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中学受験では塾などの情報に左右されないことも重要!
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中学受験においては、色んな塾から色んな情報が入ってきます。そして、そのような情報に惑わされることも多々あると思います。
うちも、本番受験に向けて色んな情報に惑わされたことが多々ありました...
ということで、今回は、中学受験では塾などの情報に左右されないことの重要性について、うちの経験を踏まえて色々と述べたいと思います。
中学受験では塾などの情報に左右されないことも重要!
以下、あくまでも、僕が考える中学受験では塾などの情報に左右されないことの重要性についてです。塾からの情報は参考程度に!
最初にも言っていますが、中学受験において、色んな塾などから、色んな情報を得る機会が多々あります。例えば、自分が(子供が)通っている塾はもとより、外部の塾の公開模試を主催している塾などで、子供が模擬試験を受けている間に、保護者会と称して、中学受験に向けた今年の人気校の傾向などを説明される機会が多いと思います。
特に、秋から冬にかけての現実的な志望校選びの真っ只中に、塾の保護者会で、
「今年はどこそこの学校が人気です!」
というような人気傾向などの話をよく聞きます。
やはり、志望校選びの真っ只中の時期に、このような情報が入ってくると、誰しもが惑わされると思います。
僕も何度か模擬試験に付き添いで行っており、保護者会にも参加していますが、秋から冬にかけての保護者会では、本当に色んな塾から、色んな情報が発信されます。
その情報は、もちろん、各塾とも模擬試験の色んなデータを元に分析した結果のため、確かに役に立つ情報もあります。
※過去の統計データなどは役に立つかもしれません...
しかし、受験の年の予想や傾向などの情報は、あくまでも参考程度と捉える必要があります。
しつこいようですが、「あくまでも参考程度」です。
先日、「中学受験における模擬試験での志望校(判定校)の選び方!」という記事で、模擬試験における志望校の選び方について述べましたが、模擬試験で志望校の合不合を判定するテストでは、実際に受験を考えている数以上の志望校を選択するのが通常のため、結果的にあてにならないことが多いです。
※実際、うちも、実際の志望校の他に、余った志望校の欄に全く受験するつもりは無い学校を入れたりしていました...
塾などの情報に左右されないことも重要!
そんな中、うちの息子が受験した年は、ずっと、「特に今年は麻布の人気が高いです!」
という話を聞いていました。
実際、このような話を何度か耳にすると、第一志望校を麻布に決めているうちとしては、とても不安というか第一志望校に対して消極的になってしまい、第一志望校の倍率が高くなるなら受験校を見直した方が良いかな?という気持ちになってしまいます。
特に、色んな情報に惑わされやすいうちの家内は、「やっぱり、麻布は無理かな?」と、悩んでいた時期もありました。
しかし、うちは、一度しかない中学受験において悔いが残ると考えて、最後までに第一志望校は変えずに貫き通すことにしました。
そして、実際、麻布に関しては2.3倍から2.5倍になった程度で、結果的に例年とほぼ変わらずという結果でした。
また、御三家を敬遠して、大学附属系の早稲田や海城の人気も高いという話もよく聞いていましたが、早稲田については2.8倍から2.9倍になった程度で、こちらもほぼ横ばいで、海城については、2.9倍から2.5倍となっており、逆に平年の倍率より低くなったという結果でした。
※詳細は「中学受験における御三家の人気傾向について!」の記事をご覧ください。
結局は大幅な変化はない!
これから受験を向かえる方は、実際に出願するまでに、色んな所から、色んな情報、色んな噂を聞いて、色々と惑わされることがあると思います。本当に色々と惑わされますが、僕の考えでは、実質倍率は最終的には大幅に変化することは稀であると考えています。
もちろん、入試要項の変更などによる変化は、この限りではありませんが...
そのため、色んな情報や色んな噂に惑わされることなく、あくまでも
「自分の意思を貫き通すこと!」
をオススメします!
最後に
今回、中学受験では塾などの情報に左右されないことの重要性について色々と述べましたが、僕がこの記事で言いたいことは、タイトルの通りで、塾などの情報に左右されずに、「自分の意思を貫き通すこと!」も重要であるということです。先にも述べていますが、実際、うちも色んな塾の情報を耳にして、志望校や併願校を変えようと思ったこともありますが、今思えば、そのような色んな情報に左右されずに、受験生である子供はもちろん自分や家内の意思を貫き通して、結果的に良かったと思っています。
中学受験は人生において一度しかありません。
特に、受験生である子供に悔いが残らないようにしてあげることも、親として大事かもしれません。
いずれにせよ、塾からの色んな情報は、あくまでも参考程度にすることをオススメします!