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中学受験の時事問題で出題されやすいテーマについて
※本ページにはプロモーションが含まれていますはじめに
中学受験において、主に社会の入試問題で時事問題を出題する学校は多くあります。
というか、
ほとんどの学校で何かしらの時事問題を出題していると言っても過言ではないです。
そのような中で、
「出題範囲が不明確な時事問題対策」
は悩みの種の一つです。
そこで、
今回は、中学受験の時事問題で出題されやすいテーマについて、色々と述べたいと思います。
[目次]
中学受験における時事問題の出題動向
中学受験に向けた時事問題対策
中学受験で出願されやすい時事のテーマ
・政治・経済
・2016年の時事(2017年度入試向け)
・2017年の時事(2018年度入試向け)
・2018年の時事(2019年度入試向け)
・2019年の時事(2020年度入試向け)
・2020年の時事(2021年度入試向け)
・2021年の時事(2022年度入試向け)
・2022年の時事(2023年度入試向け)
・自然災害
・2016年の時事(2017年度入試向け)
・2017年の時事(2018年度入試向け)
・2018年の時事(2019年度入試向け)
・2019年の時事(2020年度入試向け)
・2020年の時事(2021年度入試向け)
・2021年の時事(2022年度入試向け)
・2022年の時事(2023年度入試向け)
その他のテーマ
最後に
中学受験における時事問題の出題動向
中学受験に向けた時事問題対策
中学受験で出願されやすい時事のテーマ
・政治・経済
・2016年の時事(2017年度入試向け)
・2017年の時事(2018年度入試向け)
・2018年の時事(2019年度入試向け)
・2019年の時事(2020年度入試向け)
・2020年の時事(2021年度入試向け)
・2021年の時事(2022年度入試向け)
・2022年の時事(2023年度入試向け)
・自然災害
・2016年の時事(2017年度入試向け)
・2017年の時事(2018年度入試向け)
・2018年の時事(2019年度入試向け)
・2019年の時事(2020年度入試向け)
・2020年の時事(2021年度入試向け)
・2021年の時事(2022年度入試向け)
・2022年の時事(2023年度入試向け)
その他のテーマ
最後に
中学受験における時事問題の出題動向
以前、他の記事でも述べていますが、僕が持っている中学受験に関する情報誌(進学通信 2017年1月号)が、私立中学校へ実施した時事問題の出題に関するアンケートでは、
実に、
「約92%の学校が時事問題を出題する」
と回答しています。
もちろん、
学校によって時事問題が出題される問題数や配点は違いますが、
今後も時事問題を出題する学校は増えていくことが予想されます。
いずれにせよ、
2023年度の中学受験においても、時事問題は出題されると考えておいた方がよいです。
中学受験に向けた時事問題対策
最初に言いますが、時事問題は、その名のとおり時事なので、毎年、出題される対象や内容は変わります。
※当たり前ですが...
そして、
時事という範囲も広いことから、
「対策しにくい」
というのが実態であり、悩みだと思います。
そのような中で、
僕が考える時事問題の一番の対策は、
・日頃から日本、世界の出来事、ニュースに耳を傾けて興味を持つこと
・実際の受験対策として大手塾が出版している時事問題対策の参考書を活用すること
・実際の受験対策として大手塾が出版している時事問題対策の参考書を活用すること
です。
ベタな対策ですが、これしかありません...
[ご参考]
次から、
僕が考える時事問題として出題されやすいテーマについて述べます。
中学受験で出願されやすい時事のテーマ
時事のテーマは、多く存在しますが、以下、僕が考える中学受験で出願されやすい時事のテーマで、
大きくは、
の2つあります。
※自然災害には、自然ではない災害も含みます。
というか、2つに絞りました。
ということで、
それぞれについて、
もう少し詳しく説明します。
政治・経済
僕が考える中学受験の時事問題で出題されやすいテーマの1つ目は、「政治・経済」
です。
実際、
政治・経済の分野から時事問題を出題する学校も多くあり、
今後も政治・経済の分野から時事問題が出題される可能性は高いです。
政治・経済というと大げさに聞こえますが、
例えば、
近年の政治・経済に関する時事としては、
●2016年の時事(2017年度入試向け)
2016年は、国内では、東京都知事選、参議院選挙、国外では、イギリスのEU離脱国民投票、アメリカ大統領選挙●2017年の時事(2018年度入試向け)
2017年は、国内では、都議会議員選挙、豊洲市場問題、国外では、トランプ大統領就任※2017年1月20日からトランプ大統領が就任していますが、就任した時期が時期(2月の本番受験直前)だったために、2017年度の受験ではほとんど出題されていないと思われます。
●2018年の時事(2019年度入試向け)
2018年は、国内では、北朝鮮のミサイル問題、自民党総裁選、消費税、天皇退位、豊洲移転、国外では米朝首脳会議、難民問題●2019年の時事(2020年度入試向け)
2019年は、国内では、新天皇即位(令和元年)、消費税税率10%、大阪G20サミット、国外では米朝首脳会談(2回目、3回目)、イギリスEU離脱●2020年の時事(2021年度入試向け)
2020年は、安倍前首相の辞任、菅内閣の発足、アメリカ大統領選●2021年の時事(2022年度入試向け)
2021年は、東日本大震災から10年、バイデン米大統領就任、G7サミット、岸田内閣の発足●2022年の時事(2023年度入試向け)
2022年は、ロシア軍のウクライナ侵攻、北欧2国(スウェーデン、フィンランド)NATO加盟、沖縄復帰50年、バイデン米大統領来日、参議院選挙などが該当します。
正直、国内だけではなく、国外の政治・経済の時事も含めると、とんでもない範囲になってしまいますが、
中学受験においては、誰も知らないような時事に関する問題が出題される可能性はかなり低いため、
まずは、
国内、国外ともに、身近な政治・経済に関する時事をおさえておくことが重要です。
また、
時事については、単純にその年に起きた出来事だけを覚えるだけではなく、
「なぜそのようなことが起きたのか?」
ということも、
ある程度理解しておくことも重要です。
自然災害
僕が考える中学受験の時事問題で出題されやすいテーマの2つ目は、「自然災害」
です。
自然災害に関する時事問題も出題されやすい傾向にあります。
例えば、
近年の自然災害に関する時事としては、
●2016年の時事(2017年度入試向け)
2016年は、熊本地震、阿蘇山噴火、大型台風(岩手、北海道など)●2017年の時事(2018年度入試向け)
2017年は、九州北部豪雨●2018年の時事(2019年度入試向け)
2018年は、北海道胆振東部地震、西日本豪雨、台風21号●2019年の時事(2020年度入試向け)
2019年は、九州豪雨、台風15号、台風19号●2020年の時事(2021年度入試向け)
2020年は、令和2年7月豪雨●2021年の時事(2022年度入試向け)
2021年は、熱海市で土石流などが該当し、
自然ではない災害としては、
●2022年の時事(2023年度入試向け)
2022年は、自然災害ではありませんが、災害という意味では、北朝鮮のミサイル発射などが該当します。
特に、
自然災害に関する時事問題では、自然災害が起きた地域の被害内容、被害状況も理解しておくことが必要ですが、
関連して、自然災害がもたらした当地の特産品なども合わせて対策しておく必要があります。
また、
自然災害は天気、天候が関連するため、社会という科目だけではなく、
理科という科目の観点での時事問題として出題されることも多々あるため、社会と理科の2つの観点から対策することも重要です。
その他のテーマ
先で述べている、「政治・経済」、「自然災害」の他にも、
・スポーツ
・医学
・文学
・etc
・医学
・文学
・etc
など時事問題のテーマは色々あります。
※これが時事問題対策が難しい理由でもありますが...
中学入試にスポーツに関する時事問題はあまり出題されることはないと思いますが、
オリンピックなどの世界的なスポーツイベントはおさえておいても損はないと思います。
また、
社会という科目に限らず、理科でも時事問題は出題される傾向があるため、「ノーベル賞」に関することや、「星」に関することなどもおさえておいて損はないと思います。
最後に
今回、中学受験の時事問題で出題されやすいテーマについて、色々と述べましたが、先でも述べているように、
時事問題はどのような問題が出題されるのかがわからないことはもちろんですが、
やはり、
どのような対策をすればよいのか?という悩みが一番大きいと思います。
正直、誰も答えを持っていないと思いますが、
日頃から日本、そして、世界の出来事、ニュースに耳を傾けて、興味を持つことが、
まずは、最低限の時事問題対策だと思います。
普通の新聞や、子供新聞を取っている家庭では、毎日、新聞に目を通すだけでも時事対策になると思います。
そして、
受験で他の人に差をつけるという意味では、是非とも時事問題は得点したいですね!