はじめに
中学受験において、
本番受験が終わり、受験生である子供が試験教室から出てきた際に、
親としては
「どうだった?」
などと声をかけることがあると思います。
そのようなときに、子供が最初に発する試験を受けた感覚は、意外に合っていると感じています。
そこで、今回は、本番受験直後に子供が言う言葉について、うちの経験を色々と述べたいと思います。
本番受験後に子供が言う言葉は意外に合っているかも!
以下、中学受験において、本番受験後に子供が言う言葉についてです。
その前に!
本来であれば、本番受験直後に、受験生である子供にかける言葉としては、
親としては、
「どうだった?」
の前に、
「おつかれさん!」
「頑張ったね!」
とかなんでしょうけど、
やはり、
「どうだった?」
と聞いてしまいます...
※少なくとも、うちは聞いていました...
本番受験直後に、
「そういえば新しいポケモン出るらしいよ!」
とか
「最近、すき家の牛丼、味薄いよね!」
と言っても仕方ないので...
前振りが長くなってしまいましたが、
以下、うちの息子が受験した学校別に、本番受験直後に「どうだった?」と声をかけたあとに、どのような言葉を発したかをご紹介します!
栄東中学校(A日程)
1月10日、初戦(最初の本番受験)として、栄東(A日程)を受験しました。
栄東(A日程)は、最初の本番受験ということもあり、本番受験直後に家内が息子に
「どうだった?」
と聞くと、息子は、
「わからない!」
と答えたのみでした。
まっ、最初の本番受験ということもあり、本番受験の手応えの感覚がまだつかめていないため仕方がないですが、「わからない!」と言いながら翌日、合格発表を見たら合格していました!
[ご参考]
・「栄東中学校(A日程)」の受験体験記!
栄東中学校(東大特待)
1月12日、栄東(A日程)の2日後に、今度は同じ栄東の東大特待を受験しました。
栄東(A日程)を受験してから日が経っていないということと、栄東(A日程)に合格しているということもあり、少し受験慣れしてきた中で、いつものように、本番受験直後に家内が息子に
「どうだった?」
と聞くと、息子は、
「まあまあできたかも」
と言っていました。
僕も家内も自信過剰の息子の言うことはあまり気にせず、特待入試なので不合格でも仕方ないと思っていたら、なんと、合格していました!
[ご参考]
・「栄東中学校(東大特待)」の受験体験記!
このあたりから、
実際に受験している息子の言うことは、
「まんざら嘘でもない!」
と思うようになりました。
渋谷教育学園幕張中学校
栄東(東大特待)の受験から10日後、今度は、首都圏の1月受験の中でも最難関校である渋幕を受験しました。
このブログでも何度か述べていますが、渋幕の受験は、本当に急に決めたため、過去問すらやっておらず、無装備で受験しています。
[ご参考]
・中学受験において過去問を解かないで受験することはアリか?
うちの息子が受験した時は、日曜日ということもあり、僕も受験について行き、いつものように、本番受験直後、僕が息子に
「どんな感じ?」
と聞くと、息子は、
「意外とできたかも?」
と言っていました。
僕も家内も渋幕ということもありますが、何一つ渋幕対策をやらないで受験して、正直、息子には申し訳ないですが、合格することはないと思っていました。
しかし、受験してから2日後の合格発表を見てみると、なぜか、合格していました!
[ご参考]
・「渋谷教育学園幕張中学校(一次入試)」の受験体験記!
この渋幕の受験を機に、実際に受験している
「息子が言うことは合っている!」
と思うようになりました。
麻布中学校
2月1日、いよいよ本命の麻布を受験しました。
うちは、渋幕に合格していたということもあり、麻布が不合格だった場合は、渋幕に入学するつもりでいました。
[ご参考]
・麻布と渋幕に合格した場合、どちらに入学するか?
ただ、あくまでも本命は麻布でした。
そして、かなり受験慣れしてきた中で、いつものように、本番受験直後に家内が息子に
「どうだった?」
と聞くと、息子は、
「多分、合格してると思う!」
と言っていました。
僕も家内も、これまで息子が言うことは当たっていたため、心の中では、
「もしかして合格するんじゃない?」
という思いと、
「とはいうものの麻布だしなー?」
という思いがあり、合格発表を待っていました。
そして、受験してから2日後、運命の合格発表を見てみると、合格していました!
[ご参考]
・「麻布中学校」の受験体験記!
本郷中学校
2月2日、麻布を受験した次の日は、本郷を受験しました。
渋幕に合格していること、本命の麻布の受験が終わっているということもあり、2月2日以降は受験しなくていいんじゃないの?と思っていたら、息子が受けたいということで受験しています。
[ご参考]
・中学受験において入学しない学校の受験は無駄なのか?
そのような中で、本郷は淡々と受験し、いつものように本番受験直後に家内が息子に
「どうだった?」
と聞くと、息子は、
「まぁ、大丈夫だと思う。」
と言っていました。
僕も家内も本郷に合格しても入学することはないと思いながらも、受験日当日に合格発表を見てみると、合格していました!
[ご参考]
・「本郷中学校(第2回)」の受験体験記!
これで、実際に受験している息子が言うことに間違いはないと確信したのと同時に、
「もしかして麻布も合格?」
という思いが強くなりました。
浅野中学校
2月3日、長い中学受験生活の中で最後の受験として、浅野を受験しました。
この日は、午後から本命の麻布の合格発表があるということもありましたが、いつものように本番受験直後に家内が息子に
「どうだった?」
と聞くと、息子は、
「ダメ!全然ダメ!落ちた!」
と、これまでにはなく、全く自信がないことを言っていました。
連日の受験で疲れていたということもあると思いますが、僕も家内も受験した子供が言っているので、きっと不合格だろうと思っていましたが、翌日、合格発表を見てみると合格していました!
[ご参考]
・「浅野中学校」の受験体験記!
ちなみに、受験生であったうちの息子曰く、浅野は本当に落ちたと思っていたらしく、合格できたことが一番嬉しかったそうです。
最後に
今回、うちの場合の本番受験直後に
「どうだった?」
と聞いた後に、受験生である子供がどのような言葉を発したかを色々とご紹介しましたが、親としては、
どうしても
「試験どうだった?」
と聞いてしまいますね!
いずれにせよ、
「実際に受験した子供が言うこと!」
は、意外に合っており、
「嘘ではない!」
と思います。
やはり、受験した本人でないと、受験した感触はわかりませんね!