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中学受験において志願者数が多い首都圏の学校!(2019年度)
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
昨年も同じ記事を書きましたが、2019年度の首都圏の中学受験において、延べ志願者数が多い学校に変化がありましたので、今年もご紹介したいと思います。毎年、変化があるのは当たり前ですが...
そこで!
今回は、2019年度中学入試において、延べ志願者数が多かった首都圏の学校について、色々と述べたいと思います。
中学受験において志願者数が多い首都圏の学校!
以下、2019年度中学入試において、延べ志願者数が多かった首都圏の学校となります。その前に!
今回、ご紹介する志願者数が多い学校は、昨年と同様に男子校、女子校、共学校とかは関係なく、単純に志願者数が多い学校です。また、志願者数は延べ人数です。つまり、第1回入試、第2回入試とかは関係なく、単純にその学校が実施した2019年度入試に対する志願者数の合計となります。
またまた、記載している志願者数は「ダイヤモンドセレクト 2019年8月号(本当に子どもの力を伸ばす学校 2020年入試版 中高一貫校・高校 大学合格力ランキング)」という雑誌から引用していますが、一部の学校については、この雑誌の数値ではなく、学校発表の数値に訂正しています。
ちなみにこの雑誌、僕は愛読者です。
ダイヤモンドセレクト 2019年 8月号 [雑誌] (本当に子どもの力を伸ばす学校 2020年入試版 中高一貫校・高校 大学合格力ランキング) |
それではご紹介します!
東京
以下、中学受験における2019年度入試で、志願者数が多かった東京の学校です。[東京]
順位
学校名
志願者数
1位
東京都市大学付属中学校
3,861名
2位
広尾学園中学校
3,728名
3位
東京都市大学等々力中学校
3,495名
4位
開智日本橋学園中学校
3,304名
5位
三田国際学園中学校
3,103名
6位
豊島岡女子学園中学校
2,718名
7位
本郷中学校
2,399名
8位
國學院大學久我山中学校
2,341名
9位
青稜中学校
2,328名
10位
渋谷教育学園渋谷中学校
2,276名
東京では、昨年3位だった都市大付属が2019年度は最も延べ志願者数が多く1位となっており、昨年1位だった広尾学園が次に続いています。
また、昨年4位だった都市大等々力も志願者数が増え、2019年度は3位になっており、東京都市大学の付属校である2校の志願者数が増えたことが一番の変化であったと考えています。
4位以降の学校については、順位は違いますが、ほぼ昨年と同じような顔ぶれの学校となっています。
その中でも、本郷は、2019年度に大幅に志願者数が増え、一気に7位となっています。
神奈川
以下、中学受験における2019年度入試で、志願者数が多かった神奈川の学校です。[神奈川]
順位
学校名
志願者数
1位
山手学院中学校
2,598名
2位
法政大学第二中学校
2,214名
3位
横浜女学院中学校
2,043名
4位
神奈川大学附属中学校
2,028名
5位
日本大学中学校
1,983名
6位
浅野中学校
1,894名
7位
桐光学園中学校
1,738名
神奈川では、昨年2位だった山手学院が2019年度は最も延べ志願者数が多く1位となっており、昨年1位だった日本大学が5位にランクダウンしています。
また、2位の法政大第二、3位の横浜女学院、4位の神大附属は、昨年は、2,000人弱の志願者数でしたが、2019年度は、2,000名を超える延べ志願者数となっており、昨年よりもランクアップしています。
昨年と同じコメントで恐縮ですが、神奈川も、東京と同様に入試解禁日が2月1日と首都圏では遅いということもあり、後述する埼玉、千葉の延べ志願者数と比較すると、低い数値となってしまいます。
埼玉
以下、中学受験における2019年度入試で、志願者数が多かった埼玉の学校です。[埼玉]
順位
学校名
志願者数
1位
栄東中学校
11,315名
2位
開智中学校
6,040名
3位
大宮開成中学校
2,550名
4位
埼玉栄中学校
2,525名
5位
浦和明の星女子中学
2,406名
6位
獨協埼玉中学校
2,378名
7位
立教新座中学校
2,119名
8位
星野学園中学校
2,043名
9位
西武学園文理中学校
2,033名
10位
城北埼玉中学校
1,855名
埼玉では、昨年1位だった栄東、2位だった開智は、2019年度もダントツの1位、2位で、不動の地位にあるといった感じです。
特に、栄東は、志願者数、受験者数ともに毎年、日本一であることに変わりはないです。
3位以降には、若干の変化があるといった感じですが、大差はなく通常の変動レベルです。
千葉
以下、中学受験における2019年度入試で、志願者数が多かった千葉の学校です。[千葉]
順位
学校名
志願者数
1位
東邦大学付属東邦中学校
3,609名
2位
市川中学校
3,342名
3位
専修大学松戸中学校
3,057名
4位
昭和学院秀英中学校
3,027名
5位
渋谷教育学園幕張中学校
2,745名
6位
芝浦工業大学柏中学校
2,336名
7位
麗澤中学校
2,065名
8位
国府台女子学院中学部
1,228名
9位
千葉日本大学第一中学校
1,003名
10位
和洋国府台女子中学校
897名
千葉では、昨年2位だった東邦大東邦が2019年度は最も延べ志願者数が多く1位となっており、昨年1位だった市川が次に続いています。
また、千葉は1都3県の中では、私立中学校の学校数が少ない方ですが、埼玉のように、特定の学校に志願者が集中することなく、全体的に志願者数がバラけています。
首都圏
先に、東京、神奈川、埼玉、千葉の2019年度入試で、志願者数が多かった学校をご紹介しましたが、首都圏全体としてみた場合のトップ10は、以下の順位になります。[首都圏]
順位
学校名
志願者数
1位
栄東中学校
11,315名
2位
開智中学校
6,040名
3位
東京都市大学付属中学校
3,861名
4位
広尾学園中学校
3,728名
5位
東邦大学付属東邦中学校
3,609名
6位
東京都市大学等々力中学校
3,495名
7位
市川中学校
3,342名
8位
開智日本橋学園中学校
3,304名
9位
三田国際学園中学校
3,103名
10位
専修大学松戸中学校
3,057名
栄東は毎年、不動の1位、開智も不動の2位といったところで、3位以降は3,000人超えの志願者数となっています。
※簡単に3,000人超えと言っていますが、正直、すごい数です...
最後に
今回、2019年度の中学受験において志願者数が多い首都圏の学校を色々とご紹介しましたが、やはり、首都圏全体としてみても、ここ数年は、大学付属系の学校への志願者数が増えてきている傾向にあります。また、
第三次中学受験ブームと言われる2019年度の中学受験ですが、やはり、全体的に志願者数は、いつもよりは多くなっているように見えます。
いずれにせよ、次は、2020年度です!