はじめに
このブログでも何度か述べていますが、
本番受験が近づいてくると、
「本当に時間がない状態!」
になってきます。
そこで、普段の何気ない時間である
「すきま時間!」
を受験勉強として活用することも、時には必要になってきます。
そこで、今回は、中学受験における「すきま時間」の活用法について、うちの経験を踏まえて色々と述べたいと思います。
受験勉強は時間ではなく質!
中学受験における「すきま時間」の活用法の前に、受験勉強時間に対する僕の考えを述べます。
優秀な子ほど勉強時間を意識しない!
時代に関係なく、勉強していないのに成績が優秀な子っていますよね!
僕が小学生の頃にも確かにいました...
特に、
「あの子、あんなに遊んでいるのに、どうして優等生なの?」
「いったい、いつ勉強しているんだろう?」
と思うような子です。
実は、勉強していないように見えていますが、そのような子は、
「短時間に集中して勉強!」
していたり、
「すきま時間をうまく利用して勉強!」
しています。
そういう意味では、勉強時間にとらわれることなく、質のよい勉強をしているということになります。
受験勉強は時間ではなく質!
「灘中に合格する子は学力のほかに何を持っているのか」という本にも書いてありますが、
「受験勉強は時間ではなく質!」
です。
僕も全く同じ意見であり、1時間ダラダラ勉強するくらいなら、20分集中して勉強した方が、絶対に身につきます。(大人の仕事も一緒ですが...)
ただし、最初にも述べているように、本番受験が近づいてくると、本当に時間がない状態になってくるため、受験勉強は時間ではなく質とは言いながらも、
「普段の生活の中から、これまで以上の勉強時間を確保する!」
といったことも、時には必要になってきます。
中学受験での「すきま時間」の活用法!
ということで、中学受験において、普段の勉強時間とは別に、短時間で集中できそうな「すきま時間」について、これから述べます。
以下、僕が考える中学受験において、活用できそうな「すきま時間」となり、大きくは、
・塾に行くまでの時間!
・通塾の時間!
・夕飯までの時間!
・トイレの時間!
の4つあります。
これから、それぞれについて、うちの経験を踏まえて説明します。
塾に行くまでの時間!
僕が考える「すきま時間」の一つ目は、
「塾に行くまでの時間!」
です。
小学校から帰宅してから、塾に行くまでの時間は、
「すきま時間」
と言ってもよいと思います。
これから塾に行くので家で少しゆっくりしたいという気持ちは、非常によく分かりますが...
うちの場合は、日によって違いましたが、小学校から帰宅してから塾に行くまでの間に、最低でも30分から2時間くらいの時間がありました。
うちの息子の場合は、大体、小学校から帰宅して、塾に行くまでの時間は、お菓子を食べたり、勉強に関係のない本を読んだりと、基本的にダラダラしていました。
そこで、中学受験の年に息子に勉強させるためにとった策は、小学校から帰宅して、少し休ませた後に、直ぐに塾に行かせるようにしました。
とにかく自宅にいてもダラダラと過ごすだけなので、早めに塾に行かせて、自習室で勉強させていました。
※自習室では嫌でも勉強するしかないので...
そういう意味では、自習室がある塾で良かったです。
通塾の時間!
僕が考える「すきま時間」の二つ目は、
「通塾の時間!」
です。
電車などで塾に通塾している受験生も多いと思いますが、塾に行くまでの移動時間も、まさに、
「すきま時間」
と言ってもよいと思います。
たまに、電車の中で勉強している小学生を見かけますが、僕としては感心してしまいます。
※うちの息子は電車の中では絶対に勉強はやらないので...
うちは、普段の塾には徒歩で通塾しており、電車で通塾することは基本的にはありませんでした。
ただし、日曜日は特別な講習があったため、電車で通塾していましたが、
・中学受験における父親の役割について!
という記事でも述べているように、電車の中ではスマホで遊んでいました。(僕のせいですが...)
夕飯までの時間!
僕が考える「すきま時間」の三つ目は、
「夕飯までの時間!」
です。
塾弁などで夕飯を済ませて、塾から帰宅してからは、自宅で夕飯を食べないという受験生もいるとは思いますが、塾から帰宅して、親が夕飯を準備するまでの時間も、ちょっとした
「すきま時間」
と言ってもよいと思います。
先程と同様に、塾から帰宅して家で少しゆっくりしたいという気持ちは、非常によく分かりますが...
塾から帰宅して直ぐに、塾で習った内容の復習をするという意味では非常に効果的だと思います。
※ちょっと忘れましたが、習った内容を直ぐに復習するという勉強法は効果的!ということを、何かで聞いたことがあります。
トイレの時間!
僕が考える「すきま時間」の三つ目は、
「トイレの時間!」
です。
トイレの時間も、まさに、
「すきま時間」
と言ってもよいと思います。
特にトイレは、気が散るものがなく、かつ、個室ということもあり、すきま時間で集中して勉強するには、とてもよい環境だと思います。(そう思うのは僕だけですかね?)
ちなみに、うちの息子は、唯一、このトイレでの「すきま時間」を利用して勉強していました。
長い時は30分くらいこもっており、逆に、早く出てきなさい!と、勉強しているにもかかわらず怒られるということもありました...(かわいそうに...)
まっ、いつもはリビング学習をしているので、たまには気分を変えてトイレで勉強も良いかもです。
※リビング学習については、
・中学受験におけるリビング学習のメリット/デメリットについて!
の記事をご覧ください。
あっ!そういえば、うちは、トイレに社会の歴史年表をずっと貼っていました。
トイレの中でどれくらい覚えたかは定かではないですが...
最後に
今回、中学受験における「すきま時間」の活用法について述べましたが、歳を重ねるにつれて、時間の大切さをしみじみと感じてしまう僕です...
それはさておき、中学受験を控えた受験生や親にとっても、本番受験が近づくにつれて、本当に時間の大切さを感じてくるようになると思います。
また、本番受験直前になると、子供の方から「すきま時間」を見つけて勉強するようになるかもしれません。(そのような行為は、うちの息子には一切ありませんでしたが...)
中学受験に限った話ではありませんが、ちょっとした時間である「すきま時間」も、考え方次第では有効活用できます!
時間が無い方は、是非、「すきま時間」を考えてみてください!