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中学受験の最後の追い込み時期における効率的な勉強法について
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験において、本番受験に向けて
「最後の追い込みの時期」
に入ると、
「自宅で受験勉強する時間が増えてきます」
しかし、
限られた時間の中で、
「思った以上に勉強がはかどらない」
と悩む方も多くいます。
そこで、
今回は、中学受験の最後の追い込み時期に、実際にうちがやっていた自宅での効率的な勉強法をご紹介します。
自宅学習では限られた時間を有効に使う
中学受験の最後の追い込み時期における自宅での効率的な勉強法をご紹介する前に、本番受験に向けた追い込み時期になってからの受験勉強のポイントについて説明します。
中学受験に限らず、
追い込み時期の受験勉強のポイントは、
「とにかく限られた時間を有効に使う」
ことが、何よりもポイントになります。
※当たり前のことですが...
本番受験に向けた追い込み時期の中学受験生は、
・小学校(平日)
・塾(平日)
・塾の特訓/特別講習(休日)
・冬期講習(冬休み)
・塾(平日)
・塾の特訓/特別講習(休日)
・冬期講習(冬休み)
などがあるため、本当に時間がありません。
そういう意味では、
「自宅での受験勉強時間は限られています」
そのため、
しつこいようですが、
「限られた時間を有効に使う」
ことが重要になります。
簡単に言うと、
限られた受験勉強の時間の中から、無駄な時間を見極めて、
・無駄な時間を排除すること
・その時間を確実に身につく時間に充てる
・その時間を確実に身につく時間に充てる
ということが重要になります。
最後の追い込みでの効率的な勉強法
前振りが長くなっていしましたが、以下、僕がおすすめする中学受験の追い込み時期における自宅での効率的な勉強法の一つです。
というか、
うちが切羽詰まった
「本番受験直前に実際にやっていた勉強法」
です。
その勉強法は、
ズバリ!
自力で解いてみて、
「解けない問題は悩まずに解答と解説を見る」
という勉強法です。
ということで、次から詳しく説明します。
解けない問題は悩まず解答と解説を見る
解けない問題は悩まず解答と解説を見るというこの勉強法は、つまり、
悩んでも解けない問題は解けないため、悩まずに解答と解説をきちんと理解しましょう!
ということです。
もう少し簡単に言うと、
「悩む時間を理解する時間に充てましょう」
という勉強法です。
特に、
本番受験に向けては、第一志望校はもちろんのこと、併願校の「過去問」を解く量もそうですが、
冬の追い込み時期は、
かなり
「過去問を解く時間や比率が多くなります」
そのようなときに僕がおすすめするのが、この勉強法です!
[ご参考]
もちろん、
一回は自力で解いてみる必要はありますし、
多少は悩んだ方がよいという意見もあるとは思いますが、
この勉強法は、
先に解答と解説を見ることにより、悩む時間を問題の解答と解説を理解する時間に充てて、受験勉強のレベルアップを図る
ということを目的にしています。
この勉強法のポイント
この勉強法のポイントは、例えば、極端な例かもしれませんが、
解けない問題に対しての時間配分が、
ケース
悩む時間
理解する時間
合計時間
①
20分
10分
30分
②
10分
20分
30分
③
5分
20分
25分
といった場合、
これまで20分間悩んでも解けずに、10分間で解答と解説を理解していたケース①よりも、悩む時間を減らし、解答と解説を理解する時間に充てたケース②の方が理解を深めることができます。
また、
全く解けない問題のような場合は、悩む時間をもっと減らし、理解する時間を確保したとしても、ケース③のようにトータルの時間は短縮されるといったメリットもあります。
もちろんですが、
解答と解説は、解るまで確実に理解し、身につける必要があります。
そうしないと、意味がないので...
あくまでも、
「解答に悩む時間を理解する時間に充てる」
ということです。
ちなみに、
この勉強法では、解らない問題は悩まずに解答と解説を見るというタイミングを見極めることも重要になります。
もうこれ以上、自分で考えても解けない(無理)と思ったら解答と解説を見るくらいがちょうどいいと思います。
うちがこの勉強法に至った経緯
うちがこの勉強法に至った経緯についてもお伝えしておきます。この勉強法は、本番受験前最後の模擬試験である「合不合判定テスト」で、うちが過去最悪の結果だった12月中旬から本番受験直前までにやっていた勉強法です。
[ご参考]
そして、
うちは、本番受験前に小学校を休ませていましたが、その期間も基本的には、この勉強法で受験勉強していました。
[ご参考]
うちがこの勉強法に至った経緯は、
たまたま、うちの息子が自宅で過去問が解けなくて文句を言いながら何十分も悩んでいたときに、
家内が、
何十分も悩むくらいなら、もう解答と解説を読みなさい!
と言ったこと(正確にはキレたこと?)がきっかけで、知らない間に、いつの間にかこの勉強法になっていました...
まっ、
時期が時期だっただけに、本番受験まで本当に時間がなく、
「悩む時間そのものがもったいない」
というのが本音であり、実態でもありました。
早い話が、第一志望校の過去問には真面目に時間をかけていましたが、
「時間的に併願校の過去問が終わらない」
という状況になり、この勉強法に至ったという感じです。
ちなみに、
うちは、本番受験直前の時間がない中で色んなことがありながら、第一志望校である麻布をはじめ併願校(渋幕、浅野、本郷、栄東)を含め、
「全て合格」
しています。
[ご参考]
入試日
学校
結果
1月10日
栄東中学校(A日程)
合格
1月12日
栄東中学校(東大特待クラス)
合格
1月22日
渋谷教育学園幕張中学校(一次入試)
合格
2月1日
麻布中学校
合格
2月2日
本郷中学校(第2回)
合格
2月3日
浅野中学校
合格
そういう意味では、
本番受験直前に解いていた大量の過去問で、この勉強法をしていなかったら、多分、終わらなかったと思います。
ご参考
余談ですが、この勉強法は、以前、習い事をしながらでも超優秀な小学生の勉強法ということで、TVでも紹介していました。
よく、受験でもスポーツや他の習い事などをやりながら、超難関校に合格しているような子っていますよね?
スポーツ(他の習い事なども含めて)と受験を掛け持ちしてる子って、受験勉強する時間があまり取れないため、集中して、限られた勉強時間やすきま時間を本当に有効に使っているのだと思います。
[ご参考]
また、
かなり前ですが、東大生が教える効率的な勉強法を紹介するテレビ番組でも紹介されていました。
最後に
今回、中学受験の最後の追い込み時期に、実際にうちがやっていた自宅での効率的な勉強法として、
自力で解いてみても解らない問題は悩まずに解答と解説を見る!
という勉強法をご紹介しましたが、
僕としては、やはり、ある程度は悩むことも必要であると考えているため、この勉強法は、本当に追い込みの時期(本番受験直前など)にのみ活用し、時間があまりない追い込みの時期であれば、とても有効な勉強法であると考えています。
これから、
本当の意味で追い込みになりますが、体調管理をしっかり行い、体調を崩さないように追い込みのこれからの時期、頑張ってください!