施する学校が年々増えており、人気も高まっています。
そこで!
今回は、中学受験における算数1科目受験の人気の理由、実施している学校について、色々と述べたいと思います。
[目次]
中学受験における算数1科目入試!
・算数1科目入試とは?
・算数1科目入試の特徴と人気!
算数1科目入試が人気の理由!
・1.早めに合格を確保したい!
・2.午後入試として受験しやすい!
算数1科目入試を実施している学校!
・男子校
・女子校
・共学校
最後に
中学受験における算数1科目入試!
・算数1科目入試とは?
・算数1科目入試の特徴と人気!
算数1科目入試が人気の理由!
・1.早めに合格を確保したい!
・2.午後入試として受験しやすい!
算数1科目入試を実施している学校!
・男子校
・女子校
・共学校
最後に
中学受験における算数1科目入試!
以下、中学受験における算数1科目入試についてです。算数1科目入試とは?
まずは、算数1科目入試について説明します。算数1科目入試とは、その名のとおり、算数1科目での中学入試を意味し、
・算数1科目受験
・算数1教科入試
・算数1科入試
・算数1教科入試
・算数1科入試
とも言われています。(全て同じ意味です。)
1科目入試という意味では、国語や英語などの1科目で入試を行う学校もありますが、1科目入試で代表的な科目は、やはり「算数」です。
よく、
「中学受験は算数で決まる!」
と言われるように、算数1科目入試は、まさにその象徴です。
[ご参考]
また、このブログでも何度か述べていますが、算数1科目入試を実施している学校は大人気となっており、最近、中学受験に関する色んな雑誌でも特集されています。
[ご参考]
算数1科目入試の特徴と人気!
次に、中学受験における算数1科目入試の特徴と人気について説明します。算数1科目入試の特徴としては、
・募集定員が少ない!
・志願者数、受験者数が多い!
・実質倍率も高い傾向!
・志願者数、受験者数が多い!
・実質倍率も高い傾向!
であるという特徴があります。
例えば、
2019年度に算数1科目入試を実施した主要な学校の実際の募集定員に対する志願者数などの人気を見てみると
▽算数1科目入試の人気
学校名
定員
志願者
志願倍率
受験者
合格者
巣鴨
20
508
25.4
475
173
品川女子
20
284
14.2
269
137
普連土
20
299
15.0
274
143
三田国際
30
210
7.0
148
61
となっており、
上記の数値からもわかるように、算数1科目入試の募集定員が少ないという理由はありますが、募集定員に対する志願者数が、かなり多いことがわかります。
もちろん学校にもよりますが、算数1科目入試の志願倍率は10倍超えは当たり前の世界になっています。
特に、2019年度入試では、巣鴨の募集定員20名に対して、508名の志願者数となっており、かなりの高倍率になっています。
また、学校にもよりますが、算数1科目入試は、志願者数だけではなく、実際の受験者数も多く、ほとんどの学校では受験率も9割越えとなっています。
このように、算数1科目入試は、上記の数値からも人気が高いことが伺えます。
いずれにせよ、
算数1科目入試で受験を検討している方は、算数1科目入試の特徴を念頭において挑む必要があります。
ということで、
これから、算数1科目入試の人気の理由、実施している学校について説明します。
算数1科目入試が人気の理由!
僕が考える算数1科目入試が人気の理由は、大きくは、
算数が得意な受験生としては、
という2つの理由があります。
念のため補足しておきますが、算数1科目入試なので、算数が得意な受験生が受験することが前提です。
※算数が苦手で国語が得意な受験生は、算数1科目入試は受けないと思いますので...
1.早めに合格を確保したい!
僕が考える算数1科目入試が人気の1つ目の理由は、「早めに合格を確保したい!」
という理由です。
全ての受験校を算数1科目入試だけで考えている方は少ないと思いますが、
通常の4科目入試(国語、算数、理科、社会)で受験する受験生の中で、算数が得意な受験生にとっては、早めに合格を確保するという意味では、算数1科目入試は非常に受験しやすいと考えています。
2.午後入試として受験しやすい!
僕が考える算数1科目入試が人気の2つ目の理由は、「午後入試として受験しやすい!」
という理由です。
算数1科目入試を実施しているほとんどの学校では、4科目入試を実施する午前入試ではなく、午後入試として実施しています。
これまでの午後入試では、2科目入試(国語、算数など)が主流でしたが、午前に他の学校を受験して、午後からも受験と考えると、やはり、2科目で受験するよりは、1科目入試の方が受験生への負担は少ないですし、1科目くらいなら受験してもいいかな?という気分にもなります。
このように、入試科目が1科目しかないこと、午後受験として受験しやすいことが、算数1科目入試が人気である理由であると考えています。
算数1科目入試を実施している学校!
以下、首都圏の中学受験において、算数1科目入試を実施している学校の一部をご紹介します。男子校
以下、算数1科目入試、または、算数1科目で受験可能な首都圏の男子校の一部です。▽算数1科目で受験可能な首都圏の男子校
学校名
都県
算数1科目入試
女子校
以下、算数1科目入試、または、算数1科目で受験可能な首都圏の女子校の一部です。▽算数1科目で受験可能な首都圏の女子校
学校名
都県
算数1科目入試
共学校
以下、算数1科目入試、または、算数1科目で受験可能な首都圏の共学校の一部です。▽算数1科目で受験可能な首都圏の共学校
学校名
都県
算数1科目入試
上記以外にも、算数1科目入試を実施している学校はあります。
なお、上記の学校については、可能な限り、2022年度の募集要項を反映していますが、2021年度入試の内容となっている学校もあるため、最新の募集要項をご確認ください。
最後に
今回、中学受験における算数1科目入試の人気の理由、実施している学校などについて、色々と述べましたが、午後入試を受験する受験生が増えている中でも、やはり、1科目で受験できるという算数1科目入試は、今後も実施する学校が増えてくるとは思いますが、中には、これまで実施していた算数1科目入試を廃止する学校もあります。
いずれにせよ、
算数1科目入試の人気は、しばらくは続くと考えています。