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中学受験において出願は早い方がいいと言われる理由について解説します
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験においては、出願の時期になると、
「出願は早い方がいい」
とよく言われており、そのようなことを耳にする機会も多くあります。
そのような中で、
「どうして早い方がいいの?」
と思っている方もいると思います。
そこで、
今回は、中学受験において出願は早い方がいいと言われる理由について、
うちの経験を踏まえて色々と説明します。
出願は早い方がいい理由について
以下、中学受験において出願は早い方がいいと言われる理由で、大きくは、
▽出願は早い方がいい理由
という、2つの理由があります。
ということで、
次から、詳しく説明します。
受験番号が早くなる(早く退室できる)
中学受験において出願は早い方がいいと言われる1つ目の理由は、「出願が早いと受験番号が早くなる」
という理由です。
つまり、
基本的には、出願順に受験番号が割り振られていくため、
「出願が早いと、早い(若い)受験番号」
になります。
これは、
よく言われていることで、ほとんどの学校ではそうです。
実際、うちが出願し受験した下記の学校は、
「明らかに出願順に受験番号」
が割り振られていました。
入試日
学校
受験番号
1/10
栄東中学校(A日程)
出願順
1/12
栄東中学校(東大特待クラス)
出願順
1/22
渋谷教育学園幕張中学校(一次入試)
出願順
2/1
麻布中学校
出願順
2/2
本郷中学校(第2回)
出願順
2/3
浅野中学校
出願順
もう少し補足すると、
第一志望校であった麻布は、今はインターネット出願ですが、
当時は、家内が朝一で出願に並んで比較的早い受験番号をゲットしています。
[ご参考]
また、
渋幕については、急遽受験を決めたということもあり、出願期限ギリギリに出願したため、ほぼ最後の受験番号でした。
他の学校の受験番号は、今となっては覚えていませんが、
多分、真ん中くらいだったような気がします..
ここで、疑問に思うのは、
「早い受験番号だと何かいいことがあるの?」
という疑問だと思います。
その答えは、
ズバリ、
基本的に、
入試が終わった後、受験生は、
「受験番号順に試験教室から退室してくる」
つまり、
受験番号が早いと、
「試験教室から早く出てくることができる」
ということになります。
実際、
うちの息子が受験した、栄東、渋幕では、入試が終了し試験教室から出てくるまで、1時間くらいかかっており、
早い受験生は、入試が終了してから10分後くらいには出てきていました。
※栄東は受験者数が多い(日本一)ということもありますが...
次に、疑問に思うのは、
「何で試験教室から早く退室した方がいいの?」
という疑問だと思います。
もちろん、
入試が終わってから直ぐに帰宅したいという方も多いと思いますが、
これは、特に最近、
「午後受験」
をする方が増えてきているため、
午前受験の学校から、
「午後受験の学校への移動」
を考えると、
やはり、入試が終わってから早く試験教室から出てきた方が、
「時間的な余裕」
が生まれてきます。
そういう意味では、
午後受験する場合は、
「午前受験の学校への出願は早い方がよい」
と思います。
以上が、一般的によく言われている中学受験において出願は早い方がいいと言われる理由です。
本番受験への意識が高まる
これが、この記事の本題です。
中学受験において出願は早い方がいいと言われる2つ目の理由は、
「本番受験への意識が高まる」
という理由です。
僕としては、これが一番の理由です。
もう、これに尽きます。
やはり、実際に出願すると、
「あとはやるしかない」
という気持ちになり、
「本当の意味での本番モード」
になります。
うちは、出願ギリギリまで、併願校選びに悩んでいましたが、実際に出願すると、
「あとは受験するだけ」
と、気持ちも固まり、
うまく言えませんが、
「もう併願校の悩みがなくなり」
「気持ちが少し楽になった」
という感じでした。(僕ではなく家内は...)
もちろん、
実際に出願すると緊張感は増します。
また、
うちは、ダブル出願していないので、出願した学校は全て受験したということもあり、
「出願は本番受験前の最後のイベント」
でした。
[ご参考]
そういう意味では、
早めに出願して気持ちを固めて、受験する学校のみを目指して対策する
ということは、
本番受験まで残り少ない時間を有効活用するという点においては、
大いにアリだと僕は考えています。
出願が早いと受かりやすい?有利?
これは、ネットで見かけた情報ですが、
・出願が早いと受かりやすい
・出願が早いと有利
・出願が早いと有利
といった情報や、
・受験番号は奇数の方が受かりやすい
・受験番号は偶数の方が受かりやすい
・受験番号は偶数の方が受かりやすい
といった情報もありますが、
「そんなことはない」
「そんなことあるわけがない」
と、僕は思います。
統計学的にはわかりませんが...
実際、
うちは、先でも述べているように、渋幕へは、出願期限ギリギリに出願しており、受験番号はほぼ後ろ、というか、後ろには数人しかいないという番号でした。
もちろん、
入試後の退室も一番最後で、退室してくるまで1時間くらいかかっていましたが、
受験番号が後ろ、
つまり、
「出願が遅くても合格しています」
ということで、
出願が早いと受かりやすい、とか、有利ということはないです。
[ご参考]
最後に
今回、中学受験において出願は早い方がいいと言われる理由について、色々と説明したように、やはり、
実際に出願すると、
「本当の意味で本番モード」
になります。
特に、第一志望校への出願は、
「気持ちも固まりあとはやるしかない」
という気持ちにもなります。
そういう意味では、
併願校はともかく、第一志望校は、初日に出願する方も多いのではと考えています。
いずれにせよ、
出願すると、
「本番受験に向けた緊張感」
が増していきます。
そして、
この緊張感を糧に、本番受験までラストスパートです。