60,211view
鉄緑会指定校の通塾率を調査してみました!
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
鉄緑会指定校の生徒は、「何人に一人くらいの割合で通塾しているの?」
という、
「鉄緑会指定校の通塾率」
が気になる方も多いと思います。
特に、指定校に在学中で、大学入試が近づいてくると気になってくる方も多いと思います。
そこで、
今回は、鉄緑会指定校の通塾率について色々と述べたいと思います。
ちなみに、
よく「鉄力会」と検索される方がいますが、正しくは「鉄緑会」です。
[目次]
鉄緑会指定校の通塾率について
・鉄緑会指定校について
・鉄緑会指定校の在籍生徒数
鉄緑会指定校の通塾率
・開成中学校・高等学校
・桜蔭中学校・高等学校
・筑波大学附属駒場中学校・高等学校
・麻布中学校・高等学校
・海城中学校・高等学校
・豊島岡女子学園中学校・高等学校
・筑波大学附属中学校・高等学校
・駒場東邦中学校・高等学校
・女子学院中学校・高等学校
・渋谷教育学園幕張中学校・高等学校
・雙葉中学校・高等学校
・渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校
・早稲田中学校・高等学校
・聖光学院中学校・高等学校
・栄光学園中学校・高等学校
鉄緑会指定校の通塾率まとめ
最後に
鉄緑会指定校の通塾率について
・鉄緑会指定校について
・鉄緑会指定校の在籍生徒数
鉄緑会指定校の通塾率
・開成中学校・高等学校
・桜蔭中学校・高等学校
・筑波大学附属駒場中学校・高等学校
・麻布中学校・高等学校
・海城中学校・高等学校
・豊島岡女子学園中学校・高等学校
・筑波大学附属中学校・高等学校
・駒場東邦中学校・高等学校
・女子学院中学校・高等学校
・渋谷教育学園幕張中学校・高等学校
・雙葉中学校・高等学校
・渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校
・早稲田中学校・高等学校
・聖光学院中学校・高等学校
・栄光学園中学校・高等学校
鉄緑会指定校の通塾率まとめ
最後に
鉄緑会指定校の通塾率について
以下、鉄緑会指定校の通塾率についてです。鉄緑会指定校について
まずは、「鉄緑会の指定校って何?」
という方は、以下の記事をご覧ください。
[ご参考]
また、
今回の調査の前提事項として、各指定校の詳細な生徒数、鉄緑会で受講している科目数はわからないため、
各指定校の
・中学入試の募集人数×6学年
・高校入試の募集人数×3学年
・高校入試の募集人数×3学年
を足した数を生徒数とし、
科目については1科目以上、
つまり、
・鉄緑会に1科目でも通塾している
という条件で、
各指定校の生徒がどれくらい通塾しているのか?を調査してみました。
なお、
鉄緑会は大阪校もありますが、今回、対象にしているのは代々木本校です。
鉄緑会指定校の在籍生徒数
まずは、鉄緑会が公開している2023年1月時点の指定校(15校)の在籍生徒数は以下のとおりです。
※在籍生徒数が多い順に並べています。
▽鉄緑会指定校の在籍生徒数(2023年1月時点)
指定校
在籍生徒数
全体割合
開成
1,102名
18.18%
桜蔭
861名
14.21%
筑大駒場
603名
9.95%
麻布
473名
7.81%
海城
471名
7.77%
豊島岡
418名
6.90%
筑大附
415名
6.85%
駒場東邦
345名
5.69%
女子学院
249名
4.11%
渋谷幕張
246名
4.06%
雙葉
240名
3.96%
渋教渋谷
225名
3.71%
早稲田
183名
3.02%
聖光学院
122名
2.01%
栄光学園
107名
1.77%
合計
6,060名
100.00%
※全体割合は小数第三位を四捨五入しています。
※渋渋は2022年1月から指定校になっています。
※早稲田は2023年1月から指定校になっています。
2023年1月時点の鉄緑会指定校の在籍生徒数としては、全体で6,060名で、各指定校の全体割合は上記のとおりです。
上記からもわかるように、
2023年1月時点の在籍生徒数では、開成が一番多く、次に桜蔭と続いています。
ちなみに、
指定校以外の在籍生徒もいるため、鉄緑会全体の在籍生徒数は上記の数値からもう少し増えます。
ただ、ほぼ指定校の生徒が占めているということは確実です。
※指定校以外で通塾している学校については、以下の記事をご覧ください。
[ご参考]
ということで、
先の鉄緑会指定校の在籍生徒数を基に各指定校の通塾率をこれから説明します。
鉄緑会指定校の通塾率
以下、鉄緑会指定校の通塾率となります。※在籍生徒数が多い学校順に記載します。
開成中学校・高等学校
開成は、中学入試で300名、高校入試で100名を募集しているため、(中学からの生徒300名×6学年)+(高校からの生徒100名×3学年)とすると全体で約2,100名の生徒数となります。
そして、
開成の生徒数2,100名を鉄緑会の在籍生徒数1,102名で割ると、
・2,100名 ÷ 1,102名 = 約1.91名
となり、
「約1.91名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・1,102名 ÷ 2,100名 × 100 = 約52.48%
となり、
「約52.48%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
桜蔭中学校・高等学校
桜蔭は、中学入試で235名、高校入試は募集なしのため、1学年当たり約235名の生徒数となります。そのため、
中高6学年×235名とすると全体で約1,410名の生徒数となります。
そして、
桜蔭の生徒数1,410名を鉄緑会の在籍生徒数861名で割ると、
・1,410名 ÷ 861名 = 約1.64名
となり、
「約1.64名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・861名 ÷ 1,410名 × 100 = 約61.06%
となり、
「約61.06%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
筑波大学附属駒場中学校・高等学校
筑大駒場は、中学入試で120名、高校入試で40名を募集しているため、(中学からの生徒120名×6学年)+(高校からの生徒40名×3学年)とすると全体で約840名の生徒数となります。
そして、
筑大駒場の生徒数840名を鉄緑会の在籍生徒数603名で割ると、
・840名 ÷ 603名 = 約1.39名
となり、
「約1.39名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・603名 ÷ 840名 × 100 = 約71.79%
となり、
「約71.79%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
麻布中学校・高等学校
うちの息子が通っている麻布は、中学入試で300名、高校入試は募集なしのため、1学年当たり約300名の生徒数となります。
そのため、
中高6学年×300名とすると全体で約1,800名の生徒数となります。
そして、
麻布の生徒数1,800名を鉄緑会の在籍生徒数473名で割ると、
・1,800名 ÷ 473名 = 約3.81名
となり、
「約3.81名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・473名 ÷ 1,800名 × 100 = 約26.28%
となり、
「約26.28%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
海城中学校・高等学校
海城は、中学入試で320名、高校入試は募集なしのため、1学年当たり約320名の生徒数となります。そのため、
中高6学年×320名とすると全体で約1,920名の生徒数となります。
そして、
海城の生徒数1,920名を鉄緑会の在籍生徒数471名で割ると、
・1,920名 ÷ 471名 = 約4.08名
となり、
「約4.08名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・471名 ÷ 1,920名 × 100 = 約24.53%
となり、
「約24.53%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
豊島岡女子学園中学校・高等学校
豊島岡は、中学入試で240名、高校入試は募集なしのため、1学年当たり約240名の生徒数となります。そのため、
中高6学年×240名とすると全体で約1,440名の生徒数となります。
ただし、
2022年度から高校募集が停止されているということもあり、在校生も考慮し、豊島岡のWEBサイトで公開されている1,752名を採用します。
そして、
豊島岡の生徒数1,752名を鉄緑会の在籍生徒数418名で割ると、
・1,752名 ÷ 418名 = 約4.19名
となり、
「約4.19名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・418名 ÷ 1,752名 × 100 = 約23.86%
となり、
「約23.86%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
筑波大学附属中学校・高等学校
筑大附は、中学入試で80名、高校入試で80名を募集していますが、小学校からの内部進学生もいるため、中高の生徒数はWikipediaの情報を採用し、
(1学年当たり中学は205名×3学年)+(高校は240名×3学年)とすると全体で約1,335名の生徒数となります。
そして、
筑大附の生徒数1,335名を鉄緑会の在籍生徒数415名で割ると、
・1,335名 ÷ 415名 = 約3.22名
となり、
「約3.22名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・415名 ÷ 1,335名 × 100 = 約31.09%
となり、
「約31.09%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
駒場東邦中学校・高等学校
駒場東邦は、中学入試で240名、高校入試は募集なしのため、1学年当たり約240名の生徒数となります。そのため、
中高6学年×240名とすると全体で約1,440名の生徒数となります。
そして、
駒場東邦の生徒数1,440名を鉄緑会の在籍生徒数345名で割ると、
・1,440名 ÷ 345名 = 約4.17名
となり、
「約4.17名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・345名 ÷ 1,440名 × 100 = 約23.96%
となり、
「約23.96%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
女子学院中学校・高等学校
女子学院は、中学入試で240名、高校入試は募集なしのため、1学年当たり約240名の生徒数となります。そのため、
中高6学年×240名とすると全体で約1,440名の生徒数となります。
そして、
女子学院の生徒数1,440名を鉄緑会の在籍生徒数249名で割ると、
・1,440名 ÷ 249名 = 約5.78名
となり、
「約5.78名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・249名 ÷ 1,440名 × 100 = 約17.29%
となり、
「約17.29%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
渋谷教育学園幕張中学校・高等学校
渋谷幕張は、中学入試で280名、高校入試で15名を募集しているため、(中学生徒280名×3学年)+(高校生徒295名×3学年)とすると全体で約1,725名の生徒数となります。
そして、
渋谷幕張の生徒数1,725名を鉄緑会の在籍生徒数246名で割ると、
・1,725名 ÷ 246名 = 約7.01名
となり、
「約7.01名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・246名 ÷ 1,725名 × 100 = 約14.26%
となり、
「約14.26%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
雙葉中学校・高等学校
雙葉は、中学入試で100名、高校入試は募集なしですが、小学校からの内部進学生(80名)もいるため、中高の生徒数はWikipediaの情報を採用し、
1学年当たり180名×6学年とすると全体で約1,080名の生徒数となります。
そして、
雙葉の生徒数1,080名を鉄緑会の在籍生徒数240名で割ると、
・1,080名 ÷ 240名 = 約4.50名
となり、
「約4.50名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・240名 ÷ 1,080名 × 100 = 約22.22%
となり、
「約22.22%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
渋谷教育学園渋谷中学校・高等学校
渋教渋谷は、中学入試で175名、高校入試は募集なしのため、1学年当たり約175名の生徒数となります。そのため、
中高6学年×175名とすると全体で約1,050名の生徒数となります。
そして、
渋教渋谷の生徒数1,050名を鉄緑会の在籍生徒数225名で割ると、
・1,050名 ÷ 225名 = 約4.67名
となり、
「約4.67名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・225名 ÷ 1,050名 × 100 = 約21.43%
となり、
「約21.43%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
早稲田中学校・高等学校
早稲田は、中学入試で300名、高校入試は募集なしのため、1学年当たり約300名の生徒数となります。そのため、
中高6学年×300名とすると全体で約1,800名の生徒数となります。
そして、
早稲田の生徒数1,800名を鉄緑会の在籍生徒数183名で割ると、
・1,800名 ÷ 183名 = 約9.84名
となり、
「約9.84名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・183名 ÷ 1,800名 × 100 = 約10.17%
となり、
「約10.17%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
聖光学院中学校・高等学校
聖光学院は、中学入試で225名、高校入試は募集なしのため、1学年当たり約225名の生徒数となります。そのため、
中高6学年×225名とすると全体で約1,350名の生徒数となります。
そして、
聖光学院の生徒数1,350名を鉄緑会の在籍生徒数122名で割ると、
・1,350名 ÷ 122名 = 約11.07名
となり、
「約11.07名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・122名 ÷ 1,350名 × 100 = 約9.04%
となり、
「約9.04%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
栄光学園中学校・高等学校
栄光学園は、中学入試で180名、高校入試は募集なしのため、1学年当たり約180名の生徒数となります。そのため、
中高6学年×180名とすると全体で約1,080名の生徒数となります。
そして、
栄光学園の生徒数1,080名を鉄緑会の在籍生徒数107名で割ると、
・1,080名 ÷ 107名 = 約10.09名
となり、
「約10.09名に一人の割合」
で鉄緑会に通塾していることになります。
また、
通塾率としては、
・107名 ÷ 1,080名 × 100 = 約9.91%
となり、
「約9.91%」
が鉄緑会に通塾していることになります。
鉄緑会指定校の通塾率まとめ
これまでの鉄緑会指定校の通塾率をまとめると、以下のようになります。※通塾率が高い順に並べています。
▽鉄緑会指定校の通塾率
指定校
生徒数
鉄緑会
通塾率
通塾/人
筑大駒場
840名
603名
71.79%
1.39人
桜蔭
1,410名
861名
61.06%
1.64人
開成
2,100名
1,102名
52.48%
1.91人
筑大附
1,335名
415名
31.09%
3.22人
麻布
1,800名
473名
26.28%
3.81人
海城
1,920名
471名
24.53%
4.08人
駒場東邦
1,440名
345名
23.96%
4.17人
豊島岡
1,752名
418名
23.86%
4.19人
雙葉
1,080名
240名
22.22%
4.50人
渋教渋谷
1,050名
225名
21.43%
4.67人
女子学院
1,440名
249名
17.29%
5.78人
渋谷幕張
1,725名
246名
14.26%
7.01人
早稲田
1,800名
183名
10.17%
9.84人
栄光学園
1,080名
107名
9.91%
10.09人
聖光学院
1,350名
122名
9.04%
11.07人
※通塾率は小数第三位を四捨五入しています。
※通塾/人は、記載の数値に一人の割合で鉄緑会に通塾していることを意味しています。
最初に鉄緑会在籍生徒数の表を在籍生徒数が多い順にご紹介していますが、
通塾率が高い順の上記の表と比較すると、意外にも順番が入れ替わっています。
もちろん、
一概には言えませんが、筑大駒場、桜蔭、開成については、実に半数以上の生徒が鉄緑会に通塾していることになります。
ちなみに、
最初からこの表を出せ!という方もいると思いますが、各指定校の生徒数の根拠を書きたかったがために、このような構成になっています。
残念ながら...
最後に
今回、鉄緑会指定校の通塾率について、色々と述べましたが、女子御三家である女子学院の鉄緑会通塾率が意外にも低かったりと、僕自身も意外な面を色々と知ることができました。
ちなみに、
鉄緑会指定校の在籍生徒数が変わったら、今後も可能な限りメンテしようとは思いますが、正直なところ大変です...
マジで半日かかります...
いずれにせよ、
この記事、何かの参考になれば幸いです。