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中学受験における受験日程の組み方を解説(併願校の組み方がポイント)
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験を制するためには戦略・作戦(策戦)が必要です。その中でも、
「受験する学校の日程の組み方」
は非常に重要な要素の一つです。
とっ、
難しいことを言っていますが、
早い話が第一志望校以外に、どんな併願校をいつ受験するか?ということです。
そこで、
今回は、中学受験における受験日程の組み方について説明します。
[目次]
中学受験における受験日程の組み方
・悩みは併願校の組み方
・中学受験日程の組み方は?
・受験する学校の種類と受験する学校数
・第一志望校
・チャレンジ校
・実力相応校
・安全校
・お試し校/腕試し校
まとめ
ご参考
最後に
中学受験における受験日程の組み方
・悩みは併願校の組み方
・中学受験日程の組み方は?
・受験する学校の種類と受験する学校数
・第一志望校
・チャレンジ校
・実力相応校
・安全校
・お試し校/腕試し校
まとめ
ご参考
最後に
中学受験における受験日程の組み方
以下、中学受験における受験日程の組み方についてです。悩みは併願校の組み方
僕としては、秋ぐらいまでは、第一志望校だけを見ていてもよいと思いますが、冬になると、
「現実的な併願校と受験日程」
を真面目に考える必要があり、
中学受験においては、
「本番入試前の大きな悩みの一つ」
です。
というか、
「本番入試前(出願するまで)の一番の悩み」
です。
[ご参考]
出願が完了すると、
あとは本番入試だけなので、この大きな悩みはなくなり、今度は、不安が募ってきますが、皆さん同じです。
うちは、出願期限ギリギリまで、なかなか併願校が決まらずに、ずっと悩んでいましたが、
これから受験を控えている方も、併願校と受験日程を決めることに、かなり悩むと思います。
ということで、
今回は、大まかな併願校の難易度と受験日程の組み方について、これから説明します。
中学受験日程の組み方は?
以前、他の記事でも述べていますが、首都圏の中学受験においては、
「受験生一人当たり6~7校ほど受験」
します。
※同じ学校の入試を2回以上受けた場合も、それぞれの入試を1校と数えた場合です。
[ご参考]
中学受験日程の組み方は、志望校の中から6~7校を学校の難易度や種類毎に
▽受験校の種類
・第一志望校
・チャレンジ校
・実力相応校
・安全校
・お試し校/腕試し校
・チャレンジ校
・実力相応校
・安全校
・お試し校/腕試し校
として選択し、実際の入試日程と照らし合わせて中学受験日程を決めることになります。
もちろん、
第一志望校を軸として、
第一志望校の入試日の前後に、チャレンジ校、実力相応校、安全校、お試し校/腕試し校の受験日程を組んでいく
ということになり、
これが中学受験において受験日程を決める基本的な組み方となります。
例えば、
第一志望校の入試日が2月1日の場合、
[例]
入試日
学校の難易度/種類
1月10日
お試し校/腕試し校
1月20日
安全校
1月22日
チャレンジ校
2月1日
第一志望校
2月2日
実力相応校
2月3日
実力相応校
のような組み方です。(あくまでも例です。)
受験する学校の種類と受験する学校数
先で、中学受験においては、一人当たり6~7校受験すると述べていますが、以下に受験する学校の難易度による種類である、
▽受験校の種類
の概要と大まかな受験校数を説明します。
●第一志望校
以下、第一志望校と受験校数についてです。▽第一志望校とは?
第一志望校は、その名のとおり、自分が一番入学したい学校、つまり、本命の学校です。
もちろん、
第一志望校なので、受験校としては1校です。
●チャレンジ校
以下、チャレンジ校と受験校数についてです。▽チャレンジ校とは?
チャレンジ校は、現時点での偏差値と比較して、合格はちょっと難しいが、可能性は0ではないという学校で、合格する確率としては30%から40%といった学校です。
チャレンジ校は、受験しない方もいるので、
受験校としては、大体0~1校という感じです。
[ご参考]
●実力相応校
以下、実力相応校と受験校数についてです。▽実力相応校とは?
実力相応校は、現時点での偏差値と比較して、何とか合格できそうな学校で、合格する確率としては50%から70%といった学校です。
併願校として実力相応校は、ほとんどの方が受験しますが、
受験校としては、大体1~2校という感じです。
●安全校
以下、安全校と受験校数についてです。▽安全校とは?
安全校は、現時点での偏差値と比較して、何もなければ合格できそうな学校で、合格する確率としては80%以上といった学校です。
併願校として安全校も、ほとんどの方が受験しますが、
受験校としては、大体1~2校という感じです。
●お試し校/腕試し校
以下、お試し校/腕試し校と受験校数についてです。▽お試し校/腕試し校とは?
お試し校/腕試し校は、本番受験を経験するという目的と、実力を試して自信を持ってもらうということを目的に受験する学校で、安全校といえば安全校ですが、よほどのことがない限り、実際には入学しない学校です。
首都圏の方であれば、お試し校/腕試し校もほとんどの方が受験しますが、
受験校としては、大体1~2校という感じです。
[ご参考]
まとめ
受験する学校の難易度による種類と受験する学校数をまとめると、以下のようになります。学校の難易度/種類
受験する学校数
第一志望校
1校
チャレンジ校
0~1校
実力相応校
1~2校
安全校
1~2校
お試し校/腕試し校
1~2校
しつこいようですが、
同じ学校を2回以上受ける場合も、それぞれ1校として扱っています。
上記の受験する学校数からもわかるように、
少なくとも4校、多くとも8校受験する場合は、やはり、一人当たりの平均としては6校程度の受験になると思います。
あとは、
先でも述べているように、第一志望校を軸に、併願校の入試日程と照らし合わせて中学受験日程を決めていくことになります。
ご参考
ご参考までに、うちが、第一志望校であった麻布を軸に、悩みに悩んで最終的に出願し、受験したのは、
入試日
学校名
学校の難易度/種類
となっており、
今振り返ってみると、安全校は一つもないことがわかります。(わかりました...)
というか、
「チャレンジあるのみ」
といった感じでした。
ちなみに、
このブログでも何度か述べていますが、
渋幕(チャレンジ校)はもともと、受験するつもりは全くありませんでした。
[ご参考]
ただ、
一つだけ言えることは、
第一志望校の受験前である1月受験において、栄東(東大特待)、渋幕へチャレンジし、合格できたことがかなり大きいです。
特に、
1月に渋幕に合格したことで、入学するのは麻布か渋幕のどちらかと決めていたということもあり、2月2日以降に安全校は一つもないという理由もあります。
[ご参考]
東京、神奈川の方にとっては、1月受験は、お試し校/腕試し校の色が強いですが、
チャレンジ校へ挑戦するということも大いにアリです。
最後に
今回、中学受験における受験日程の組み方について、色々と述べましたが、先でも述べているように、
受験する学校や地域によっても大きく変わってきますし、人それぞれです。
ただ、
チャレンジ校はともかく、受験日程の組み方としては、
第一志望校を軸に、併願校である
・実力相応校
・安全校
・お試し校/腕試し校
・安全校
・お試し校/腕試し校
をバランスよく組み合わせることがポイントになります。
うちは、バランスが悪かったですが...
いずれにせよ、
中学受験において、受験日程を組むことは、非常に悩ましいですが、
特に、
実力相応校、安全校を慎重に判断しながら受験日程を組むことをおすすめします。