39,299view
中学受験で試験問題を解くのに時間が足りない理由について!
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験において、模擬試験、過去問、本番入試など、試験問題を解く機会が多くありますが、
「試験問題を解くのに時間が足りない!」
と悩んでいる受験生や保護者の方も多いと思います。
うちの息子も、
いつも
「時間が足りない!」
と言っていました。
そこで!
今回は、中学受験で試験問題を解くのに時間が足りない理由について色々と説明します。
[目次]
試験問題を解くのに時間が足りない理由!
・短時間で全て解けるように作られていない!
・受験生に差をつけるために作られている!
問題を解くのに時間が足りないケース!
・問題数が多いケース!
・問題量が多いケース!
短い試験時間でやるべきこと!
・確実に解ける問題を確実に解く!
・短時間で解ける問題を見極める!
ご参考!
最後に
試験問題を解くのに時間が足りない理由!
・短時間で全て解けるように作られていない!
・受験生に差をつけるために作られている!
問題を解くのに時間が足りないケース!
・問題数が多いケース!
・問題量が多いケース!
短い試験時間でやるべきこと!
・確実に解ける問題を確実に解く!
・短時間で解ける問題を見極める!
ご参考!
最後に
試験問題を解くのに時間が足りない理由!
以下、中学受験で試験問題を解くのに時間が足りない理由となり、大きくは、
という2つの理由があります。
それぞれについて、次から説明します。
短時間で全て解けるように作られていない!
最初に言いますが、中学受験においては、
・模擬試験
・過去問
・本番入試
・過去問
・本番入試
などで、試験問題を解くことになりますが、
試験問題を解くのに
「時間が足りないのは当たり前!」
です。
なぜなら、
試験問題は、
「短時間で全て解けるように作られていない!」
という理由です。
特に、本番入試においては、どこの学校も、難しく、かつ、時間がかかる(時間が足りない)試験問題となっており、全問解けないと言っても過言ではないです。
そのため、試験問題が難しく時間がかかる(時間が足りない)からこそ、受験であると捉えておく必要があります。
受験生に差をつけるために作られている!
試験問題は短時間で全て解けるように作られていないため、結果的に、
試験問題を解こうとしても、
「時間が足りない = 全問解けない!」
ということになりますが、その理由は、出題している学校側からして見れば、全問解けるような試験問題であれば、
「受験生に差がつかなくなってしまう!」
ということになってしまい、
「合不合を判定することができなくなる!」
という理由もあります。
そのため、試験問題は難しく、あえて時間がかかるように作られており、かつ、受験生に差をつけるために全問解けるようには作られていないといのが当たり前と考えておいた方がよいです。
問題を解くのに時間が足りないケース!
先で、試験問題は、学校側の立場では、受験生に差をつけるために、そもそも全て解けるように作られていないということを述べていますが、受験生の立場では、試験問題を解くのに時間が足りないケースは、
大きくは、
という2つがあります。
逆にいうと、
学校側としては、上記のいずれかで、受験生全員が全問解けないように試験問題を作っているということにもなります。
問題数が多いケース!
試験問題を解くのに時間が足りないケースの1つ目は、問題量というよりも「問題数が多い!」
というケースです。
問題数(多い) > 問題量(少ない)
これは、そのままの内容で、試験時間に対して問題の数そのものが多いというケースです。
このケースの試験問題の場合は、思考力というよりも処理能力、スピードが試される場合が多く、一問一問を短時間に、いかに確実に多く解いていくかがポイントになります。
また、後ほどご参考までにご紹介しますが、うちの息子曰く、浅野中学校の試験問題(特に算数)が、問題数が多かったと言っており、中学受験においては、問題数が多い学校も多々あります。
問題量が多いケース!
試験問題を解くのに時間が足りないケースの2つ目は、問題数というよりも「問題量が多い!」
というケースです。
問題量(多い) > 問題数(少ない)
試験時間に対して問題数そのものが多く時間が足りなくなるのはわかりますが、
受験生であった息子曰く、中学受験で問題を解くのに時間が足りない理由の一つに、問題数が多いという場合もありますが、実際の問題にたどり着くまでの問題そのものの量が多い場合もあるということです。
特に、国語の長文読解は、本当に長文で、一通り読み終わるまでに、かなり時間がかかると言っていました。
僕も以前、息子から、国語の長文読解の問題を見せてもらったことがありますが、活字が大嫌いな僕の想像以上の文章量でした。
僕から言わせれば、
「まだ小学生の子供が、よくこんな量の文章を短時間に読んで解答しているな?」
と言った感じで、逆に感心してしまいます。
また、国語だけではなく、麻布中学校の入試問題のように、学校によっては社会や理科でも、それなりに長文の問題が出題される学校も多々あります。
そういう意味では、問題量が多い試験問題の場合は、問題を理解するスピードもそうですが、思考力がポイントになります。
短い試験時間でやるべきこと!
実は、ここが本題というか、僕がこの記事で一番伝えたいことです。先で、中学受験で試験問題を解くのに時間が足りない理由について説明しましたが、
僕が考える合格するために短い試験時間でやるべきこととして、
という2つがあります。
というか、この2つは、中学受験に限らず、受験における鉄則だと考えています。
確実に解ける問題を確実に解く!
僕が考える短い試験時間でやるべきことの1つ目は、「確実に解ける問題を確実に解く!」
ということです。
このブログでも何度も言っていますが、難しく時間がかかる一つの問題に執着してしまうと、確実に解ける問題を落としてしまうことになり兼ねないため、難しく時間がかかりそうな問題よりも、まずは、
「確実に解ける問題を確実に解答する!」
ことが重要となり、中学受験においては基本中の基本となります。
とにかく、
「確実に解ける問題を確実に解く!」
ということが合格への近道であり、中学受験の鉄則です。
※しつこいようですが、中学受験だけの話ではありません...
短時間で解ける問題を見極める!
僕が考える短い試験時間でやるべきことの2つ目は、「短時間で解ける問題を見極める!」
ということです。
最初から全問解こうとする前に、短時間の間に、試験問題全体を見渡して、自分が確実に解ける問題を見極めることも重要になります。
僕としては、この、
「短時間で解ける問題を見極める能力!」
が中学受験を大きく左右すると言っても過言ではないと考えています。
この短時間で解ける問題を見極める能力は、今日明日で身につく能力ではないため、多くの試験問題を解いて、本番受験までに身につけておくことをおすすめします。
具体的には、数多くの模擬試験を受けることや、より多くの過去問を解くことなどで、この短時間で解ける問題を見極める能力を身につけることが重要です。
[ご参考]
ご参考!
ご参考までにお伝えしておきます。うちの息子が受験した学校の中で、唯一、全く自信がなかった学校が浅野中学校の入試でした。
※結果的には合格しましたが...
その中でも、特に算数がダメだったと...
[ご参考]
その理由を息子に聞いてみると、
浅野の算数は、一問一問は、それほど難しくはなかったのですが、問題の数が多すぎて全問解答できなかったらしいです。
ただし、全問解こうとはせずに、先でも述べているように、解ける問題を一問一問、確実に解いていったことで、結果的に「合格」を手にしています。
もし、無理に全問解こうとして、ケアレスミスを多発していたら、多分、合格していなかったと思います。
[ご参考]
そういう意味では、本番入試で解くのに時間切れになったとしても、やはり、解ける問題を確実に解いていくことは有効であるとつくづく考えさせられました。
最後に
今回、中学受験で試験問題を解くのに時間が足りない理由について色々と説明しましたが、うちの息子も問題を全部解こうとして、時間が足りなくなり、あせってしまい、ケアレスミスを引き起こしていた時期がありました。
※気持ちは非常にわかります...
[ご参考]
息子にも言いましたが、中学受験では、捨てる問題と、解ける問題(必ず解く問題)のメリハリというか、割り切りが必要であると考えています。
しつこいようですが、
とにかく、
時間がない中で、
「解ける問題を確実に解く!」
ことが「合格」への第一歩です。