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中学受験においてチャレンジ校を受験する基準や入学に関する不安について
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験において、志望校が合格圏内だった場合など、
模擬試験結果に、
志望校よりも偏差値が高い上位校が、
「チャレンジ校」
として載ってくる場合があります。
そのような中で、
「チャレンジ校もちょっと気になる?」
という方も多いと思います。
そこで、
今回は、中学受験におけるチャレンジ校への挑戦について、色々と述べたいと思います。
[目次]
中学受験におけるチャレンジ校について
・チャレンジ校とは?
・チャレンジ校に挑戦する基準
・1.第一志望校が合格圏内の場合
・2.受験日程が合う場合
・3.過去問で手応えがある場合
・チャレンジ校に入学してからの不安は?
・ご参考
最後に
中学受験におけるチャレンジ校について
・チャレンジ校とは?
・チャレンジ校に挑戦する基準
・1.第一志望校が合格圏内の場合
・2.受験日程が合う場合
・3.過去問で手応えがある場合
・チャレンジ校に入学してからの不安は?
・ご参考
最後に
中学受験におけるチャレンジ校について
以下、僕が考える中学受験におけるチャレンジ校についてです。チャレンジ校とは?
まずは、チャレンジ校そのものについてです。
チャレンジ校は、模擬試験の結果などで、志望校の判定が合格圏内だった場合など、
この成績なら、
「この学校にチャレンジするのもありでは?」
と、志望校よりも、ちょっと上位の学校の受験にチャレンジしてもよさそうな学校を教えてくれるという一種の、レコメンド(おすすめ)のようなものです。
チャレンジ校は、模擬試験の成績、偏差値などから、コンピュータで弾き出して決めていると思いますが、
例えば、
麻布が第一志望校で、模擬試験の成績が合格圏のような場合、チャレンジ校としては、開成などがチャレンジ校として出てきます。
そういう意味では、
チャレンジ校とは、
▽チャレンジ校とは?
・志望校よりも少し偏差値が高い学校
・合格できる可能性がある学校
・合格できる可能性がある学校
がチャレンジ校となります。
まっ、
一言でいうと、志望校よりも偏差値が高い一つ二つ上位の学校です。
チャレンジ校に挑戦する基準
次に、チャレンジ校に挑戦する基準について説明します。
模擬試験の結果に、チャレンジ校が出ているのを見て、
「チャレンジ校なんてとても無理」
と思う方もいるとは思いますが、
「チャレンジ校もちょっと気になる?」
という方も多いと思います。
あくまでも、
僕個人の考えとしては、
「チャレンジ校に挑戦することは大いにあり」
だと思います。
もちろん、
単にチャレンジ校に挑戦するのではなく、戦略的にチャレンジする必要があると考えています。
そして、
僕が考えるチャレンジ校に挑戦してもよい具体的な基準には、
大きくは、
▽チャレンジ校に挑戦してもよい基準
という3つあります。
ということで、
それぞれの基準について、次から説明します。
1.第一志望校が合格圏内の場合
僕がチャレンジ校に挑戦してもよいと考える1つ目の基準は、「第一志望校が合格圏内の場合」
です。
つまり、
模擬試験を受けるたびに常にチャレンジ校として出てきているような場合は、
チャレンジ校に挑戦してもよいと考えています。
あくまでも、
常に第一志望校が合格圏内(80%)の成績の場合です。
また、
もし、
チャレンジ校に合格した場合、通学や学校の教育方針などの要素はもちろんですが、
受験生である子供本人が行きたいと思うチャレンジ校であれば、チャレンジ校に挑戦することは大いにありだと思います。
2.受験日程が合う場合
僕がチャレンジ校に挑戦してもよいと考える2つ目の基準は、「受験日程が合う場合」
です。
つまり、
入試日の日程によって、チャレンジ校が受験できるような場合も、チャレンジ校にチャレンジしてもよいと考えています。
例えば、
よくある極端な例かもしれませんが、開成を本命(第一志望校)とした場合、
▽例
・2月1日:本命(開成)
・2月2日:安全校
・2月3日:チャレンジ校(筑駒)
・2月2日:安全校
・2月3日:チャレンジ校(筑駒)
などのように、筑駒をチャレンジ校として受験することもありです。
※実際、このケースは多いですが...
[ご参考]
3.過去問で手応えがある場合
僕がチャレンジ校に挑戦してもよいと考える3つ目の基準は、「過去問で手応えがある場合」
です。
中学受験においては、色んな学校の過去問を解くことになりますが、
チャレンジ校の過去問が意外に解けるような場合も、チャレンジ校にチャレンジしてもよいと考えています。
このブログでも何度か述べたことがありますが、過去問にはその学校のクセのようなものがあり、受験生である子供に合う合わないということが多々あります。
[ご参考]
そのような場合に、
実は、第一志望校よりもチャレンジ校の過去問の方が意外に解けたりする場合もあります。
※うちはありませんでしたが...
というのも、
なぜこのような話をしているかというと、
以前、僕のところにご相談いただいた方で、チャレンジ校の過去問を解かせてみたら意外に解けていたので、
子供に実際にチャレンジ校を受験させてみたら、見事に合格したという方がいました。
※ちなみに第一志望校にも合格されました。
そのため、
チャレンジ校の過去問が意外に解けるような場合も、チャレンジ校にチャレンジしてもよいと考えています。
チャレンジ校に入学してからの不安は?
話は一気に飛びますが、チャレンジ校に入学してからの不安について説明します。
もし、
チャレンジ校を受験し、合格して、入学を決めた場合、チャレンジ校に入学してからの不安も出てくると思います。
例えば、
チャレンジ校ということもあり、
入学してから
「学校の勉強についていけなくなるのでは?」
というような不安です。
しかし、
「決してそんなことはない」
というのが僕の考えです。
たとえ、
入学する学校がチャレンジ校だったとしても、合格している時点で、他の合格者と同じであり、入学した時点では、
他の合格者、入学者と
「同じスタートラインに立っています」
肝心なことは、入学後にどうするかです。
中学受験で合格したときの成績が、中学校に入学してからも同じような成績になるかというと決してそんなことはないです。
よくある話ですが、
好成績で合格した子が、入学してから成績が伸びない、
逆に、
ギリギリで合格したような子が、入学後に成績がグンと伸びるというようなことは、本当によくあります。
ご参考
あくまでもうちの場合ですが、中学受験生活の中で、一度だけ模擬試験の成績がよかったときがあり、
麻布が第一志望校で、チャレンジ校に開成が出てきたことがあります。
そのときは、正直、ちょっと嬉しかったことを今でも覚えています。
※いやっ、かなり嬉しかったです。
でも、そのあとは、第一志望校の麻布はずっと合格圏外でしたが...
そして、
このブログでも何度も述べていますが、うちは、本番受験前の最後の模擬試験は、第一志望校の麻布は、合格可能性20%以下でした...
[ご参考]
そのような中で、
うちは、チャレンジ校には程遠い麻布に、自らの意思で無謀ともいえるチャレンジをしたと言っても過言ではありません。
そういう意味では、
うちにとっては、麻布、渋幕は、まさにチャレンジ校でした...
最後に
今回、中学受験におけるチャレンジ校について、色々と述べましたが、志望校がなかなか決まらない中で、模擬試験の結果にチャレンジ校が出てくると、やはり、心に揺れが生じてしまいますね!
それも、
第一志望校とチャレンジ校の受験日が同じ日の場合は、特に悩んでしまいます...
そういう意味では、
受験生はもちろん、受験生の親にとっても、志望校選びは本当に難しい判断を余儀なくされます。
最後に、
チャレンジ校に挑戦することは大いにありです。
ただ、
チャレンジ校に挑戦する場合は、当たり前ですが、慎重に判断する必要があります。