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中学受験における2月11日(合格者招集日)について!
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
東京の中学受験において、「2月11日は合格者招集日」
となっており、
東京の私立中高一貫校に合格した方には、
「入学する学校が確定する」
という特別な日になります。
また、
2月11日以降は、
第一志望校に不合格だった方にも
「繰り上げ合格」
になる可能性もあります。
そこで、
今回は、中学受験における2月11日について色々と述べます。
[目次]
2月11日(合格者招集日)について
・2月11日(合格者招集日)とは?
・合格者説明会には本人の出席が必要
・合格者説明会に出席することで入学許可
・2月11日に入学者数が確定
・繰り上げ合格(補欠合格)について
・合格者招集日の服装について
最後に
2月11日(合格者招集日)について
・2月11日(合格者招集日)とは?
・合格者説明会には本人の出席が必要
・合格者説明会に出席することで入学許可
・2月11日に入学者数が確定
・繰り上げ合格(補欠合格)について
・合格者招集日の服装について
最後に
2月11日(合格者招集日)について
以下、東京の中学受験における2月11日(合格者招集日)についてです。2月11日(合格者招集日)とは?
まずは、合格者招集日について説明します。
▽合格者招集日とは?
2月11日の合格者招集日は、東京の中学受験において、各私立中高一貫校が入学手続きを完了した合格者向けの説明会を開催する日のことです。
毎年、2月11日は、建国記念の日で祝日ですが、
東京の各私立中高一貫校では、
一斉に
「合格者向けの説明会」
が開催されます。
正確には、
「入学手続きを完了した合格者向けの説明会」
ですが、長いので、この記事では
「合格者説明会」
で統一します。
そして、
この2月11日に開催される合格者説明会のイベントそのもののことを、
出席する側としては、学校側から招集されるということもあり、
「合格者招集日」
とも言います。
※単に「招集日」と言われることもあります。
また、
開催する学校側としては、
「入学許可者説明会」
という場合もあります。
そういう意味では、
▽中学受験における招集日
・合格者説明会
・合格者招集日
・入学許可者説明会
・合格者招集日
・入学許可者説明会
は、全て同じ意味です。
合格者説明会には本人の出席が必要
次に、合格者説明会に出席する前提条件について説明します。
▽東京の合格者招集日
2月11日(合格者招集日)に、合格者説明会が東京の私立中高一貫校で一斉に開催されることは、暗黙の了解
となっている模様ですが、
私学協会(東京であれば東京私立中学高等学校協会)に加盟している中高一貫校で決まっていることだと思います。
そうしないと、
学校側としては、いつまでたっても、入学者数が確定しないので...
そして、
この、合格者説明会に出席することで、合格した学校に初めて入学が許可されるということになっており、
「入学する本人が必ず出席する必要がある!」
という条件があります。
もちろん、
うちの息子が、麻布中学校に合格したときにも、2月11日(合格者招集日)に、合格者説明会が開催され、入学する本人が必ず出席することになっていました。
実際、
麻布中学校の2023年度入試の募集要項を見てみると、
▽麻布中の場合
2月11日(土・祝)午後1時00分から
入学手続きを完了し、入学を許可された生徒本人が受験票を持参して保護者と一緒に、必ず出席してください。本人が出席しない場合は入学を辞退したものとみなし、入学の許可を取り消します。
入学手続きを完了し、入学を許可された生徒本人が受験票を持参して保護者と一緒に、必ず出席してください。本人が出席しない場合は入学を辞退したものとみなし、入学の許可を取り消します。
と記載されています。
先でも説明していますが、
「入学許可者説明会 = 合格者説明会」
です。
もし、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症にかかってしまった場合や、急に入院してしまった場合など、
出席する意思があるにもかかわらず、出席できない場合に、どのような扱いになるのかは不明ですが、必ず入学する本人が保護者と一緒に出席する必要があります。
もし、
そのような状況になってしまった方は、学校に相談するしかないです。
合格者説明会に出席することで入学許可
次に、入学許可について説明します。
先で述べているように、
各私立中高一貫校では、
たとえ、
▽合格者説明会には本人の出席が必須
入学金を納めて入学手続きを行ったとしても、合格者説明会に入学する本人が出席しないと、入学が許可されないことになっています。
もっと簡単にいうと、
志望校に合格しただけでは入学することができるわけではなく、
▽入学手続きだけでは入学が許可されない
入学手続きを行い、かつ、合格者説明会に出席することで、初めて入学が許可される。
ということになります。
また、
入学する私立中高一貫校に合格した際に、学校によっては、合格証を受け取っている方もいると思いますが、
合格者説明会に出席することで、
「入学許可証を授与するという学校」
も多くあります。
ちなみに、
入学許可証の他に、合格証もありますが、
合格証は、単に合格を証明するもの、かつ、入学の権利を有する証明証であり、
入学許可証は、実際に入学が許可された証という点においては、大きな違いがあります。
[ご参考]
2月11日に入学者数が確定
ということで、2月11日(合格者招集日)に開催される合格者説明会に、入学手続きを完了した合格者が出席したことにより、
中学入試を実施した学校側としては、
「初めて入学者数が確定」
することになります。
逆にいうと、
学校側からしてみれば、通常は、募集定員より多くの合格者を出していますが、
2月11日(合格者招集日)まで、
「実際に入学する生徒がどれくらいいるのか?」
がわからないということになります。
そういう意味では、
中学受験において、どれくらいの合格者が入学するのかがわからない状態で、合格者数を決めているという点においては、学校側からしてみれば、とてもリスキーだと僕は思います。
もちろん、
長年の統計情報や、難しい計算をした結果で決めているんでしょうけど...
繰り上げ合格(補欠合格)について
ご参考までに、繰り上げ合格(補欠合格)について説明します。
先で述べているとおり、
2月11日(合格者招集日)に東京では、各私立中高一貫校の入学者が決まるということもあり、各私立中高一貫校では、
募集定員に満たない場合に初めて、
「繰り上げ合格者(補欠合格者)」
を出すことになります。
[ご参考]
もちろん、
繰り上げ合格者を出すか出さないかは、学校にもよりますが、
例えば、
▽繰り上げ合格の例
募集定員300人に対して、2月11日に確定した入学者数が295人の場合、予定より5人少ないことになり、学校側が募集定員を満たしたい場合は、5人の繰り上げ合格者を出すことになります。
もちろん、
募集定員に満たないままで、繰り上げ合格者を出さない場合もあります。
そこは、学校の状況やビジネス的な理由によって違ってくるものと思われます。
また、
▽繰り上げ合格は電話で連絡がくる
繰り上げ合格の場合の連絡は、電話で連絡がくるのが一般的の模様です。
どこの学校かは忘れましたが、
学校説明会の中で、繰り上げ合格の説明があり、繰り上げ合格の場合は、連絡がつくまで電話し続けると言っていました...
※麻布か武蔵だったような気がします...
余談ですが、
繰り上げ合格者が出始めるちょうど2月11日以降に、色んな塾のホームページ上で公開されている主要な学校の合格者数も、繰り上げ合格者の分、日々、若干ずつ増えていきます。
2023年度の繰り上げ合格はこれからですが、
ご参考までに、
2022年度の御三家の塾別の繰り上げ合格者数については、下記の記事をご覧ください。
[ご参考]
合格者招集日の服装について
最後に、合格者招集日の服装について説明します。
2023年度の合格者説明会は、
新型コロナウイルスが拡大しているということもあり、WEBで開催する学校もありますが、
ご参考までに、
実際に学校に行く場合の服装について補足しておきます。
「合格者招集日はどんな服装で行けばいいの?」
と悩む方も多いと思います。
合格者説明会は、
「入学が許可される立派な学校の公式行事」
と捉えると、
保護者である親は、
「スーツ」
で行く方が無難です。
実際、僕も家内もスーツで行きましたし、周りのほとんどの保護者もスーツで来ていました。
入学する子供は、
「カジュアル」
で大丈夫です。
実際、うちの息子もカジュアルで行きましたし、周りのほとんどの子供もカジュアルで来ていました。
[ご参考]
最後に
今回、東京の中学受験における2月11日(合格者招集日)について色々と説明しましたが、繰り上げ合格については、過度に期待しない方が無難です。(期待は禁物です。)
もし、きたらラッキーと思う程度に考えておいた方が無難です。
また、
東京の私立中高一貫校に入学される方にとって
2月11日は、
長い中学受験生活を経て、晴れて入学する学校が決まるという、受験生である子供はもちろんのこと、親にとっても
「入学する学校が決まる特別な日」
になります。
いずれにせよ、
2月11日(合格者招集日)は、東京の中学受験においては、動きがあり、受験生、受験生の親御さんはもちろんのこと、
中学入試を実施した各学校においても、
「中学受験の最後の大きなイベント」
になります。