はじめに
中学受験において、
試験当日は、
「試験会場にどれくらい前に行くか?」
で、悩む方も多いと思います。
もちろん、早めに行く方や、集合時間に合わせて行く方など、人それぞれですが、
「早く行くメリット!」
はあります。
そこで、今回は、中学受験において試験会場に早く行くメリットなどについて、うちの経験を踏まえて色々と述べたいと思います。
中学受験において試験当日どれくらい前に行くか?
あくまでも僕の考えというか、うちの息子が受験したときの経験から言いますが、
「試験会場には早く行くに越したことはない!」
です。
なおかつ、
「試験会場にどれくらい前に行っていたか?」
というと、
うちは、
「かなり早く行っていました!」
もう少し具体的に言うと、
試験開始というか、集合時間の約1時間30分から2時間前には、試験会場に到着するようにしていました。
そういう意味では、
「試験会場には7:00頃には到着していた!」
というのが実態です。
では、
「なぜ早く行っていたのか?」
という理由は、大きくは、
・試験開始(集合時間)に遅れないため!
・場の雰囲気に慣れるため!
・頭の回転を良くするため!
というメリットがあるという理由です。
それぞれについて、次から説明します。
中学受験において試験会場に早く行くメリット!
以下、中学受験において試験会場に早く行くメリットについてです。
試験開始(集合時間)に遅れないため!
中学受験において試験会場に早く行くメリットの一つ目は、
「試験開始(集合時間)に遅れないため!」
です。
当たり前といえば当たり前のことですが、
やはり、
受験する学校の試験会場に早く行く目的は、何と言っても、試験開始(集合時間)に遅れないためです。(当たり前ですが...)
というよりも、
何か起きた場合のことを考慮して、いわば、リスクヘッジのためです。
中学受験だけの話ではありませんが、本番受験は真冬に実施されるため、雪が降って交通機関が止まったり、乱れる可能性もあります。
また、電車の場合は、車両故障などの色んなハプニングが発生する可能性があります。
そのため、
本番受験当日は早く家を出て、このようなハプニングが発生しても、代替手段で試験会場に行くことができるというメリットがあるため、早めに試験会場に行くことをおすすめします!
場の雰囲気に慣れるため!
中学受験において試験会場に早く行くメリットの二つ目は、
「場の雰囲気に慣れるため!」
です。
他の記事でも述べていますが、模擬試験会場に行くのとは違い、本番受験日当日は、受験する学校である試験会場の場の雰囲気が全く違います。
これは、中学受験を経験した方でないとわからないと思いますが、受験生、受験生の親、塾の関係者など、試験会場付近は人が多いということもありますが、受験する学校によっては、場に圧倒されてしまいます。
そのため、
早めに試験会場に行って、その場の雰囲気に慣れるというか、受験生である子供に、その場の雰囲気に慣れさせるという目的もあります。
また、早く試験会場に行くことは、同時に試験会場だけではなく、実際に受験する試験教室にも早く入ることができるため、
「実際に受験する教室の雰囲気に慣れる!」
ことができるというメリットもあります。
いずれにせよ、
実際に受験する教室に1時間前に入るのと、ギリギリに入るのとでは、受験生である子供の慣れ方は大きく違いますし、早く試験教室に入り、ある程度慣れることで、緊張もほぐれると思います。
頭の回転を良くするため!
中学受験において試験会場に早く行くメリットの三つ目は、
「頭の回転を良くするため!」
です。
これは人によると思いますが、人間の脳は朝起きてからそれなりに回転するするまでに、数時間かかるとよく言われています。
そのため、朝早起きして試験会場に早く行くことによって、受験生である子供の頭の回転を良くしよう!という目的もあります。
実際、うちの息子のように寝起きが悪い子供の場合は、早めに試験会場に行って、目を覚まさせることができるというメリットもあります。
うちが実際に試験会場に行っていた時間!
ご参考までに、うちが実際に試験会場に行っていた時間をこれからご紹介します。
その前に!
例えば、都内在住で1月受験で、埼玉や千葉の学校を受験する方も多く、受験日前日から、受験校近くのホテルに泊まる方もいらっしゃると思います。
うちは、試験会場が遠くてもホテルに泊まることは一切せずに、本番受験日当日に自宅から試験会場に移動しています。
理由は単純に、ホテルに泊まるまでの準備が面倒なことと、普段の生活環境や生活のリズムをあまり変えたくないという理由です。
[ご参考]
・中学受験における本番前日の過ごし方!
うちの場合は、栄東(埼玉)、渋幕(千葉)がかなり遠い受験校でしたが、ほぼ、始発の電車に乗って、電車の中でおにぎりやお菓子などを食べさせて、試験会場に行っていました。
ということで、
うちの息子が受験した学校である
入試日
学校
備考
1月10日
栄東(A日程)
お試し校
1月12日
栄東(東大特待)
チャレンジ校
1月22日
渋幕(一次入試)
チャレンジ校
2月1日
麻布
第一志望校
2月2日
本郷(第2回)
実力相応校
2月3日
浅野
実力相応校
に、実際、何時くらいに行っていたのか(到着していたのか)をご紹介します。
栄東(A日程)
うちの息子が受験したときは、さとえ小学校が試験会場でしたが、2018年度入試から栄北高等学校に変更になりました。
いずれにせよ、うちの息子が受験したときは、東大宮駅から試験会場まで、シャトルバスが出ており、そのシャトルバスの始発に乗ったので、
「7:00前には最寄駅である東大宮駅に到着!」
していたという感じです。
[ご参考]
・「栄東中学校(A日程)」の受験体験記!
栄東(東大特待)
栄東(東大特待)の試験会場は、栄東中学校本校でしたが、A日程と同じように、
「7:00前には最寄駅である東大宮駅に到着!」
していたという感じです。
[ご参考]
・「栄東中学校(東大特待)」の受験体験記!
渋幕(一次入試)
うちは、渋幕の受験を急に決めたため、学校説明会や文化祭など、一度も渋幕に行ったことがなく、本番受験日当日に初めて行きました。
[ご参考]
・中学受験において過去問を解かないで受験することはアリか?
そんな状況だったということもありますが、7:00前には最寄駅である海浜幕張駅に着いており、
「7:00頃には渋幕に到着!」
していました。
※やはり、初めて行く学校や試験会場って、ちょっと不安ですよね!
[ご参考]
・「渋谷教育学園幕張中学校(一次入試)」の受験体験記!
麻布
麻布は、学校説明会、文化祭など、何度も足を運んでおり、自宅から比較的近いということもありましたが、他の学校と同様に、
「7:00頃には麻布に到着!」
していました。
[ご参考]
・「麻布中学校」の受験体験記!
ちなみに、麻布の受験日(2月1日)は、塾主催の激励会の後、麻布受験生と一緒に麻布に行くというイベントもありましたが、うちは激励会には参加せずに、単独で行っています。
[ご参考]
・中学受験において塾はいつまで行くべきか?
2021年度入試は、新型コロナウイルス(COVID-19)もあり、そのようなイベントはないとは思いますが...
本郷(第2回)
本郷も何度か足を運んでいたということもありますが、他の学校と同様に、7:00前には最寄駅である巣鴨駅に到着しており、
「7:00頃には本郷に到着!」
していました。
[ご参考]
・「本郷中学校(第2回)」の受験体験記!
浅野
浅野は、うちの最後の本番受験ということもあり、いつものように7:00くらいに到着するようにしていましたが、連日の本番受験でかなり疲れていたということもあり、ちょっと遅く、
「7:15頃には浅野に到着!」
していました。
[ご参考]
・「浅野中学校」の受験体験記!
まとめ!
うちの息子が受験した学校にどのくらいに行っていたか(到着していたか)をまとめると、
うちは、試験会場が遠い近いにかかわらず、
「7:00頃には到着していた!」
というのが実態です。
受験生の親(保護者)にもメリット!
先で、受験生である子供が試験会場に早く行くメリットについて述べていますが、子供だけではなく、親にもメリットがあります。
それは、試験会場に早く行くことで、親(保護者)の待機場所である講堂などの席、それも、自由に動くことができる通路側の席を確保することができるというメリットもあります。
気にしない方は気にしないとは思いますが...
[ご参考]
・中学受験における本番受験中の待機時間の過ごし方!
最後に
今回、中学受験において試験会場に早く行くメリットなどについて、うちの経験を踏まえて色々と述べましたが、
本番受験日当日は、受験生である子供も、付き添いの親も、
「朝から本当に忙しい一日!」
になります。
そのため、前日は早めに休むようにしましょう!
※緊張して眠れないかもしれませんが...