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中学受験において11月にやるべきこと(本番まで時間は十分ある!)
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験においては、11月に入ると、
「模擬試験も佳境」
を迎え、
「志望校の過去問を本格的に解く」
という時期になります。
また、
受験生も親も1週間があっという間に過ぎてしまい、今まで以上に色んな意味で忙しくなります。
そこで、
今回は、中学受験において11月にやるべきことについて、僕の考えを述べます。
[目次]
中学受験において11月にやるべきこと
模擬試験を受ける
・公開模試を受ける
・弱点を見つけ出し克服する
・志望校の偏差値に届かない
過去問を解く
・模擬試験を優先する場合
・過去問を優先する場合
・過去問を解いても合格点に届かない
優先順位をつけて対策
最後に
中学受験において11月にやるべきこと
模擬試験を受ける
・公開模試を受ける
・弱点を見つけ出し克服する
・志望校の偏差値に届かない
過去問を解く
・模擬試験を優先する場合
・過去問を優先する場合
・過去問を解いても合格点に届かない
優先順位をつけて対策
最後に
中学受験において11月にやるべきこと
以下、僕が考える中学受験において11月にやるべきことで、大きくは、
ズバリ!
▽11月にやるべきこと
の2つあります。
当たり前といえば当たり前のことですが、
僕なりの考えと理由があります。
ということで、
それぞれについて説明します。
模擬試験を受ける
僕が考える中学受験において11月にやるべきことの1つ目は、「模擬試験」
です。
うちの息子が受験のときは、塾の勧めということもありますが、
11月は、色んな模擬試験を受けています。
公開模試を受ける
9月から12月中旬まで、主要な塾では公開模試が実施されますが、自塾の公開模試だけではなく、色んな塾の公開模試を受けることも必要です。
そういう意味では、
模擬試験を受けること自体は、10月からの継続となりますが、
「11月は可能な限り模擬試験を受ける」
ことをおすすめします。
[ご参考]
やはり、
自塾に閉じた模擬試験だけではなく、色んな塾の受験生が受ける公開模試で、
自分の立ち位置を確認することが必要です。
弱点を見つけ出し克服する
模擬試験は受けるだけではなく、模擬試験の結果をもとに自己分析をしっかり行い、「苦手科目や苦手分野を克服すること」
が重要です。
[ご参考]
このブログでも何度か述べていますが、
この時期は、まだ模擬試験の結果には、あまりとらわれずに、
冷静に自己分析を行うことが重要です。
※自己分析や模擬試験結果については、下記の記事も参考にしてみてください。
[ご参考]
志望校の偏差値に届かない
ほとんどの方は、模擬試験の結果を見て、
「志望校の偏差値に届かない」
といった模擬試験の結果を非常に気にしますが、
そこは冷静になる必要があります。
もちろん、
冷静になれないのは、よくわかりますが...
これは考え方次第ですが、12月に入ると、実施される模擬試験はぐんと減ります。
多分、
12月に入ると、模擬試験を受けたとしても1回、多く受けたとしても2回です。
そのため、
現時点で、どの科目の、どの分野の、どんな問題に弱いのかを判断して、
「弱点を教えてくれるのは模擬試験」
であり、
模擬試験が頻繁に実施される11月は、中学受験において貴重な時期です。
逆にいうと、
本番受験に向けて模擬試験が徐々に減っていくということは、
「誰も弱点を教えてくれなくなる」
ということになります。
そして、
11月のうちに、模擬試験の結果をもとに早めに弱点を確認、対策し、
仮に結果が悪い場合は、
「早めにショックを受けておく」
というのが11月です。
これが12月だと、精神的にかなりキツイです。
うちは、中学受験において、12月に受けた最後の模試が過去最悪な結果でした。
[ご参考]
そういう意味では、
僕から言わせれば、
模擬試験の結果が悪くても、
「11月ならまだ大丈夫」
です。
うちのように、成績の波(模擬試験の結果の波)が激しく、突貫工事のような受験勉強にならないようにしてください。
過去問を解く
僕が考える中学受験において11月にやるべきことの2つ目は、「過去問」
です。
うちは、過去問を本格的に解き始めたのが遅く、12月からということもあり、
もっと早くから始めておけばよかったという反省もあり、11月にやるべきことに挙げています。
※あくまでも本格的にです。
[ご参考]
また、
11月になると、本格的に過去問を解くという方も多いです。
過去問は、中学受験においては、受験勉強の集大成と言っても過言ではないです。
※過去問については、下記の記事も参考にしてみてください。
[ご参考]
ただし、
僕の考えでは、
11月は、どちらかというと、過去問よりも模擬試験での弱点強化を優先した方がよいと考えています。
もちろん、
過去問を解くことも必要ですが、
あくまでも、
「過去問と模擬試験の優先順位」
という意味での話です。
というか、
11月に色んな公開模擬試験を受けて、自己分析を行い、克服すべき箇所の勉強をしていると、
現実的には過去問を本格的に解く時間はあまりないのが現実だと思います。
実際、
うちは、普段の塾もある中で、模擬試験のふりかえり、弱点の受験勉強をしていると、
過去問を解く時間がほとんどなかったというのが実態でした。
いずれにせよ、
・模擬試験を優先するか?
・過去問を優先するか?
・過去問を優先するか?
は、人によって違います。
模擬試験を優先する場合
11月に模擬試験を頻繁に受けて、模擬試験を優先する場合は、過去問と模擬試験のウエイトは、
・過去問 < 模擬試験
という感じになり、
仮に、余裕があれば過去問を解くという感じになります。
※ぶっちゃけ、余裕はないと思いますが...
しつこいようですが、
僕の考えは、11月の理想は、模擬試験での弱点強化を優先するというのがこの状態です。
過去問を優先する場合
11月に模擬試験をあまり受けないで過去問を優先するという場合は、過去問と模擬試験のウエイトは、
・過去問 > 模擬試験
という感じになり、志望校の過去問中心の勉強でよいと思います。
ただし、
先で述べているとおり、
模擬試験の結果を分析できており、ある程度弱点を克服できているという状態での話です。
過去問を解いても合格点に届かない
一応、お伝えしておきますが、この時期に、過去問を解いて、
「合格最低点に届かない」
「志望校を変えるしかない」
と悩むと思いますが、
皆さんそうです。
この時期に、
「過去問が解けないのは当たり前」
のことです。
そういう意味では、
本番受験でようやく合格点に達するという感じになるかと...
[ご参考]
ちなみに、
12月は、有無を言わさずに、ひたすら第一志望校はもちろんのこと、併願校も含めた過去問が中心の受験勉強になります。
優先順位をつけて対策
結局、僕が何を言いたいのかというと、11月に
全力で、
「模擬試験も過去問も両方取り組むのは無理」
です。
そのため、
「どちらも中途半端にならないように」
どちらかにウエイトをおき、
「優先順位をつけて対策しましょう」
ということです。
・模擬試験を受けるだけ受けておしまい
・過去問を解くだけ解いておしまい
・過去問を解くだけ解いておしまい
とならないように、
模擬試験、過去問とも
「解けない問題をきちんと理解すること」
が何よりも重要です。
最後に
今回、中学受験において、11月にやるべきことについて、僕の意見を色々と述べましたが、先でも述べているように、
11月は、模擬試験を可能な限り受けて、結果を元に自己分析を行い、苦手科目、苦手分野を克服すること
です。
そして、
「余裕があれば志望校の過去問を解く」
ということが、
11月にやるべきことだと僕は考えています。
※余裕がある受験生はいないと思いますが...
また、
このブログでも何度も述べていますが、
模擬試験や結果の分析などは、受験生である親がみてあげる必要があり、受験生である子供の本番受験に向けた最終的な学習計画をコーディネートする必要があります。
逆にいうと、
受験生である子供が自分の力で模擬試験の結果をきめ細かく分析するのは不可能です。
というか、
無理です。
中学受験においては、11月からは本番受験に向けてラストスパートです。
焦らせるつもりはありませんが、
2月1日を本番受験日とした場合、11月は100日を切っています。
1月受験を考えると、もう2ヵ月とちょっとしかありませんが、
「まだ時間は十分にあります」
これからのラストスパートの時期を大切にしてください。