はじめに
「渋幕の東大合格者数の推移について!」という記事でも述べていますが、ここ数年で、名実ともに超難関校になった渋幕の凄さは、誰にも否定できません。
また、渋幕の実績はもちろんですが、人気も右肩上がりで、どこまでいってしまうのか?という感じです。
といことで、今回は、渋幕が超難関校になった理由について、僕の意見を述べたいと思います。
渋幕が超難関校になった理由を解説します!
以下、僕が考える渋幕が超難関校になった理由です。
受験日!
先の記事にも書いていますが、渋幕の受験日は、本当に良い受験日だと思います。
東京、神奈川は、2月1日から本格的な本番受験ラッシュが始まりますが、渋幕の受験日は、例年だと1月22日となっており、他の主たる中学校の受験日とかぶっていないということで、今となっては言葉は悪いですが、併願校として、御三家をはじめとする超難関校や難関校を受験するレベルの受験生が、渋幕を受験しやすいという特徴があります。
また、千葉の御三家である市川(1月20日)、東邦大東邦(1月21日)とも受験日がかぶっていないということもポイントです。
逆に言うと、それなりのレベルの受験生が、渋幕を受験しているとも言えます。
この1月22日という受験日についても、ちょうど、2月1日から始まる東京、神奈川受験の約10日前ということもあり、併願校として、早くもなく、遅くもないという、絶妙なタイミングであるとも言えます。
※ご参考までに、うちの息子の渋幕受験については、
・渋谷教育学園幕張中学校の受験体験記!
の記事をご覧ください!
シラバス!
シラバスとは?一言で言うと、学習計画を意味します。
渋幕には、「学習科目の内容と解説」という、きちんとしたシラバスがあり、学習計画に沿って、生徒自らすすんで学習することを目指しています。
シラバスが無かったり、シラバスがあっても見えない学校もある中で、渋幕はシラバスの見える化を積極的に行っていると言えます。
そのため、渋幕は、シラバスとして学習計画を示すことにより、入学してから、どのような勉強をするのか?を気にする、受験生の親の心をうまく掴んでおり、受験生の親にもかなり評価を得ています。(ちなみに、うちの家内は、渋幕にシラバスがあることを高評価していました...)
※シラバスについては、
・中学受験における「シラバス」とは?
の記事をご覧ください。
東大への合格者数!
シラバスに沿った学習により、日本では一番難しいとされる東大への合格者数を、渋幕はここ数年で、一気に伸ばしています。
やはり、これが、渋幕が超難関校になった一番大きな理由の一つであると、僕は考えています。
※この辺の具体的な話は、先程の
・渋幕の東大合格者数の推移について!
の記事をご覧ください。
また、東大だけではなく、国公私立大学の難関校への合格者数も多数出しており、渋幕は!まさにトップクラスの進学校となっています。
ちなみに、
・御三家など「鉄緑会」の指定校に合格したら直ぐにやるべきこと!
という記事でも述べていますが、渋幕は2017年から東大受験専門塾である「鉄緑会」の指定校になっており、「鉄緑会」も認めた学校となっています。
優秀な生徒の囲い込み!
優秀な生徒の囲い込みというと大げさですが、渋幕は、中高一貫校ではありますが、高校からも生徒を募集しています。
つまり、中学受験で生徒を募集して、高校でも生徒を募集するという2段階の募集を行っています。
これは、東大合格者数ではダントツ首位の開成と同じで、中学受験で学力の高い生徒が入学し、さらに、高校受験でも学力の高い生徒が入学するということになっています。
もちろんですが、東京の私立高校の偏差値トップは開成、千葉の私立高校の偏差値トップは渋幕となっており、両校とも偏差値はほとんど変わらないという状況です。
併願校から主校へ!
このブログでも何度か述べていますが、渋幕はもはや首都圏の受験生の併願校ではなく、第一志望校としての地位を確立しており、渋幕を主校とする受験生も多くいます。
実際、麻布と渋幕に合格して、渋幕に入学したという方を知っています。
以上が、僕が考える渋幕が超難関校になった理由となり、この、大きな5つの要因によって、毎年、偏差値も徐々に上がり、超難関校として今に至っていると考えています。
最後に
余談ですが、うちの息子が渋幕に合格した時に、周りから、「マジで!すごいじゃん!」と言われてました。
これが他の学校の場合は、「すごいじゃん!」で終わります。
この「マジで!」が付くか付かないかで、超難関校か否かが分かりますね!
ちなみに、麻布に合格した時は、「ヒョエー!マジで!すごいじゃん!」と、更に「ヒョエー!」が付いていましたが...
※筑駒や開成に合格した場合の反応は、誰か教えてください...
最後に、渋幕に関する記事を書く機会が多い僕ですが、決して、渋幕からの回し者ではありませんので!
※それなら、最初から渋幕に入学させていましたので...
いずれにせよ、渋幕の人気は今後も続きそうですね!
最後に、よろしければ、渋幕に関する関連記事もご覧ください!