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中学受験における志願倍率、実質倍率とは?(実例で解説します!)

中学受験における志願倍率、実質倍率とは?(実例で解説します!)
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おはようございます!

中学受験ブログ「受験ラッシュ!」の僕です。

朝からご覧いただきありがとうございます。

今日は、6月24日(月)です。

2月1日の本番受験まで、あと222日です!

プロフィールはこちらより



はじめに

中学受験を考えている方の中には、

中学受験の倍率って何があるの?

という方や、

志願倍率と実質倍率の違いは何?

とわからない方もいると思います。

そこで!

今回は、中学受験における倍率について、色んな学校の実例も交えながら説明します。


中学受験における倍率とは?

まずは、

中学受験における倍率について説明します。

中学受験における倍率には、

大きくは、

志願倍率
実質倍率

の2つあります。

ということで、

それぞれについて説明します。


志願倍率とは?

以下、志願倍率についてです。

志願倍率とは、募集人数に対して、どれくらいの人が志願(出願)したのか?の倍率となり、志願者数を募集人数で割った倍率となります。

例えば、

300人の募集人数に対して、志願者数が1,200人の場合は、

1,200 ÷ 300 = 4.0 となり

志願倍率は4.0倍となります。

中学受験における実際の例として、

日本で一番志願者数が多い、

栄東中学校(A日程)の志願倍率は、以下のとおりです。

▽栄東(A日程)志願倍率
年度
募集人数
志願者数
志願倍率
2023
140名
7,880名
56.3倍
2022
140名
7,029名
50.2倍
2021
140名
6,017名
43.0倍
2020
140名
6,200名
44.3倍
2019
140名
6,158名
44.0倍
2018
140名
6,462名
46.2倍
2017
140名
5,905名
42.2倍
※志願倍率は小数第二位を四捨五入しています。

上記は、極端な例ではありますが、

140名の募集人数に対して、毎年、数千人の志願者数となっています。


実質倍率とは?

以下、実質倍率についてです。

実質倍率とは、実際に受験した人数に対して、どれくらいの人が合格したのか?つまり、実際の倍率となり、受験者数を合格者数で割った倍率となります。

例えば、

1,200人の受験者数に対して、合格者数が400人の場合は、

1,200 ÷ 400 = 3.0 となり

実質倍率は3.0倍となります。

中学受験における実際の例として、

同じく、日本で一番受験者数が多い、

栄東中学校(A日程)の実質倍率は、以下のとおりです。

▽栄東(A日程)実質倍率
年度
受験者数
合格者数
実質倍率
2023
7,699名
4,896名
1.6倍
2022
6,881名
4,703名
1.5倍
2021
5,802名
3,833名
1.5倍
2020
6,098名
3,913名
1.6倍
2019
6,069名
4,080名
1.5倍
2018
6,365名
3,994名
1.6倍
2017
5,846名
4,341名
1.3倍
※実質倍率は小数第二位を四捨五入しています。

上記は、極端な例ではありますが、

140名の募集人数に対して、毎年、数千人の受験者数、合格者数となっています。


志願倍率と実質倍率は全く違う!

先で、

中学受験における倍率の実例として、

栄東(A日程)の志願倍率と実質倍率をご紹介していますが、

数値からもわかるように、

・志願倍率は数十倍!
・実質倍率は数倍!

となっており、

志願倍率と実質倍率は大きく違う!

ということがわかります。

これが、公立高校の入試であれば、志願倍率と実質倍率に大きな差は出てきませんが、

首都圏の中学受験においては、このように、大きな差が出てきます。

そういう意味では、

中学受験においては、

志願倍率と実質倍率は全く違う!

と考えておいた方がよく、志願倍率は、あくまでも参考程度と捉えておいた方がよいです。


中学受験における倍率の傾向!

先で、

極端な実例として、栄東(A日程)の志願倍率と実質倍率をご紹介していますが、

中学受験においては、同じ学校の入試によっても志願倍率と実質倍率は変わってきます。

何を言っているのかというと、

一回受験校
複数回受験校

によっても、志願倍率と実質倍率は大きく変わってきます。

[ご参考]

ということで、

次から、詳しく説明します。


一回受験校の志願倍率と実質倍率!

まずは、

中学受験における一回受験校の志願倍率と実質倍率についてです。

▽一回受験とは?
中学受験における一回受験とは、本番受験が1回しかない、つまり、入試日が1日しかなく、1回の試験(入試)で募集人数の全ての合不合が決まる受験のことをいいます。

例えば、

男子御三家である


女子御三家である


は、毎年、入試日が2月1日の一回受験校となっており、後述する複数回受験校と比較すると、

一回受験校の志願倍率と実質倍率は、

それほど高くない!

という傾向があります。

※あくまでも、複数回受験校と比較するとです。

例えば、

うちの息子の学校である、麻布中学校と桜蔭中学校の志願倍率と実質倍率をみてみます。


●一回受験校の志願倍率の例!

以下、一回受験校である麻布中学校と桜蔭中学校の志願倍率です。

▽麻布中学校(志願倍率)
年度
募集人数
志願者数
志願倍率
2023
300名
918名
3.1倍
2022
300名
934名
3.1倍
2021
300名
881名
2.9倍
2020
300名
1,016名
3.4倍
2019
300名
1,037名
3.5倍
2018
300名
933名
3.1倍
2017
300名
967名
3.2倍
2016
300名
908名
3.0倍
2015
300名
916名
3.1倍
※志願倍率は小数第二位を四捨五入しています。

▽桜蔭中学校(志願倍率)
年度
募集人数
志願者数
志願倍率
2023
235名
629名
2.7倍
2022
235名
557名
2.4倍
2021
235名
581名
2.5倍
2020
235名
555名
2.4倍
2019
235名
529名
2.3倍
2018
235名
533名
2.3倍
2017
235名
516名
2.2倍
2016
235名
538名
2.3倍
2015
235名
655名
2.8倍
※志願倍率は小数第二位を四捨五入しています。


●一回受験校の実質倍率の例!

以下、一回受験校である麻布中学校と桜蔭中学校の実質倍率です。

▽麻布中学校(実質倍率)
年度
受験者数
合格者数
実質倍率
2023
880名
365名
2.4倍
2022
890名
371名
2.4倍
2021
844名
377名
2.2倍
2020
971名
383名
2.5倍
2019
998名
376名
2.7倍
2018
917名
378名
2.4倍
2017
947名
382名
2.5倍
2016
894名
390名
2.3倍
2015
895名
387名
2.3倍
※実質倍率は小数第二位を四捨五入しています。

▽桜蔭中学校(実質倍率)
年度
受験者数
合格者数
実質倍率
2023
607名
290名
2.1倍
2022
534名
282名
1.9倍
2021
561名
283名
2.0倍
2020
532名
283名
1.9倍
2019
510名
281名
1.8倍
2018
521名
280名
1.9倍
2017
501名
269名
1.9倍
2016
523名
266名
2.0倍
2015
629名
271名
2.3倍
※実質倍率は小数第二位を四捨五入しています。


上記の数値からもわかるように、一回受験校の場合は、志願倍率と実質倍率に大きな差がないことがわかります。


複数回受験校の志願倍率と実質倍率!

次に、

中学受験における複数回受験校の志願倍率と実質倍率についてです。

▽複数回受験とは?
中学受験における複数回受験とは、本番受験が複数回ある、つまり、入試日が複数あり、複数回の試験(入試)で募集人数の全ての合不合が決まる受験のことをいいます。

また、

中学受験においては、一回受験校よりも複数回受験校の方が多くあり、

複数回受験校の志願倍率と実質倍率は、

入試回が進むにつれて高くなる!

という傾向があります。

例えば、

神奈川の男子御三家である


は、

・第1回:2月2日
・第2回:2月4日

の複数回受験校となっており、各入試回の志願倍率と実質倍率は以下のとおりです。


●複数回受験校の志願倍率の例!

以下、複数回受験校である聖光学院の第1回、第2回の志願倍率です。

▽聖光学院 第1回(志願倍率)
年度
募集人数
志願者数
志願倍率
2023
175名
740名
4.2倍
2022
175名
650名
3.7倍
2021
175名
623名
3.6倍
2020
175名
746名
4.3倍
2019
175名
657名
3.8倍
2018
175名
673名
3.8倍
2017
175名
695名
4.0倍
2016
175名
742名
4.2倍
2015
175名
778名
4.4倍
※志願倍率は小数第二位を四捨五入しています。

▽聖光学院 第2回(志願倍率)
年度
募集人数
志願者数
志願倍率
2023
50名
718名
14.4倍
2022
50名
628名
12.6倍
2021
50名
622名
12.4倍
2020
50名
738名
14.8倍
2019
50名
709名
14.2倍
2018
50名
638名
12.8倍
2017
50名
777名
15.5倍
2016
50名
857名
17.1倍
2015
50名
833名
16.7倍
※志願倍率は小数第二位を四捨五入しています。


●複数回受験校の実質倍率の例!

以下、複数回受験校である聖光学院の第1回、第2回の実質倍率です。

▽聖光学院 第1回(実質倍率)
年度
受験者数
合格者数
実質倍率
2023
711名
219名
3.2倍
2022
630名
218名
2.9倍
2021
596名
221名
2.7倍
2020
697名
231名
3.0倍
2019
618名
228名
2.7倍
2018
640名
240名
2.7倍
2017
645名
242名
2.7倍
2016
703名
241名
2.9倍
2015
734名
242名
3.0倍
※実質倍率は小数第二位を四捨五入しています。

▽聖光学院 第2回(実質倍率)
年度
受験者数
合格者数
実質倍率
2023
587名
120名
4.9倍
2022
496名
121名
4.1倍
2021
500名
124名
4.0倍
2020
612名
105名
5.8倍
2019
569名
91名
6.3倍
2018
501名
101名
5.0倍
2017
532名
101名
5.3倍
2016
597名
100名
6.0倍
2015
598名
120名
5.0倍
※実質倍率は小数第二位を四捨五入しています。

このように、聖光学院の各回の志願倍率と実質倍率をみてみると、

第1回、第2回と入試回が進むにつれて志願倍率と実質倍率が高くなっていることがわかります。

他にも、

男子新御三家である


女子新御三家である


といった複数回受験校でも同じ傾向があり、第2回入試、第3回入試では、志願倍率はもちろんのこと、実質倍率も10倍を超えることも多々あります。


ご参考!

先で、

実例として、一部の学校の志願倍率、実質倍率をご紹介していますが、

ご参考までに、

当ブログでは、以下の記事一覧にて、主要な学校の倍率(志願倍率、実質倍率)をはじめ、受験率などの入試結果をご紹介しています。

[ご参考]

よろしければ、ぜひ!ご覧ください。


最後に

今回、中学受験における倍率について、色んな学校の実例も交えながら説明しましたが、

中学受験においては、

一言で、倍率といっても

・志願倍率
・実質倍率

があり、

複数回受験校の場合は、入試回が進むにつれて志願倍率と実質倍率は高くなる傾向がある

ということが伝われば幸いです。

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