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中学受験における入試解禁日について!(誰が何のために決めたのか?)
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中学受験ブログ「受験ラッシュ!」の僕です。
朝からご覧いただきありがとうございます。
今日は、10月9日(水)です。
2月1日の本番受験まで、あと115日です!
※プロフィールはこちらより
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はじめに
中学受験において、私立中学校の入試には
「入試解禁日」
つまり、
「入試が開始される日」
があり、
地域(首都圏、関西圏など)や都府県によっても違います。
また、
「誰が何のために入試解禁日を決めたのか?」
という疑問を持っている方もいると思います。
そこで、
今回は、中学受験における入試解禁日について色々と述べたいと思います。
[目次]
中学受験における入試解禁日について
・首都圏の入試解禁日について
・入試解禁日は誰が決めたのか?
・入試解禁日を決める理由は?
・主要な学校の入試解禁日について
・東京
・神奈川
・埼玉
・千葉
・関西圏の入試解禁日について
入試解禁日までの残り日数
最後に
中学受験における入試解禁日について
・首都圏の入試解禁日について
・入試解禁日は誰が決めたのか?
・入試解禁日を決める理由は?
・主要な学校の入試解禁日について
・東京
・神奈川
・埼玉
・千葉
・関西圏の入試解禁日について
入試解禁日までの残り日数
最後に
中学受験における入試解禁日について
以下、中学受験における入試解禁日と誰が何のために決めたのか?についてです。首都圏の入試解禁日について
まずは、おさらいですが、
中学受験における首都圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の私立中学校の入試解禁日は、
毎年、以下のとおりです。
※皆さん既に知っていると思いますが...
▽首都圏の入試解禁日
・埼玉・・・1月10日
・千葉・・・1月20日
・東京・・・2月1日
・神奈川・・2月1日
・千葉・・・1月20日
・東京・・・2月1日
・神奈川・・2月1日
上記にもあるように、
首都圏というか、埼玉、千葉、東京、神奈川の中では、埼玉が一番早く1月10日、次に千葉の1月20日、そして、東京と神奈川は同じく2月1日となっています。
また、
上記の入試解禁日は、曜日は関係なく、決まった日(毎年固定)となっています。
入試解禁日は誰が決めたのか?
次に、入試解禁日は誰が決めたのか?についてです。
中学受験において、私立中学校の入試解禁日を誰が決めたのかというと、
各都道府県の私学協会(またはそれに相当する機関)が決めています。
例えば、
東京であれば、
「東京私立中学高等学校協会」
が決めた日となります。
ちなみに、
東京でいうと、出願の開始日も東京私立中学高等学校協会で決められており、
これまでは、東京の出願開始日は、1月20日以降でしたが、
2019年度入試(平成31年度入試)からは、1月10日以降となり、10日ほど早まっています。
[ご参考]
まっ、
逆にいうと、
こういうことを決めるのが各都道府県の私学協会の役割ですね!
入試解禁日を決める理由は?
次に、入試解禁日を決める理由についてです。
「なぜ入試解禁日を決める必要があるの?」
という方も多いと思いますが、
なぜ、私学協会で入試の解禁日を決めているかというと、
一言でいうと、
各私立中学校間での
「青田買いを避けるため」
という理由です。
早い話が、
私学協会で入試解禁日を決めないと、各私立中学校では、優秀な生徒の奪い合いが始まり、公平な入試にならなくなるため、こうして、私学協会で解禁日を設けています。
そういう意味では、
各私立中学校も優秀な生徒を早く確保したいという意味では、一般企業への就職というか、一般企業の想いと同じです。
また、
余談となりますが、
東京と神奈川は2月1日が入試解禁日ですが、
埼玉、千葉は1月になっています。
その理由は、
埼玉と千葉には、もともと私立中学校が少なかったため、それなりの数の私立中学校が出来てから解禁日を決めたため、通学圏内である東京や神奈川からの優秀な生徒を確保したいということもあり、千葉は1月20日、その後、埼玉は千葉よりも早い1月10日になった模様です。
いずれにせよ、
各都道府県というか私学協会同士でも青田買いに近いことがあり、現在に至っています。
主要な学校の入試解禁日について
ここで、首都圏の主要な学校の入試解禁日についても少し述べておきます。
●東京
東京では、男子御三家(開成、麻布、武蔵)、女子御三家(桜蔭、女子学院、雙葉)をはじめとするほとんどの学校は、入試解禁日に合わせて2月1日入試が多いです。もちろん、
1回入試ではない学校は、2月1日以降も入試を実施しますが、やはり、東京では、2月1日は中学受験において特別な日であることに違いはありません。
[ご参考]
●神奈川
神奈川も、女子御三家(フェリス女学院、横浜雙葉、横浜共立学園)をはじめ、2月1日入試が多いですが、神奈川の男子御三家である、聖光学院、栄光学園は、2月2日入試、浅野は、2月3日入試となっています。
ちなみに、
神奈川の男子御三家が、東京の入試解禁日である2月1日を外しているところが、なかなか戦略的だなと思うのは僕だけでしょうか?
●埼玉
埼玉は、先でも述べていますが、首都圏では一番早い入試解禁日となっており、受験者数日本一の栄東をはじめ、開智、大宮開成など1月10日から開始する学校が多いです。ちなみに、
うちの息子も受験した栄東は、受験者数が日本一ということもあり、よく、初詣とか花火大会と言われるように、ものすごい人です。
[ご参考]
●千葉
千葉は、1月20日が入試解禁日となっており、1月20日入試もそれなりにありますが、千葉の御三家は、入試開始日がうまくばらけており、市川が1月20日、東邦大東邦が1月21日、渋幕が1月22日となっています。
これはこれで、
千葉の中で入試日がばらけているのも、なかなか戦略的だなと思うのは僕だけでしょうか?
ちなみに、
うちの息子も千葉入試として、渋幕を受験しています。
関西圏の入試解禁日について
関西圏にも入試解禁日がありますが、首都圏のように、各都道府県毎に決まっているのではなく、
大阪、京都、兵庫を中心にした、近隣の滋賀、奈良、和歌山も含めた2府4県で、
「統一入試日」
として入試日を統一しています。
2005年度入試までは、大阪、京都、兵庫で統一日が決まっていましたが、
2006年度入試から滋賀、奈良、和歌山も加わった模様です。
また、
この統一入試日は、毎年、日付が変わっており、大体、1月中旬の土曜日になっています。
ちなみに、
関西圏の統一入試日(入試解禁日)は、
▽関西圏の統一入試日
・2023年度入試・・・1月14日(土)
・2022年度入試・・・1月15日(土)
・2021年度入試・・・1月16日(土)
・2020年度入試・・・1月18日(土)
・2019年度入試・・・1月19日(土)
・2018年度入試・・・1月13日(土)
・2017年度入試・・・1月14日(土)
・2022年度入試・・・1月15日(土)
・2021年度入試・・・1月16日(土)
・2020年度入試・・・1月18日(土)
・2019年度入試・・・1月19日(土)
・2018年度入試・・・1月13日(土)
・2017年度入試・・・1月14日(土)
から開始となっています。
またまた、
ちなみにですが、
関西圏の統一入試日は、大学センター試験の日と重なっています...
仮に、兄弟で中学受験と大学受験が重なったりしたら、統一入試日は、親としては居ても立っても居られないですね!
入試解禁日までの残り日数
先で、首都圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)と関西圏の統一入試日について説明しましたが、
以下の記事で、入試解禁日までの残り日数をご紹介しています。
[ご参考]
よろしければご覧ください
最後に
今回、中学受験における入試解禁日について色々と述べましたが、入試解禁日一つをとっても、中学受験は奥が深いです...
それはそうとして、
首都圏では、1月10日の埼玉入試から本格的な受験ラッシュに突入します。
本番受験に向けては、体調管理が何より大事のため、
受験生、親御さん含め、お体には十分に気をつけてくださいませ!