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麻布中学に受かる子はどういう子か?(麻布生の親が感じる共通点!)
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験において、「麻布中学校を目指している!」
という受験生や親御さんも多いと思います。
そのような中で、
「麻布に受かる子はどういう子?」
つまり、
「麻布に合格するような子はどんな子?」
と考えてしまう方もいると思います。
そこで!
今回は、中学受験において麻布に受かる子はどういう子か?について、麻布生の親である僕の考えを述べます。
麻布に受かる子はどういう子か?
以下、中学受験において麻布に受かる子はどういう子か?についてです。早速ですが、
実際に息子を麻布に通わせてみて、何となく麻布に受かる子の特徴というか、共通点のようなものを感じています。
そして、
僕が最近、感じている麻布に受かる子、つまり、麻布生に対する共通点で、
大きく、
の3つの観点から色々と述べたいと思います。
ちなみに、
最初に言いますが、麻布に受かるための受験勉強や受験対策の内容ではありません。
また、
上記3つ全てに該当する場合もありますが、少なくてもどれか一つに該当すると捉えていただけたらと思います。
目的を持っている子
僕が感じている麻布に受かる子の1つ目は、「目的を持っている子」
です。
もちろん、
人間なので色んな性格の子はいますが、
麻布に受かる子、麻布に入学する子は、麻布に入ってから何かをやりたいという目的を持っている子が多いように感じています。
これに尽きます。
例えば、
生物が大好きで有名な
日本テレビアナウンサーの
「桝 太一」さん
は、麻布の生物部に憧れて、麻布を受験することを決め、麻布を目指して、麻布入ったように、
「麻布に入るという目的!」
がはっきりしています。
これは、
まさに、平校長の考えというかポリシーと同じであり、
麻布で何をするか、何をしたいのかの目的を持って入ってきて欲しい
ということを、学校ではもちろんですが、講演会や中学受験関連の雑誌のインタビューでも常に言っています。
早い話が、
せっかく麻布に入ったのなら、麻布での6年間を無駄にするな!
ということです。
僕もこの平校長の考え、ポリシーには賛同しています。
もちろん、麻布に入る目的は、
・部活
・勉強(東大を目指すなど)
・文実(文化祭実行委員会)
・勉強(東大を目指すなど)
・文実(文化祭実行委員会)
など何でもいいと思います。
麻布の「自由」という学園生活の中で、誰かからの指示ではなく、
自分から
・何かに打ち込むということができる子
・何かに夢中になれるような子
・何かに夢中になれるような子
が、麻布に向いており、同じような子が集まっているように感じます。
書くことに取り込める子
僕が感じている麻布に受かる子の2つ目は、「書くことに取り込める子」
です。
麻布に受かるには、やはり、入試での記述対策が重要になり、記述問題が合否を分けると言っても過言ではないです。
というか、入試問題はほぼ記述ですが...
これは、
決して中学受験だけの話ではなく、麻布に入ってからも、普段の授業や宿題などでも、自分の考えや意見を書くこと、色んなことを調べさせて書かせるという機会が非常に多いです。
例えば、
普通の文章を書くのは当たり前ですが、中1の麻布生には、世界地図(白地図)の色塗りの宿題が出されます。(出されてました。)
僕は息子が家で世界地図の色塗りの宿題をやっているのを見て、
最初は、
「小学生みたいな宿題だな?」
と思っていたら、
地層などを考慮して色を濃くしたり薄くしたりする必要かあるらしく、色んなことを調べたり考える必要があり、息子曰く、大変であり面倒くさいと言っていました。
このような宿題一つにしても、単なる白地図の色塗りではなく、
・色んなことを考えて塗る
・自分の手で丁寧に塗る
・自分の手で丁寧に塗る
というようなことも、記述ではないかもしれませんが、書かせるという麻布の教育なのかもしれません。
そのようなこともあり、
息子を麻布に通わせてみて、麻布の普段の何気ない授業と、書かせること、記述力が重要という入試問題が結びつくことがよくわかります。
僕と同じように、うちの家内も
「麻布ならああいう入試問題出すのも納得!」
と、言っていました。
先で述べたとおりに、麻布に受かる子は、自分の考えや意見を、最適なキーワードを使って表現できる子が多いように感じます。
ちなみに、
中3の麻布生には、中学生にもかかわらず、卒論があります。
機転の利く子
僕が感じている麻布に受かる子の3つ目は、「機転の利く子」
です。
ご存知のように、麻布の入試では、他の学校とは違い、奇問がまれに出題されます。
例えば、
有名なドラえもんの問題だったり、2019年度入試では、コーヒーの問題だったりと、
いずれの問題も他の学校の入試問題では絶対に出題されない、麻布独特の問題、かつ、麻布らしい問題だと僕は思います。
[ご参考]
ドラえもんの問題についてもう少しいうと、問題は、理科で出題されていますが、実際は、ほぼ国語の問題であり、理科という先入観にとらわれることなく考える必要があります。
このように、
麻布には、このような問題に機転を利かせて、臨機応変な対応ができる子が多いように感じます。
もちろん、
これは、入試問題だけではなく、色んな面において言えることです。
最後に
今回、中学受験において麻布に受かる子はどういう子か?について、麻布生の親である僕の考えを色々と述べてから恐縮ですが、うちの息子は、
・目的を持っている子
・書くことに取り込める子
・機転の利く子
・書くことに取り込める子
・機転の利く子
のどれにも該当せずに、何となく麻布に受かってしまいましたが、
麻布に入学してからは、
やはり、性格面、勉強面を問わずに色んな面で変わってきています。
「類は友を呼ぶ」
ということわざがありますが、麻布に集まる子達には、ピッタリの言葉かもしれません。
いずれにせよ、
麻布を目指している方の参考になれば幸いです。