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中学受験において出願したけど入学しない残りの学校の受験は無駄か?
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験において、本番受験が進むにつれて、
出願してるけど、
「入学しない学校の受験をどうするか?」
で悩むことがあると思います。
早い話が、
入学する学校を決めており、
「残りの受験をどうするか?」
ということです。
そこで、
今回は、中学受験において出願したけど入学しない学校の受験は無駄なのか?について、
うちの経験を踏まえて述べます。
また、
2023年度の中学受験においても、新型コロナウイルスが拡大しているということもあり、
もし、
うちが同じ状況での受験だった場合、入学しない学校の受験どうしたか?についても述べたいと思います。
[目次]
入学しない学校の中学受験は無駄なのか?
・中学受験を早く終わらせたい
・受験を決めた学校は全て受験する
・結果的に全て受験
・連日の本番受験は大変
・中学受験は本人が10割
・入学しない学校の受験は無駄ではなかった
感染症禍での受験をどうするか?
この記事で伝えたいこと
最後に
入学しない学校の中学受験は無駄なのか?
・中学受験を早く終わらせたい
・受験を決めた学校は全て受験する
・結果的に全て受験
・連日の本番受験は大変
・中学受験は本人が10割
・入学しない学校の受験は無駄ではなかった
感染症禍での受験をどうするか?
この記事で伝えたいこと
最後に
入学しない学校の中学受験は無駄なのか?
以下、中学受験において出願したけど入学しない学校の受験は無駄なのか?について、うちの経験を踏まえて、僕の考えを述べます。
中学受験を早く終わらせたい
これまでも何度か述べたことがありますが、うちは、第一志望校である麻布(2/1)の受験前に、渋幕(1/22)に合格していたということもあり、麻布が不合格の場合は、渋幕に入学することを決めていました。
[ご参考]
状況としては、
受験日
学校
結果
入学の可能性
1/10
栄東(A日程)
合格
なし
1/12
栄東(東大特待)
合格
なし
1/22
渋幕(一次入試)
合格
あり
2/1
麻布
受験前
あり
2/2
本郷(第2回)
受験前
なし
2/3
浅野
受験前
なし
といった状況です。
そのため、
2月1日の麻布(第一志望校)の受験後である、
出願したけど入学する可能性がない
・2月2日の本郷(第2回)
・2月3日の浅野
・2月3日の浅野
の受験は、
「もう、受験しなくてもいいんじゃないの?」
と思っていました。
このように思っていたのは、僕だけではなく、家内も同じ気持ちでした。
早い話が、受験生の親としては、
「中学受験を早く終わらせたい」
という気持ちと、言葉は悪いですが、
たとえ合格したとしても
「入学しない学校の受験は無駄なのでは?」
という気持ちでした...
受験を決めた学校は全て受験する
そのような状況の中で、麻布の本番受験の数日前に、受験生である息子に対して、家内も僕もこんなことを言いました。
「もう、麻布か渋幕にしか入学しないよね?」
「本郷と浅野は受験しなくてもいいのでは?」
しかし、
その後、僕の息子は、予想に反してこんなことを口にしました。
「僕、このままパーフェクト合格を目指す」
「だから全部受けるよ」
つまり、
「出願した学校は全て受験する」
ということです。
僕は、息子が言った、
「パーフェクト合格を目指すから全部受ける」
という言葉を聞いて、
長い中学受験を通して、
「初めて息子をカッコいい」
と思いました。
そして、
僕と家内は、
「そうですか...」
といった感じでした。
そのとき、
僕は、何となく、息子がたくましくなったような感じがしたのと同時に、
「甘い考えをしていたのは親の方だった...」
と、少し反省をしました。
また、
本番受験に向けた最後の模擬試験で、過去最悪な結果だった日から、約1ヵ月後に、
「中学受験に対する受験生本人の意思」
が大きく変わった瞬間でもありました。
[ご参考]
結果的に全て受験
そして、うちの息子は、結果的に出願した全ての学校を受験し、何とか全て合格することができました。
受験日
学校
結果
備考
1/10
栄東(A日程)
合格
お試し校
1/12
栄東(東大特待)
合格
チャレンジ校
1/22
渋幕(一次入試)
合格
チャレンジ校
2/1
麻布
合格
第一志望校
2/2
本郷(第2回)
合格
実力相応校
2/3
浅野
合格
実力相応校
[ご参考]
ただ、
うちの場合、第一志望校である麻布の合格発表日と本番受験最終日であった浅野の受験日が同じ日(2月3日)ということもあり、
結果的に全て受験することになりましたが、
仮に、2月4日にも本番受験があった場合は、受験していたかどうかは不明です...
さすがに、
第一志望校に合格したあとの受験はしてはいなかったと思いますが...
連日の本番受験は大変
うちは、2月1日から2月3日まで、入学する可能性がない学校も含めて3日連続で本番受験を経験しましたが、受験生である息子はもちろんのこと、親(家内)も本当に精神力と体力を消耗し、疲れ果てていました。
特に、
本番受験最終日であった2月3日(浅野)の朝、息子はかなり疲れていました。
東京、神奈川の中学受験においては、2月1日から人によっては4日連続や5日連続という方もいると思いますが、かなり疲れるはずです。
やはり、
「連日の本番受験は大変」
であり、
「本番受験には精神力と体力が必要である」
と感じさせられました。
中学受験は本人が10割
このブログでも、中学受験を成功させるのは受験生の親である旨のことを何度か述べています。[ご参考]
僕としては、この考えは、今も変わることなく、今後も変わりません。
しかし、
「本番受験までは、受験生の親が9割」
ですが、
さすがに
「本番当日は、受験生である本人が10割」
です。
親は何もすることができないです...
ただ試験が終わるのを待つだけです...
そして、
合格発表を待つだけです...
そのため、
これから、第一志望校をはじめとする本番受験の方にとっては、
本番受験を経験する度に、
「受験生である子供をたくましい」
と感じることが多々あるかもしれません。
入学しない学校の受験は無駄ではなかった
先で述べているように、実際、うちは、息子本人の意思で、
もう絶対に、
「入学する可能性がない学校の受験」
もしています。
入学しない学校の受験に対する考え方は、人によっても違うとは思いますが、
本番受験を経験する度に、子供がたくましくなっていく姿をみていると、
今思えば、受験生である子供も親も何かしら成長できたという意味では、
入学しない学校の受験は、
「決して無駄ではなかった」
と考えています。
それも、
入学しない学校の残りの受験を親が決めたことではなく、
「受験生本人が決めたこと」
という点においては、なおさら無駄ではなかったと考えています。
感染症禍での受験をどうするか?
最初でも述べていますが、2023年度の中学受験においては、
2022年度と同様に、
新型コロナウイルスなどの感染症が拡大している中での受験ということもあり、うちが同じ状況での受験だった場合に、
「入学しない学校の受験どうしたか?」
について、ご参考までに述べておきます。
もし、
うちが、2023年度中学受験だった場合、
「入学しない学校の受験はしていない」
と思います。
これは、僕だけではなく、家内も息子も同じ意見です。
やはり、
受験生である子供はもちろんのこと、家族含めた健康が大事です。
もちろん、
入学しない学校の受験はしない方がいい!と言っているわけではないため、各ご家庭の判断かと思います。
この記事で伝えたいこと
先で、中学受験において入学しない学校の受験は無駄なのか?について、色々と述べていますが、最後に、
「僕がこの記事で伝えたいこと」
です。
先でも少し述べていますが、
最後の模擬試験(合不合判定テスト)で、過去最悪な結果だった日から、
たった1ヵ月で、
「息子の中学受験に対する意識」
が大きく変わっています。
うちは、最後の模試で過去最悪な結果だったにもかかわらず、諦めることなく、最後は全勝して中学受験を終えています。
やはり、
入学しない学校の受験をすると言った息子もそうですが、
最後は、
「中学受験は受験生本人の意思です」
そして、
僕が言いたいことは、
「本当に子供は短期間で大きく変わります」
いやっ、
「本番受験に入ってからも大きく変わります」
[ご参考]
そういう意味では、
本当に、
「中学受験は最後まで何が起こるかわかない」
です。
最後に
今回、中学受験において出願したけど入学しない学校の受験は無駄なのか?と題して、うちの経験を踏まえて色々と述べましたが、
このブログでも述べたことがあるように、
受験生である子供はもちろんですが、
中学受験は、
「親も成長する人生の中での大きなイベント」
です。
もちろん、
うちも、中学受験を通して僕も家内も成長したと自ら感じており、
そして、
何よりも受験生であった息子が一番、成長したと感じています。
また、
このブログのキャッチフレーズでもある、
「全て合格」
というネタができたことに感謝しています。
もし、本郷と浅野を受験して合格していなかったら、このブログは麻布と渋幕、栄東のネタだけでした...
そういう意味では、息子に感謝しています。
いずれにせよ、
中学受験は、
「最後は受験生本人の意思」
であり
「最後まで何が起こるかわからない」
です。