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中学受験において志願者数が多い首都圏の学校!(2018年度)
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
栄東が志願者数、受験者数ともに日本一であることは皆さんご存知だと思いますが、その他の学校の志願者数については、意外に知らない方も多いのではないかと思います。そこで!
今回は、首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)の中学受験において、志願者数が多い学校をご紹介したいと思います。
中学受験において志願者数が多い首都圏の学校!
以下、中学受験において、東京、神奈川、埼玉、千葉の志願者数が多い学校トップ8です!その前に!
今回ご紹介する志願者数が多い学校は、男子校、女子校、共学校とかは関係なく、単純に志願者数が多い学校です。また、志願者数は延べ人数です。つまり、第1回入試、第2回入試とかは関係なく、単純にその学校が実施した試験に対する志願者数の合計です。
またまた、記載している志願者数は2018年度入試の志願者数となっており、僕が最近購入した「ダイヤモンドセレクト 2018年8月号(中高一貫校・高校 大学合格力ランキング 2019年入試版)」という雑誌から引用していますが、一部の学校については、この雑誌の数値ではなく、学校発表の数値に訂正しています。
それではご紹介します!
東京
以下、中学受験における2018年度入試で、志願者数が多かった東京の学校です。[東京]
順位
学校名
志願者数
1位
広尾学園
3,925人
2位
三田国際学園
3,639人
3位
東京都市大学付属
3,141人
4位
東京都市大学等々力
3,043人
5位
豊島岡女子学園
2,805人
6位
國學院大學久我山
2,616人
7位
開智日本橋学園
2,551人
8位
かえつ有明
2,310人
東京では、広尾学園の志願者数が約4千人とトップで、次に三田国際学園と続いています。
そして、3位の東京都市大学付属、4位の東京都市大学等々力も約3千人の志願者数となっており、大学付属校人気がうかがえます。
東京は、入試解禁日が2月1日と首都圏では遅いということや、学校数が多いということもあり、後述する埼玉や千葉の志願者数よりは、全体的に低い数値となっており、特定の学校への志願者数が極端に多いというようなことはなく、全体的にバラけています。
また、上記学校のほとんどは、午後入試を実施しており、東京では午後入試を実施している学校への志願者数が多い傾向にあります。
神奈川
以下、中学受験における2018年度入試で、志願者数が多かった神奈川の学校です。[神奈川]
順位
学校名
志願者数
1位
日本大学
2,176人
2位
山手学院
1,991人
3位
洗足学園
1,988人
4位
法政大学第二
1,951人
5位
神奈川大学附属
1,898人
6位
横浜女学院
1,814人
7位
浅野
1,784人
8位
桐蔭学園
1,728人
神奈川では、日本大学の志願者数が、神奈川では唯一2千人を超えてトップで、その他は2千人を下回っており、2位の山手学院、3位の洗足学園、4位の法政大学第二には、ほとんど差がないです。
また、神奈川も全体的に大学付属校への志願者数が多い傾向になっています。
神奈川も、東京と同様に入試解禁日が2月1日と首都圏では遅いということもあり、後述する埼玉や千葉の志願者数よりは、全体的に低い数値となっており、特定の学校への志願者数が極端に多いというようなことはなく、こちらも全体的にバラけています。
埼玉
以下、中学受験における2018年度入試で、志願者数が多かった埼玉の学校です。[埼玉]
順位
学校名
志願者数
1位
栄東
11,654人
2位
開智
5,439人
3位
埼玉栄
2,433人
4位
浦和明の星女子
2,310人
5位
大宮開成
2,275人
6位
獨協埼玉
2,166人
7位
星野学園
2,023人
8位
立教新座
1,938人
埼玉では、栄東の志願者数が、ダントツでトップ(そもそも桁が違います)で、2位の開智も5千人超えの志願者数となっており、その他の3位から7位の学校は、大体2千人台となっており、あまり差がないですが、埼玉は、栄東と開智の二極化といった感じです。
埼玉は、入試解禁日が1月10日と首都圏では一番早いということもあり、栄東を筆頭に全体的に高い数値となっています。
※もちろん、うちの息子が受験の時も、栄東はA日程と特待の二つを志願し受験しています。(合格もいただいております!)
千葉
以下、中学受験における2018年度入試で、志願者数が多かった千葉の学校です。[千葉]
順位
学校名
志願者数
1位
市川
3,522人
2位
東邦大学付属東邦
3,454人
3位
専修大学松戸
3,084人
4位
渋谷教育学園幕張
2,767人
5位
昭和学院秀英
2,681人
6位
芝浦工業大学柏
2,208人
7位
麗澤
1,548人
8位
千葉日本大学第一
1,234人
千葉では、市川の志願者数がトップで、次に東邦大学付属東邦と続いていますが、1位、2位とも志願者数が約3千5百人と、あまり差がない状況になっています。
また、千葉も全体的に大学付属校人気がうかがえます。
千葉は、入試解禁日が1月20日と首都圏では埼玉に次いで早い方ということもありますが、千葉の志願者数としては、1位の市川、2位の東邦大学付属東邦、4位の渋谷教育学園幕張と、千葉の御三家に対する志願者数が多くなっていることが、東京、神奈川、埼玉の状況とはちょっと違っています。
首都圏
先に、東京、神奈川、埼玉、千葉の2018年度入試で、志願者数が多かった学校をご紹介しましたが、首都圏全体としてみた場合のトップ8は、以下の順位になります。[首都圏]
順位
学校名
志願者数
1位
栄東
11,654人
2位
開智
5,439人
3位
広尾学園
3,925人
4位
三田国際学園
3,639人
5位
市川
3,522人
6位
東邦大学付属東邦
3,454人
7位
東京都市大学付属
3,141人
8位
専修大学松戸
3,084人
栄東や開智はともかく、その他の学校も3千人を超える志願者数ってすごいですね!
これ以上、僕からは特にコメントはありません...
最後に
今回、中学受験において、首都圏の志願者数が多い学校をご紹介しましたが、実は僕がこの記事で一番言いたいことは、例えば、栄東は2回までの受験で受験料は20,000円となっており、仮に全受験生が2回受験したとしても、億の受験料が...億の受験料が...これ以上はやめておきます。
いずれにせよ、志願者数が多い学校の上位校は、2019年度受験でも大きな変化はないと僕は考えています。
この記事、何かのお役に立てれば幸いです。