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中学受験において記述問題が多い学校はどんな学校なのか?
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験において、入試問題の形式(多岐選択式、記述式)は、
学校によって様々です。
特に、記述問題の出題数や内容は学校によって大きく違います。
そのような中で、
「記述問題が多い学校はどこの学校なの?」
と気になる方も多いと思います。
そこで!
今回は、中学受験において記述問題が多い学校について、色々と述べたいと思います。
[目次]
中学受験において記述問題の多い学校は?
・記述問題が多い学校!
・記述問題が多い科目!
・国語
・算数
・社会
・理科
・選択問題と記述問題との大きな違い!
大学入試で記述は避けて通れない!
最後に
中学受験において記述問題の多い学校は?
・記述問題が多い学校!
・記述問題が多い科目!
・国語
・算数
・社会
・理科
・選択問題と記述問題との大きな違い!
大学入試で記述は避けて通れない!
最後に
中学受験において記述問題の多い学校は?
以下、中学受験において記述問題が多い学校についてのあくまでも僕の個人的な見解です。最初に言いますが、
中学受験において、
「記述問題は基本的には避けては通れない!」
です。(はい)
選択問題しか出題されない学校のみを受験する場合は別ですが、
どこの学校でも記述問題は出題されると考えておいた方がよいです。
また、記述問題と一言では言うものの、
・答えが一つの記述問題
・答えがある程度決まっており、何十字以内で答えなさいというような記述問題
・答えが決まっておらず、自分の考えや意見などを自由に書く記述問題
・答えがある程度決まっており、何十字以内で答えなさいというような記述問題
・答えが決まっておらず、自分の考えや意見などを自由に書く記述問題
など、記述問題の内容や解答にも様々なパターンがあります。
記述問題が多い学校!
先でも述べているように、中学受験において記述問題は、どこの学校の入試でも出題されます。
しつこいようですが、
記述問題は、基本的に出題されると思っていた方がよいです。
そのような中でも、
僕が考える記述問題が多い学校は、
東大をはじめとする、
「超難関大学への合格者数が多い学校」
つまり、
「御三家をはじめとする超難関校や難関校」
に多く出題されています。
例えば、
[男子校]
[女子校]
などに記述問題は毎年よく出題されています。
特に、
うちの息子が通う麻布中学校は、
記述問題が中心というか、科目を問わず、ほぼオール記述の入試となっており、
麻布中学校に合格するには、記述問題への対策が最も重要になり、記述問題を制する者が合格を手にすると言っても過言ではないです。
もちろん、
うちの息子が受験のときも、麻布対策として、とにかく書かせるということに主眼をおいて勉強させていました。
また、
武蔵中学校も入試問題のほとんどが記述問題となっており、他の学校とは違い、字数制限がなく、受験生に自由に書かせるというような記述問題も出題されます。
いずれにせよ、
記述問題の出題量が多い少ないはあるにせよ、中学受験において記述対策は必須です。
[ご参考]
記述問題が多い科目!
記述問題が出題されるのが多い科目は、やはり、
何と言っても
・国語
ですが、
・算数
・社会
・理科
・社会
・理科
にも記述問題は多くあります。
●国語
国語の記述問題としては、長文読解から、問題の意図する箇所を見つけ出したり、主人公の気持ちなどを記述で解答するというのがよくあるパターンです。●算数
算数の記述問題としては、算数は基本的には答えは一つになり、その答えを記述することは当たり前ですが、武蔵中学校のように、記述で、その答えを導き出したプロセス、過程なども評価(加点)されたりすることもあります。
●社会
社会の記述問題としては、ある特定のテーマや分野に対する問題に対して、用語や理由などを記述で解答するというのがよくあるパターンです。●理科
理科の記述問題も社会と同様に、ある特定のテーマや分野に対する問題に対して、用語や理由などを記述で解答するというのがよくあるパターンです。そういう意味では、
社会や理科でも、国語の問題?と思うような長文読解の問題が出題されることも多々あります。
選択問題と記述問題との大きな違い!
中学受験に限らず、受験においては、記述問題が合格、不合格を左右するということは周知の事実ですが、
あえて、
選択問題と記述問題との大きな違いをいうと、
当たり前ですが、
選択問題は、選択肢が与えられているため、たとえ解らなくても、何かしらの解答を選択することで、正解する可能性があります。
そういう意味では、
全く解らない場合は、運によって左右されます。
しかし、
記述問題は、
・問題文を読む読解力
・出題者が意図した解答を見抜く力
・自分の知識や発想
・出題者が意図した解答を見抜く力
・自分の知識や発想
の全てを兼ね備えていないと解答できずに、不正解になってしまうという大きな違いがあります。
それ以前に、
記述問題では、解らなければ解答を記入することすらできません。
また、
最近では、記述問題でも答えがある程度決まっているのではなく、自分の考えや意見を書くというような記述問題を出題する学校も増えてきている模様です。
そのため、
「記述問題をある程度鍛える!」
ことで、
「選択問題も自ずと解けるようになる!」
ということも多々あり、
記述問題を解くことは、中学受験での受験勉強としては、必要な勉強であると僕は思います。
大学入試で記述は避けて通れない!
皆さんもご存知のとおり、大学入試改革がゴタゴタし、共通テスト(旧センター試験)で記述問題も出題されるとかされないとか、色々とありましたが、
いずれにせよ、
国立大学の二次試験、私立大学では、基本的には記述問題となるため、
「大学入試で記述は避けて通れない!」
です。
そのため、
中学受験という早い段階から、記述問題に慣れておくということは、多少なりとも大学受験でも有利になるかもしれません。
最後に
今回、中学受験において記述問題が多い学校について、色々と述べましたが、記述問題を苦手とする受験生の方が多いと思います。
※記述問題を得意とする受験生もいるとは思いますが...
いずれにせよ、
記述問題は、過去問などを中心に、色んな記述問題を解いて、
出題者の意図した解答になるように、出題者が望んでいるキーワードを含めて解答するなどの対策をする必要があります。
また、
やはり、日頃から
「書くこと!」
も重要になります。