はじめに
そろそろ、第一志望校はもちろんのこと、
「併願校!」
を真面目に検討する時期になってきましたね!
そこで!
今回は、珍しくシリーズで、東京の御三家(男子)の併願校について解析します!
男子御三家の第三回は、
「武蔵中学校」
の併願校、併願パターンを受験日順にご紹介します!
「武蔵」の併願校を徹底解析!
以下、代表的な「武蔵中学校」の併願校となります。
1月31日まで
1月受験には、
・お試し受験
・本当の併願のための受験
という、大きくは2つの目的がありますが、「武蔵中学校」を第一志望校とする場合の1月31日までの代表的な併願校は、以下となります。(可能な限り、受験日順に並べています。)
・栄東中学校 A日程(埼玉)
・栄東中学校 東大特待①(埼玉)
・開智中学校(埼玉)
・市川中学校①(千葉)
・東邦大学付属東邦中学校 前期(千葉)
・渋谷教育学園幕張中学校①(千葉)
・立教新座中学校①(埼玉)
武蔵の併願校の1月受験に関しては、開成や麻布の併願校とほぼ同じですが、開智との併願パターンを追加しています。
言葉は悪いかもしれませんが、お試し受験(最初の受験)で栄東の受験は欠かせないと思います。
また、渋幕は偏差値も高く、受験を控える方もいるかと思いますが、1回目受験ということもあり、武蔵レベルであれば併願校として合格する可能性も高く、チャレンジしても良いと思います。
2月1日
2月1日はもちろん武蔵中学校の入試日となります。
・武蔵中学校(東京)
また、午後受験を入れる場合は、
・巣鴨中学校 算選(東京)
・東京都市大学付属中学校①(東京)
となります。
2月2日
2月2日は非常に悩むかもしれませんが、「武蔵中学校」を第一志望校とする場合の2月2日の代表的な併願校は、以下となります。
・攻玉社中学校②(東京)
・本郷中学校②(東京)
・巣鴨中学校Ⅱ期(東京)
・桐朋中学校②(東京)
・城北中学校②(東京)
開成や麻布の2月2日は、神奈川の御三家(聖光、栄光)を絡めるパターンが多いですが、武蔵の場合は、都内の中学校を受験するパターンが多いように見えます。
※武蔵がある練馬近辺から横浜方面へは行きづらいという理由もあるとは思いますが...
特に、武蔵中の色んな合格体験記を見ていると、本郷を受験するパターンが多いように見えます。(武蔵+本郷の合格パターンが多いです。)
2月3日
2月3日も悩むかもしれませんが、「武蔵中学校」を第一志望校とする場合の2月3日の代表的な併願校は、以下となります。
・海城中学校②(東京)
・学習院中等科(東京)
・暁星中学校②(東京)
・成城中学校②(東京)
2月3日も同様に、開成や麻布の場合は、神奈川の御三家である浅野を絡めるパターンが多いですが、武蔵の場合は、都内の中学校を受験するパターンが多いように見えます。
もちろん、2月3日は神奈川の御三家である浅野という選択肢も大いにありだと思います。
2月4日以降
「武蔵中学校」を第一志望校とする場合の2月4日以降の代表的な併願校は、以下となります。
・芝中学校②(東京)
・城北中学校③(東京)
・攻玉社中学校 特選(東京)
・本郷中学校③(東京)
※受験としては終盤となりますが、可能であれば2月4日以降は受験することなく、2月3日受験までに決める!ことが理想です。
最後に
今回、中学受験における、「武蔵中学校」を第一志望校とする場合の代表的な併願校をご紹介しましたが、武蔵の併願校も非常に悩むと思います。
武蔵の場合、他の御三家とは違い、もともと募集人員が少なく、かつ、実質倍率も近年の御三家の中では一番高いということもあり、併願校を選ぶ際は、同等の偏差値の学校と、確実に合格レベルにある学校の2つの組み合わせで受験することもポイントになります。
特に、併願校の2回目受験、3回目受験と、回を重ねる度に難しくなっていくため、現実的に行く学校を早めに合格しておくことも理想です。