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中学受験における御三家の塾別の合格実績を比較してみました!

ちなみに、
御三家の志願者数、志願倍率が確定しました。
[ご参考]
よろしければ、ご覧ください。
はじめに
2022年度の中学受験も終わり、御三家(開成、麻布、武蔵、桜蔭、女子学院、雙葉)の入学者数も確定したと思われるため、
「塾別の男女御三家の合格実績!」
を比較してみました。
また、
「塾別の繰り上げ合格者数!」
も比較してみました。
そこで!
今回は、中学受験における御三家の塾別の合格実績について、色々と述べたいと思います。
[目次]
御三家の塾別の合格実績を比較!
・調査対象の期間について!
・調査対象の塾について!
・塾別の合格者数について!
男子御三家の塾別の合格実績!
・開成中学校
・入試結果
・塾別合格者数
・麻布中学校
・入試結果
・塾別合格者数
・武蔵中学校
・入試結果
・塾別合格者数
女子御三家の塾別の合格実績!
・桜蔭中学校
・入試結果
・塾別合格者数
・女子学院中学校
・入試結果
・塾別合格者数
・雙葉中学校
・入試結果
・塾別合格者数
最後に
御三家の塾別の合格実績を比較!
・調査対象の期間について!
・調査対象の塾について!
・塾別の合格者数について!
男子御三家の塾別の合格実績!
・開成中学校
・入試結果
・塾別合格者数
・麻布中学校
・入試結果
・塾別合格者数
・武蔵中学校
・入試結果
・塾別合格者数
女子御三家の塾別の合格実績!
・桜蔭中学校
・入試結果
・塾別合格者数
・女子学院中学校
・入試結果
・塾別合格者数
・雙葉中学校
・入試結果
・塾別合格者数
最後に
御三家の塾別の合格実績を比較!
以下、中学受験における学校別、塾別の男女御三家の合格実績となります。調査対象の期間について!
今回、調査したのは、各塾の男女御三家の合格実績を合格者説明会(合格者招集日)と約1週間後(8日後)で比較しています。
[ご参考]
具体的には、
・2月11日の朝(2022年2月10日時点)
・2月19日の朝(2022年2月18日時点)
・2月19日の朝(2022年2月18日時点)
の各塾の合格者数の比較となります。
つまり、
何を言っているのかというと、
「繰り上げ合格と思われる数!」
を比較してみました。
調査対象の塾について!
今回、調査した対象の塾は、の各ホームページから取得した男女御三家の合格実績(合格者数)となります。
もちろんですが、
御三家以外にも合格実績に変化はありますが、キリがないので男女御三家のみ対象としています。
ちなみに、
大手塾である四谷大塚の合格者数が入っていませんが、
四谷大塚は毎年、合格実績というか各受験校の合格者数の数字が出てくるのが遅いため、今回は(今年も)対象外にしています。
塾別の合格者数について!
これからご紹介する塾別の男女御三家の合格者数の増減が、8日間の間に変更された合格者数となりますが、やはり、
この8日間で、若干ながら
「各塾とも合格者数が増えています!」
もちろん、
入学する学校が決まるまで、塾に報告していないという方もいると思います(いないかな?)が、
ほとんどは、
「繰り上げ合格による合格者数の修正!」
だと思います。
ちなみに、
うちの息子が受験した年も、同じように、各塾の合格実績は日々微増していました。
また、
どこの塾とは一概には言えませんが、
塾が発表している合格者数には、
「ダブルカウント!」
されている場合があります。
例えば、
後ほどご紹介しますが、
開成中学校を見てみると、
各塾(SAPIX、早稲田アカデミー、日能研、栄光ゼミナール)の合格者数を足した数が、実際の合格者数より上回っています。
[ご参考]
これに、今回、対象外としている四谷大塚や他塾の合格者数を足すと、基本的には全ての学校が実際の合格者数より上回ってしまいます。
つまり、
掛け持ちで複数の塾に通っていた受験生が合格した場合は、通っていた塾それぞれの合格者数にカウントされています。
前振りが長くなってしまいましたが、
これから、
学校別、塾別(SAPIX、早稲田アカデミー、日能研、栄光ゼミナール)に合格実績を見ていきたいと思います。
男子御三家の塾別の合格実績!
以下、男子御三家の学校別、塾別の合格実績となります。開成中学校
以下、「開成中学校」の2022年度の入試結果、塾別合格者数についてです。●入試結果
以下、開成中学校の2022年度の入試結果です。募集人数
受験者数
合格者数
実質倍率
300名
1,050名
416名
2.52倍
●塾別合格者数
以下、開成中学校の2022年度の塾別の合格者数です。塾名
2/10時点
2/18時点
増減
SAPIX
266名
282名
+16名
早稲アカ
108名
113名
+5名
日能研
39名
42名
+3名
栄光
14名
14名
±0名
上記の数値からもわかるように、
開成の繰り上げ合格と思われる数は毎年、一番多いです。(意外ですが...)
これは、
灘、筑駒、開成の3校を受験する方が多いということもあり、灘または筑駒が第一志望校で、開成は記念受験というパターンによるものと思われます。
麻布中学校
以下、「麻布中学校」の2022年度の入試結果、塾別合格者数についてです。●入試結果
以下、麻布中学校の2022年度の入試結果です。募集人数
受験者数
合格者数
実質倍率
300名
890名
371名
2.40倍
●塾別合格者数
以下、麻布中学校の2022年度の塾別の合格者数です。塾名
2/10時点
2/18時点
増減
SAPIX
192名
192名
±0名
早稲アカ
85名
86名
+1名
日能研
69名
69名
±0名
栄光
8名
8名
±0名
麻布は、毎年、繰り上げ合格と思われる数は少なく、2022年度もほぼないという状況になっています。
これは、
筑駒が第一志望校で、麻布は併願というパターンや、自宅や通学の関係で、渋幕(千葉)、聖光(神奈川)、栄光(神奈川)が第一志望校で、麻布(東京)が第二志望校というパターンもありますが、
麻布が第一志望校というパターンが多いことによるものと思われます。
武蔵中学校
以下、「武蔵中学校」の2022年度の入試結果、塾別合格者数についてです。●入試結果
以下、武蔵中学校の2022年度の入試結果です。募集人数
受験者数
合格者数
実質倍率
160名
626名
178名
3.52倍
●塾別合格者数
以下、武蔵中学校の2022年度の塾別の合格者数です。塾名
2/10時点
2/18時点
増減
SAPIX
64名
65名
+1名
早稲アカ
60名
62名
+2名
日能研
33名
35名
+2名
栄光
15名
15名
±0名
武蔵は、開成、麻布と違い募集人数が少ないということもありますが、
毎年、繰り上げ合格と思われる数は少ないです。
ただし、
2022年度の繰り上げについては、受験者数が増えたということもあり、昨年度より若干ながら増えています。
女子御三家の塾別の合格実績!
以下、女子御三家の学校別、塾別の合格実績となります。桜蔭中学校
以下、「桜蔭中学校」の2022年度の入試結果、塾別合格者数についてです。●入試結果
以下、桜蔭中学校の2022年度の入試結果です。募集人数
受験者数
合格者数
実質倍率
235名
534名
282名
1.89倍
●塾別合格者数
以下、桜蔭中学校の2022年度の塾別の合格者数です。塾名
2/10時点
2/18時点
増減
SAPIX
183名
187名
+4名
早稲アカ
64名
66名
+2名
日能研
26名
26名
±0名
栄光
2名
2名
±0名
桜蔭は、意外にも毎年、若干の繰り上げ合格はありますが、
もともと、
合格発表の際に、繰り上げ対象である補欠者数も発表しており、繰り上げも考慮した合格発表となっています。
2022年度の繰り上げについては、例年並みの繰り上げ合格という状況になっています。
女子学院中学校
以下、「女子学院中学校」の2022年度の入試結果、塾別合格者数についてです。●入試結果
以下、女子学院中学校の2022年度の入試結果です。募集人数
受験者数
合格者数
実質倍率
240名
709名
276名
2.57倍
●塾別合格者数
以下、女子学院中学校の2022年度の塾別の合格者数です。塾名
2/10時点
2/18時点
増減
SAPIX
125名
128名
+3名
早稲アカ
82名
83名
+1名
日能研
44名
44名
±0名
栄光
3名
4名
+1名
女子学院は、最近、大人気ということもあり、
繰り上げ合格は少ないのでは?と思われがちですが、
桜蔭、雙葉とは違い、毎年、意外にも繰り上げがあるというのが僕の印象です。
2022年度の繰り上げについては、昨年度よりは少ないですが、日能研以外の各塾に繰り上げがあります。
雙葉中学校
以下、「雙葉中学校」の2022年度の入試結果、塾別合格者数についてです。●入試結果
以下、雙葉中学校の2022年度の入試結果です。募集人数
受験者数
合格者数
実質倍率
100名
346名
121名
2.86倍
●塾別合格者数
以下、雙葉中学校の2022年度の塾別の合格者数です。塾名
2/10時点
2/18時点
増減
SAPIX
56名
57名
+1名
早稲アカ
43名
44名
+1名
日能研
25名
25名
±0名
栄光
4名
5名
±1名
雙葉も、武蔵と同様に、募集人数が少ないということもありますが、
毎年、繰り上げ合格と思われる数は少ないです。
理由は、雙葉が記念受験というパターンが少ないことによるものと思われます。
最後に
今回、中学受験における御三家の塾別の合格実績をご紹介しましたが、やはり、
たとえ御三家でも繰り上げ合格は毎年あります。
[ご参考]
また、
受験生は入学する中学校も決まり、合格実績が確定した各塾も、2022年度の受験を終えて、今後は、2023年度の中学受験に向けた動きになってきます。