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中学受験において志願者数が多い首都圏の学校!(2020年度)
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
首都圏の中学受験において、数多くある私立中学校の中で、「志願者数が多い学校ってどこなの?」
と気になる方も多いと思います。
そこで!
今回は(今年も)、2020年度の首都圏の中学受験において、延べ志願者数が多い学校をご紹介したいと思います。
中学受験において志願者数が多い首都圏の学校!
以下、2020年度中学入試において、延べ志願者数が多かった首都圏の学校となります。その前に!
今回、ご紹介する志願者数が多い学校は、いつもと同様に男子校、女子校、共学校は関係なく、「単純に志願者数が多い学校!」
です。
また、ご紹介する志願者数は、
「延べ志願者数!」
です。
つまり、
第1回入試、第2回入試とかは関係なく、単純にその学校が実施した2020年度入試に対する志願者数の合計となります。
またまた、
今回ご紹介する志願者数は、
という雑誌から引用しており、いつもは、一部の学校については、この雑誌の数値ではなく、学校発表の数値や僕の手持ちの数値に訂正していますが、今年は、訂正することはなかったです。
ちなみにこの雑誌、僕は愛読者です。
前振りが長くなってしまいましたが、これからご紹介します!
※最近、ダイヤモンド・セレクトのネタが続いておりますが、これが最後です...
東京
以下、中学受験における2020年度入試で、志願者数が多かった東京の私立中学校です。[東京]
順位
学校名
志願者数
1位
東京都市大学付属中学校
3,488名
2位
東京都市大学等々力中学校
2,948名
3位
豊島岡女子学園中学校
2,879名
4位
広尾学園中学校
2,804名
5位
三田国際学園中学校
2,732名
6位
國學院大學久我山中学校
2,680名
7位
開智日本橋学園中学校
2,562名
8位
成城中学校
2,475名
9位
巣鴨中学校
2,418名
10位
早稲田中学校
2,259名
東京では、昨年も1位だった都市大付属が2020年度も延べ志願者数が多く1位となっており、都市大等々力が次に続いており、上位2校は東京都市大学の付属校である2校が占めています。
また、昨年6位だった豊島岡女子学園の志願者数が増え、2020年度は3位になっており、豊島岡人気は健在です。
4位の広尾学園、5位の三田国際学園、6位の國學院大學久我山、7位の開智日本橋学園については、順位は違いますが、昨年と同様にトップ10入りしています。
8位の成城、9居の巣鴨、10位の早稲田については、2020年度に志願者数が増えトップ10入りしています。
そのような中でも、ここ2年間で入試日程の変更を行った巣鴨の志願者数が増えたことが一番の変化であったと考えています。
神奈川
以下、中学受験における2020年度入試で、志願者数が多かった神奈川の私立中学校です。[神奈川]
順位
学校名
志願者数
1位
横浜女学院中学校
2,657名
2位
山手学院中学校
2,446名
3位
日本大学中学校
2,413名
4位
法政大学第二中学校
2,135名
5位
浅野中学校
1,890名
6位
桐光学園中学校
1,866名
神奈川では、昨年は3位だった横浜女学院が2020年度は最も延べ志願者数が多く1位となっており、昨年1位だった山手学院が2位になっています。
次いで、3位の日本大学、4位の法政大学第二、5位の浅野、6位の桐光学園と続きますが、記載している上位6校は順位は違いますが、昨年と同じ学校となっており、大きな変化はありませんでした。
埼玉
以下、中学受験における2020年度入試で、志願者数が多かった埼玉の私立中学校です。[埼玉]
順位
学校名
志願者数
1位
栄東中学校
11,826名
2位
開智中学校
5,513名
3位
大宮開成中学校
3,972名
4位
埼玉栄中学校
3,264名
5位
浦和明の星女子中学
2,511名
6位
獨協埼玉中学校
2,405名
7位
星野学園中学校
2,375名
8位
西武学園文理中学校
2,369名
9位
立教新座中学校
2,213名
10位
浦和実業学園中学校
2,080名
埼玉では、昨年1位だった栄東、2位だった開智は、2020年度もダントツの1位、2位で、不動の地位にあるといった感じです。
特に、栄東は、志願者数、受験者数ともに毎年、日本一であることに変わりはないです。
3位~9位までは、若干の順位変動はありますが、順位としては大きな変化はありませんでした。
ただし、大宮開成は志願者数を大幅に伸ばしています。
10位の浦和実業学園は、2020年度にトップ10入りを果しています。
千葉
以下、中学受験における2020年度入試で、志願者数が多かった千葉の私立中学校です。[千葉]
順位
学校名
志願者数
1位
東邦大学付属東邦中学校
3,805名
2位
市川中学校
3,317名
3位
専修大学松戸中学校
3,170名
4位
渋谷教育学園幕張中学校
2,888名
5位
昭和学院秀英中学校
2,609名
6位
芝浦工業大学柏中学校
2,448名
7位
麗澤中学校
2,261名
8位
千葉日本大学第一中学校
1,286名
9位
国府台女子学院中学部
1,214名
10位
和洋国府台女子中学校
1,034名
千葉では、昨年1位だった東邦大東邦が2020年度も延べ志願者数が多く1位となっており、昨年と同様に市川が次に続いています。
また、3位~10位までも、若干の順位の変化はありますが、昨年と同じ学校となっており大きな変化はありませんでした。
そういう意味では、千葉の延べ志願者数が多い学校トップ10は昨年と同じ顔ぶれです。
首都圏
先に、東京、神奈川、埼玉、千葉の2020年度入試で、志願者数が多かった学校をご紹介しましたが、首都圏全体としてみた場合のトップ10は、以下の順位になります。[首都圏]
順位
学校名
志願者数
1位
栄東中学校
11,826名
2位
開智中学校
5,513名
3位
大宮開成中学校
3,972名
4位
東邦大学付属東邦中学校
3,805名
5位
東京都市大学付属中学校
3,488名
6位
市川中学校
3,317名
7位
埼玉栄中学校
3,264名
8位
専修大学松戸中学校
3,170名
9位
東京都市大学等々力中学校
2,948名
10位
渋谷教育学園幕張中学校
2,888名
栄東は毎年、不動の1位、開智も不動の2位といったところで、3位の大宮開成が2020年度は一気に志願者数を増やしたことが特徴的です。
また、2020年度の首都圏の中学受験において、延べ志願者数が多いトップ3が埼玉の学校となっています。
最後に
今回、2020年度の中学受験において志願者数が多い首都圏の私立中学校を色々とご紹介しましたが、やはり、首都圏全体としてみても、ここ数年は、「大学付属系への志願者数が増えてきている!」
という傾向にあります。
また、
第三次中学受験ブームと言われている中での2020年度の中学受験でしたが、やはり、全体的に志願者数は、いつもよりは多くなっているように見えます。
いずれにせよ、
次の2021年度入試がどのようになるのかは、今後も注視していきたいと思います。