はじめに
中学受験の出願や学校説明会の予約などにおいて、皆さんも少なくとも1度は、「miraicompass」というインターネットサービスを利用する機会があると思います。
もちろん、初めて中学受験を向かえる方は、「miraicompass」という言葉は初めて耳にするかもしれません。
ということで、今回は、出願前の事前情報として「miraicompass」の概要について説明したいと思います。
「miraicompass」によるインターネット出願!
以下、「miraicompass」についての概要です。
※ちなみに、「miraicompass」の読み方は、「未来コンパス」なのか「ミライコンパス」なのかは、どこにも情報が無いため不明ですが、「ミライコンパス」と表現しているところが多いです...
「miraicompass」とは?
「miraicompass」とは、三菱総研DCS株式会社が提供している、受験(中学、高校)におけるインターネットでの出願サービスで、何と言っても、出願期限までであれば、インターネット環境(PC、スマホ、タブレット端末)があれば、いつでもどこでも出願の申し込みが出来るという、とても便利なサービスです。
[URL]
・https://www.mirai-compass.jp.net/
もちろんですが、受験料は、クレジットカードなどによるオンライン決済となります。
最近では、「miraicompass」は出願だけではなく、その学校のイベントの予約(例えば、学校説明会の予約など)でもよく利用されています。
また、「miraicompass」でのインターネット出願を採用する学校も年々増えてきており、この先も増える一方かと思います。
「miraicompass」の利点!
「miraicompass」の利点は、一度、ID(メールアドレス)を登録することで、「miraicompass」を採用している学校については、同じID(メールアドレス)でイベントの予約や出願が簡単に出来るようになります。
例えば、ある学校の学校説明会に「miraicompass」から予約し、その後、実際にその学校に出願する場合は、学校説明会時の申込情報が出願する際に引き継がれるという感じです。
まっ、早い話が、1つのIDで中学受験に関する色んなことが出来るということです。
「miraicompass」での出願対象の学校は?
先にも述べたように、「miraicompass」で出願する学校は年々増えてきています。
当たり前ですが、数千人規模の受験者がいる学校にとっては、人が出願の受け付けから受験票の発行まで処理することは、かなりの人手も必要ですし、大変な作業ですが、インターネット出願では、それらを処理してくれるため、特に、受験者数が多い学校に導入されています。
なお、「miraicompass」で出願する対象の学校は、下記のURLから確認できます。
[対象校]
・https://www.mirai-compass.jp.net/usr/
※上記を見ても分かるように、首都圏をはじめとする全国の中学受験、高校受験に導入されています。
「miraicompass」を使った感想!
うちの場合は、「栄東中学校」、「浅野中学校」の出願で、「miraicompass」を利用しています。
栄東中学校はA日程と特待も受験しているので、合計で3回利用しています。
結果的に6つ受験した内の半分は「miraicompass」でインターネット出願したことになります。
実際に僕は「miraicompass」での出願はしていませんが、ITリテラシーの低い家内が、何も文句を言わずに出願できているので、使い勝手は良いと思います。
※ちなみに、ITリテラシーとは、情報技術(Information Technology)と識字 (Literacy) を合わせた言葉で、簡単にいうと、「自己の目的に適合するようにITを使用できる能力」のことを言います。
またまた、ちなみにで恐縮ですが、僕はITリテラシーが低い家内とは全く逆で、日本でも10本の指に入るくらいのIT技術の持ち主(自称)であるため、ITを使うよりも開発する側の人間です...どうでもよいですが...
[ご参考]
うちの息子が受験した学校の中で、2017年度までは先に述べた「栄東中学校」、「浅野中学校」がインターネット出願でしたが、その他に受験した、「渋谷教育学園幕張中学校」、「本郷中学校」は2018年度から、そして、先に述べた「麻布中学校」は2019年度からインターネット出願になり、結局、全てインターネット出願になってしまいました...
最後に
インターネットで中学受験の出願が出来るとは、本当に便利な世の中になりました。
昔では考えられないですね!
ちなみに、インターネット出願が出来ない学校の場合は、願書を入手して、手書きして、受験する学校に持参したり郵送したりと、意外に大変で計画的に出願する必要があります。
インターネット出願を使ってみると、インターネット出願の有り難さが分かります。
といことで、インターネット出願は学校側にも、出願する側にもメリットがあるかと思います。