はじめに
そろそろ第一志望校はもちろんですが、併願校も真面目に検討する時期になってきました。
そのような中で、渋谷教育学園幕張中学校(渋幕)が第一志望校という方も多いと思います。
そこで、今回は、中学受験における「渋幕」の併願校について、色々と述べたいと思います。
※「渋幕」の併願校を受験日別、男女別にご紹介します!
「渋幕」の併願校を徹底解析!
以下、僕が考える「渋幕」の代表的な併願校となります。
その前に!
以前、
・中学受験における千葉の御三家とは?
という記事でも述べているように、千葉の御三家、かつ、鉄緑会の指定校でもある「渋幕」は、1月22日(一次入試)、2月2日(二次入試)と2回受験するチャンスがあります。
そのため、1月22日の一次入試が不合格だった場合でも、2月2日に再度、二次入試にチャレンジすることが出来ます。
しかし、2回受験するチャンスがあるとはいえ、2月2日の二次入試は、募集人員も少なく、かつ、偏差値も上がるため、1月24日の一次入試の合格発表までに、現実的に入学を考える学校の合格を手に入れておくことも重要だと考えます。
また、千葉の御三家である渋幕、市川、東邦大東邦は、入試日が重なっていないため、千葉の御三家を全て受験出来るという点も千葉受験のポイントとなります。
その点も踏まえて、渋幕の併願校について述べます!
1月19日まで
1月受験(埼玉、千葉)には、お試し受験と本当の併願のための受験という、大きくは2つの目的があります。
「渋幕」を第一志望校とする方は千葉の方が多いと思われるため、実際の通学を考えた場合は、1月受験の中でも埼玉受験はお試し受験、千葉受験は実際の併願校という意味合いの方が強いかもしれません。
それはそうと、「渋幕」の1月19日までの代表的な併願校は、以下となります。
[共学校]
・栄東中学校 A日程(埼玉)
・開智中学校 先端A(埼玉)
・栄東中学校 東大特待(埼玉)
・栄東中学校 東大II(埼玉)
[女子校]
・淑徳与野中学校①(埼玉)
・浦和明の星女子中学(埼玉)
首都圏に在住で渋幕レベルの受験生であれば、偏差値の観点からは、1月19日までの埼玉受験は、まずは栄東(A日程)からスタートして、同等レベルの受験生が受験する栄東(東大特待)の受験は外せないと思います。
いずれにせよ、「渋幕」を第一志望校とした場合の1月19日までの埼玉受験は、併願校の安全校というよりも、本番受験に慣れる、自分の実力を試すという意味で、2校くらい受験する感じです。
1月20日
以前、
・中学受験における入試の解禁日について!
という記事でも述べていますが、1月20日から千葉受験がスタートします。
「渋幕」を第一志望校とする場合の1月20日の代表的な併願校は、以下となります。
[共学校]
・市川中学校①(千葉)
先でも述べているように、1月20日は、まずは、千葉の御三家である市川を受験し、実力を試すという感じです。
1月21日
「渋幕」を第一志望校とする場合の1月21日の代表的な併願校は、以下となります。
[共学校]
・東邦大学付属東邦中学校 前期(千葉)
1月21日も同様に、千葉の御三家である東邦大東邦を受験するという感じです。
1月22日
1月22日はもちろん渋幕(一次入試)の入試日となります。
[共学校]
・渋谷教育学園幕張中学校①(千葉)
1月22日については、僕からこれ以上何も述べることはないです。
1月23日
1月20日の市川①で合格している場合は、1月23日は飛ばすことになると思いますが、「渋幕」を第一志望校とする場合の1月23日の代表的な併願校は、以下となります。
[共学校]
・芝浦工業大学柏中学校①(千葉)
言葉は悪いかもしれませんが、ここで現実的な千葉の安全校を確保するという感じです。
1月24日
1月24日は、渋幕の一次入試の合格発表日です。
当たり前ですが、ここで渋幕に合格すれば、受験は終了となります。(記念受験をしなければ...)
いずれにせよ、1月22日の一次入試で合格して、1月24日以降は受験しないことを願っています。
1月27日
1月27日は、渋幕の一次入試で残念ながら不合格だった場合の話です。
また、市川①、東邦大東邦(前期)も不合格だった場合で、「渋幕」を第一志望校とする場合の1月27日の代表的な併願校は、以下となります。
[共学校]
・芝浦工業大学柏中学校②(千葉)
もし、1月23日に芝工大柏①を受験して合格しているのであれば、ここは飛ばす感じです。
2月1日
2月1日も、渋幕の一次入試で残念ながら不合格だった場合の話です。
また、2月1日から、東京、神奈川の受験がスタートします。
「渋幕」を第一志望校とする場合の2月1日の代表的な併願校は、以下となります。
[男子校]
・開成中学校(東京)
・麻布中学校(東京)
・駒場東邦中学校(東京)
[女子校]
・桜蔭中学校(東京)
・女子学院中学校(東京)
・雙葉中学校(東京)
[共学校]
・渋谷教育学園渋谷中学校①(東京)
東京の御三家の学校を併願校というのは、ちょっと変な感じがしますが、渋幕レベルの受験生であれば、上記の学校が併願校となります。
また、記念受験として、渋幕の一次入試に合格しても、東京の御三家を受験する方も少なくないです。
2月2日
2月2日も、渋幕の一次入試で残念ながら不合格だった場合の話です。
2月2日はもちろん渋幕(二次入試)の入試日となります。
[共学校]
・渋谷教育学園幕張中学校②(千葉)
ここで、再度、渋幕にチャレンジするかは悩むかもしれませんが、渋幕を第一志望校とした場合は、やはり、渋幕となります。
2月2日については、僕からこれ以上何も述べることはないです。
2月3日
2月3日も、渋幕の一次入試で残念ながら不合格だった場合の話です。
また、2月3日は、渋幕の二次入試の合格発表日です。
それはそうと、「渋幕」を第一志望校とする場合の2月3日の代表的な併願校は、以下となります。
[共学校]
・東邦大学付属東邦中学校 後期(千葉)
もちろん、1月21日の東邦大東邦(前期)に合格しているのであれば、ここは飛ばすか、または、他の併願校を受験することになります。
2月4日
2月4日も、渋幕の一次入試で残念ながら不合格だった場合の話です。
「渋幕」を第一志望校とする場合の2月4日の代表的な併願校は、以下となります。
[共学校]
・市川中学校②(千葉)
もちろん、1月20日の市川①に合格しているのであれば、ここは飛ばすか、または、他の併願校を受験することになります。
2月5日
2月5日も、渋幕の一次入試で残念ながら不合格だった場合の話です。
「渋幕」を第一志望校とする場合の2月5日の代表的な併願校は、以下となります。
[共学校]
・渋谷教育学園渋谷中学校③(東京)
ただ、渋幕と同じ渋谷教育学園として渋渋を挙げていますが、偏差値がグンと高くなるため、他の併願校という選択肢ももちろんあります。
最後に
今回、「渋幕」を第一志望校とした場合の代表的な併願校をご紹介しましたが、どんな学校を受験するにせよ併願校を決めることは非常に悩むと思います。
ただ、やはり、併願校を選ぶ際は、同等の偏差値の学校と、確実に合格レベルにある学校の2つの組み合わせで受験することもポイントになります。
特に、併願校の2回目受験、3回目受験と、回を重ねる度に難しくなっていくため、現実的に行く学校を早めに合格しておくことも理想です。
最後に、よろしければ、渋幕に関する関連記事もご覧ください!