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中学受験における過去問のやり方・解き方を5つのポイントで解説!

中学受験における過去問のやり方・解き方を5つのポイントで解説!
※本ページにはプロモーションが含まれています

こんばんは!

中学受験ブログ「受験ラッシュ!」の僕です。

夜中にご覧いただきありがとうございます。

今日は、4月25日(木)です。

2月1日の本番受験まで、あと282日です!

プロフィールはこちらより



はじめに

中学受験において、

本番受験に向けて、誰もが志望校の過去問を解きますが、

過去問のやり方・解き方がわからない!

と悩む方も多いと思います。

そのような中で、

正直、適当かつ闇雲に過去問を解くことはおすすめできません。

そこで!

今回は、中学受験における過去問のやり方・解き方について、うちの経験を踏まえて説明します。


過去問を解いても最低点に届かない!

中学受験における過去問のやり方・解き方を説明する前に、

これだけ、最初にお伝えしておきます。

最初に言っておきますが、

第一志望校をはじめ併願校も含め、

志望校の過去問を解いて、

最初(初回)は、

最低点に届かないのは当たり前!

です。

逆に、

解けない問題の方が多いのは当たり前!

と考えておいた方が無難です。

[ご参考]

そのため、過去問が解けないからといって、

安易に第一志望校や併願校など

志望校を見直すことは禁物!

です。

実際、うちは、最初に解いた過去問で、

最低点に届いたことは一度もない!

ですが、第一志望校を貫き通したことで、

最終的には、麻布、渋幕をはじめとする、

受験校全てに合格(全勝)!

しています。

[ご参考]
入試日
学校
結果
1月10日
栄東中学校(A日程)
合格
1月12日
栄東中学校(東大特待クラス)
合格
1月22日
渋谷教育学園幕張中学校(一次入試)
合格
2月1日
麻布中学校
合格
2月2日
本郷中学校(第2回)
合格
2月3日
浅野中学校
合格

後ほど詳しく述べますが、

過去問は、本番受験までの志望校の教科書、テキストと捉えて、解き方を理解することが何よりも重要です。

ということで、

これから、うちが実際にやっていた、中学受験における過去問のやり方・解き方について説明します。


中学受験での過去問のやり方・解き方!

以下、僕がおすすめする中学受験における過去問のやり方・解き方で、

大きくは、


という5つのポイントがあります。

※もちろん、うちの息子も、基本的には上記のやり方・解き方で過去問を解いて受験勉強していました。

次から、それぞれについて詳しく説明します。


過去問は上位校から解く!

僕がおすすめする中学受験における過去問のやり方・解き方の1つ目は、

過去問は上位校から解く!

です。

中学受験においては、志望校の中から実際の受験校を決める上で、色んな学校の過去問を解くことになると思いますが、

過去問を解く順番は、上位校から解くことをおすすめします。

簡単に言うと、偏差値の高い学校の過去問から、徐々に偏差値の低い下位校の過去問を解いていくという順番で解くということです。

例えば、

偏差値
志望校
過去問を解く順番
65
A中学校
←1番目に解く
60
B中学校
←2番目に解く
55
C中学校
←3番目に解く
50
D中学校
←4番目に解く

というイメージです。

ここでいう上位校とは、一番偏差値が高い学校の過去問、つまり、ほとんどの人は第一志望校がそれに当たると思います。

過去問を上位校から解く理由は、最初に難しい問題を解いて理解することによって、下位の学校の過去問を解いていくうちに、だんだん簡単になっていくという感覚を身につけて、自信をつけることを目的にしています。

※だんだん難しくなるよりは、最初に難しい問題を解いた方が、色んな意味であとが楽です。

もちろん、受験生によっては、偏差値が高い学校の問題が難しいとは一概には言えませんが、最初は、偏差値が高い学校から順番で解くことで、問題が合う学校、合わない学校が見えてきます。


過去問は本番受験と同じ時間で解く!

僕がおすすめする中学受験における過去問のやり方・解き方の2つ目は、

過去問は本番受験と同じ時間で解く!

です。

ちなみに、同じ時間と言っても、試験開始~終了と同じ時間帯という意味ではなく、1科目60分間の試験時間であれば、60分間で解くという意味です。

※もちろん、1回くらいは同じ時間帯で解いてもよいですが...

例えば、

うちの息子の第一志望校であった、

麻布中学校であれば、

入試科目
試験時間
補足(配点)
国語
60分
60点
算数
60分
60点
理科
50分
40点
社会
50分
40点

という試験時間で解くことをおすすめします。

過去問を本番受験と同じ試験時間で解く理由は、実際の試験時間で、現時点の自分の実力を把握するというのは当たり前のことですが、それ以外にも、試験時間に対しての問題量を見極めて、

確実に解く問題と捨てる問題を見極める!

という力と感覚を身につけるためです。

[ご参考]


第一志望校の過去問は10年分解く!

僕がおすすめする中学受験における過去問のやり方・解き方の3つ目は、

第一志望校の過去問は10年分解く!

です。

ぶっちゃけ、小学生の子供が10年分の過去問を解くことは、

かなりキツイ!

です。

しかし、第一志望校合格に向けては、これは仕方がないことであり、これが中学受験です。

また、中学受験の過去問は、出版社や学校によって収録されている年数が、3年間~10年間と千差万別です。

[ご参考]

そのため、10年分の過去問を入手することができないという場合もありますが、可能であれば、第一志望校の過去問については、最低でも10年分解くことをおすすめします。

やはり、第一志望校ということもあり、受験勉強はもちろんのこと、過去問についても併願校よりウエイトを置く必要があります。

また、第一志望校の過去問を10年分解くと、その学校の問題の色んなことが見えてきます。

逆にいうと、

第一志望校の入試のクセや特徴を見抜くためにも10年分解くことは必要です。

[ご参考]


併願校の過去問は5年分解く!

僕がおすすめする中学受験における過去問のやり方・解き方の4つ目は、

併願校の過去問は5年分解く!

です。

併願校の過去問については、第一志望校の過去問とは違い、

・どれくらい解く時間を確保できるか?
・どれくらいの数の学校を受験するか?

にもよりますが、実際に受験する併願校については、最低でも3年~5年分は解くことをおすすめします。

[ご参考]

ちなみに、他の記事でも何回か述べていますが、僕の息子が急遽受験することになった「渋幕」については、過去問は持っておらず、全く解いていません...

それ以前に、あまりにも急に受験することになったため、過去問を準備する時間や解く時間が全くありませんでした...

[ご参考]


同じ過去問でも何回も解く!

僕がおすすめする中学受験における過去問のやり方・解き方の5つ目は、

同じ過去問でも何回も解く!

です。

しつこいようですが、

やはり、過去問は何回か解いていると、

受験する学校の問題のクセや特徴!

が見えてきます。

過去問は、一度解いて終わりではなく、きちんと理解し、解答を導き出せるようになるまでに何回も解かなければ意味がありません。

過去問というと、一度解いて終わりにしてしまいがちですが、そうではありません。

中学受験において、過去問は、

志望校の教科書やテキスト!

と捉えて、理解するまで何回も解いて、理解することが何よりも重要です。

※過去問を解く時期は、時間がない時期ですが、理解するまでの時間は惜しまないようにしましょう!

うちの場合は、第一志望校の過去問は2回やり、3回目は不安な問題や理解が怪しいを中心にやりました。

また、実際に入学する可能性がある併願校(2月校)の過去問も最低2回はやっています。

[ご参考]
受験校
過去問
備考
麻布
10年分×2回
第一志望校
本郷
5年分×2回
実力相応校
浅野
5年分×2回
実力相応校
栄東(A日程)
5年分×2回
お試し校
栄東(東大特待)
5年分×1回
チャレンジ校
渋幕
0回
チャレンジ校

※先でも述べていますが、「渋幕」については、過去問なしで挑んでいます。


最後に

今回は、中学受験における過去問のやり方・解き方について、うちの経験を踏まえて色々と述べましたが、

うちが本格的に過去問を解き始めたのは、12月末から1月と、ほぼ本番受験直前の時期で、1月は集中的に過去問を解いて、解答の解説を理解することに、ほとんどの時間を費やしていました。

[ご参考]

今思えば、もっと早い時期から過去問を解かせればよかったと考えていますが、逆に、本番受験直前に集中的に過去問を解くことに主眼を置いていたということがよかったような気もしています。

いずれにせよ、

志望校の入試問題に関する情報は、過去問しかないため、

過去問 = 志望校のテキスト!

と捉え、志望校対策することが重要であり必要不可欠です。

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