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中学受験における入試科目の種類やパターンについて解説します!

はじめに
中学受験の入試科目は、
・国語
・算数
・社会
・理科
・算数
・社会
・理科
の4科目が基本であり、
この4科目で入試を実施している学校も多くあります。
そのような中で、
最近は、入試科目の種類やパターンも多種多様になってきており、
受験生にとっては、入試科目の選択の幅が広がっています。
そこで!
今回は、中学受験における入試科目の種類やパターンについて説明します。
[目次]
中学受験における入試科目の種類!
・国語
・算数
・社会
・理科
・英語
・作文
・体育
・面接
中学受験における入試科目のパターン!
・4科目入試
・4科目入試+α
・2科目入試
・2科目入試+α
・1科目入試
最後に
中学受験における入試科目の種類!
・国語
・算数
・社会
・理科
・英語
・作文
・体育
・面接
中学受験における入試科目のパターン!
・4科目入試
・4科目入試+α
・2科目入試
・2科目入試+α
・1科目入試
最後に
中学受験における入試科目の種類!
まずは、中学受験における入試科目の種類についてです。以下、主要な入試科目の種類となり、
大きくは、
の8科目あります。
ということで、
次から、それぞれについて説明します。
念のためお伝えしておきますが、
あくまでも入試科目の種類であり、全ての科目が中学受験に必要ではありませんので...
国語
国語は、中学受験における入試科目としては定番中の定番の科目であり、重要科目の一つです。僕からこれ以上のコメントは特にないです...
算数
算数も、中学受験における入試科目としては定番中の定番の科目であり、重要科目の一つです。また、
後述もしていますが、
中学受験の入試科目において、4科目入試でも、2科目入試でも、1科目入試でも、算数を入試科目から外している学校はないのでは?というくらいに、重要な科目です。
逆にいうと、
中学受験において算数は必須で、入試科目の中でも一番重要な科目であると考えています。
[ご参考]
これから中学受験を考えている方は、算数だけは早めに手を付けておいた方がよいです。
社会
社会も、中学受験における入試科目では定番の科目です。ただし、
社会(後述する理科も)については、
国語や算数とは違い、国語や算数よりも配点が少なかったり、試験時間も短いという要項で、入試を実施する学校も少なくないです。
例えば、
麻布中学校の入試では、国語、算算は、各60点満点、試験時間は各60分ですが、社会は(後述する理科も)、40点満点、試験時間は50分となっています。
[ご参考]
理科
理科も、中学受験における入試科目では定番の科目です。ただし、
理科も社会と同様に、国語や算数よりも配点が少なかったり、試験時間も短いという要項で、入試を実施する学校も少なくないです。
例えば、
先で述べている、麻布中学校の入試では、社会と同様に、国語、算算は、各60点満点、試験時間は各60分に対して、理科は40点満点、試験時間は50分となっています。
英語
最近、英語も中学受験の入試科目として採用する学校も増えてきています。以前、他の記事でも述べていますが、
英語が中学受験の入試科目に採用されるようになったのは、元々は帰国子女・帰国生向けの入試でした。
しかし、
最近は、グローバルな時代、グローバルな社会ということもあり、一般入試でも英語を選択できる学校も年々増えてきています。
[ご参考]
僕の予想では、
何十年先かはわかりませんが、
中学受験の入試科目として、英語が国語や算数と同じように、メジャーな入試科目になる日もそう遠くはないような気がしています。
作文
もともとは、公立中高一貫校の適性検査として出題されていた作文ですが、
色んな学校の募集要項を見ていると、
最近、私立中高一貫校でも中学受験の入試科目として作文を採用する学校も増えてきています。
そういう意味では、
入試科目から作文を選択できるという感じです。
体育
珍しいといえば珍しいですが、ごく一部の学校の入試科目に、
体育の実技試験がある学校もあります。
例えば、
首都圏では、慶應義塾中等部や慶應義塾湘南藤沢中等部では、二次試験として、体育の入試科目があります。
関西でも神戸女学院中学などにも、体育の実技試験がある学校があります。
そういう意味では、
うちの息子と同じ学年の芦田愛菜ちゃんは、すごいですね!
勉強もできて、体育もできて、見事に慶應義塾中等部に合格しています!
面接
中学受験の入試科目として、面接がある学校もそれなりにあります。そして、
面接が特に多いのは女子校です。
面接にも色んな種類というか、パターンがあり、
・受験生だけの個人面談
・受験生と保護者の個別面接
・複数の受験生で行うグループ面接
・保護者だけの個人面談
・受験生と保護者の個別面接
・複数の受験生で行うグループ面接
・保護者だけの個人面談
など、面接にも色んなパターンがあります。
中学受験における入試科目のパターン!
次に、入試科目の組み合わせによる入試科目のパターンについてです。以下、主要な入試科目のパターンとなり、
大きくは、
の5パターンあります。
ということで、
次から、それぞれについて説明します。
念のためお伝えしておきますが、入試科目のパターンは学校により異なります...
4科目入試
最初でも述べていますが、4科目入試は、
基本的には、
・国語
・算数
・社会
・理科
・算数
・社会
・理科
の4科目での入試を指すことが一般的で、4科目で入試を実施する学校も多く、
中学受験においては、基本的な入試パターンとなります。
[ご参考]
4科目入試+α
先で述べている、4科目入試の科目に+αの科目で入試を実施する学校もあります。
代表的な+αの科目は、
やはり、
・面接
です。
※面接を科目というのは微妙ですが...
2科目入試
最近、午後入試に多い2科目入試については、色んなパターンがありますが、科目としては以下のパターンが比較的多いです。
・国語と算数
・国語と英語
・算数と英語
・国語、算数、英語から2科目選択
・国語と英語
・算数と英語
・国語、算数、英語から2科目選択
もちろんですが、
国語、算数に加えて、社会、理科も含めた4科目の中から、2科目の組み合わせで入試科目とする学校もあります。
2科目入試+α
一般入試ではあまりないですが、帰国子女・帰国生向けの入試では、
先で述べている、
2科目入試に+αの科目で入試を実施する学校もあります。
そして、+αの科目として代表的な科目は、
やはり、
・面接
です。
1科目入試
最近では、1科目入試を実施している学校もあります。特に、2019年度受験から1科目入試を実施する学校が増えています。
1科目入試で代表的な科目は、
やはり、
・算数
です。
もちろん、
国語、算数、作文などから1科目を選択するというパターンもあります。
そう考えると、
しつこいようですが、
中学受験において算数は最も重要な科目です。
ちなみに、
1科目入試を実施している学校で多い、算数1科目入試は、毎年、大人気であり、志願倍率、実質倍率ともに高倍率となっています。
[ご参考]
最後に
今回、中学受験における入試科目の種類やパターンについて色々と述べましたが、年々、4科目入試に加えて、2科目入試が追加になったり、1科目入試が追加になったりと、
色んな学校で入試要項が変更になるケースが増えてきています。
受験生にとっては、入試科目の選択が広がり、中学受験がしやすくなっていますが、
受験生の親にとっては、どの科目で、どの学校を受験するかという悩みも増えてきますね!