はじめに
中学受験は、受験生である子供と親が一丸となって取り組む、人生の中でも大きなイベントです。
そのような中学受験を通して、受験生である子供も親も、得るものもあれば、失うものもあります。
ということで、今回は、中学受験で「得るもの」と「失うもの」は何か?と題して、僕の考えを述べたいと思います。
中学受験において「得るもの」と「失うもの」は何か?
以下、僕が考える中学受験で「得るもの」と「失うもの」です。
一応、受験生である子供の立場と親の立場の2つの観点で述べたいと思います!
1.中学受験で得るもの!(受験生)
中学受験で「得るもの」は、受験生である子供の立場では、以下の通りで、大きくは3つあります。
●自信が付く!
一つ目は、「自信が付く!」という点です。
受験勉強を通して、勉強した分だけ、結果が付いてくると、子供にも自信が付いてきます。
結果は、志望校に合格、模擬試験での成績アップなど、色んな結果がありますが、長い中学受験生活において、やってもやっても全く成果が出ないということはないです。
特に、第一志望校に合格した場合などは、受験という辛い壁を乗り越えたという自信が付きます。(うちの息子のように、自信過剰にはならないように!)
●自立心が芽生える!
二つ目は、「自立心が芽生える!」という点です。
本番受験が近づくにつれて、子供は自分から勉強するようになり、自分で解決するようになってきます。
そんな子供の姿を見ていると、少し親離れして大人になった感じがして、自立心が向上したと感じる時が多々あります。
※少し親離れすると、ちょっと切ないですが...
●時間の大切さを知ることができる!
三つ目は、「時間の大切さを知ることができる!」という点です。
中学受験では、本当に時間がないため、子供も徐々に時間を気にするようになります。
逆に言うと、受験勉強を通して時間の大切さというものを学びます。
僕としては、子供が時間の大切さを知ること、時間の大切さを学ぶことは、大人になってからも有効で、時間がない時に、色んな物事に対して優先順位をつけるという能力が養われていくように感じます。
2.中学受験で得るもの!(親)
中学受験で「得るもの」は、親の立場では、以下の通りで、大きくは2つあります。
●子供の成長を見ることができる!
一つ目は、「子供の成長を見ることができる!」という点です。
中学受験では、子供がどんどん成長していく姿を見ることが出来ます。(実際は、子供だけではなく、親も一緒に成長します!)
ついこの間まで、一人で何も出来なかったのに、色々と自分で考え、自分で解決するようなことが増えていきます。
●家族の絆が深まる!
二つ目は、「家族の絆が深まる!」という点です。
最初にも言っていますが、中学受験は、子供と親が一丸となって取り組む人生の中でも大きなイベントです。
また、中学受験は人生の中で1回しかありません。
その貴重な時間を家族で過ごすことにより、家族としての絆が深まります。
3.中学受験で失うもの!(受験生)
中学受験で「失うもの」は、受験生である子供の立場では、以下の通りで、大きくは2つあります。
●遊ぶ時間!
一つ目は、「遊ぶ時間!」です。
やはり、一番遊び盛りの小学生の時間を、受験勉強に費やさなければならないことです。
中学受験しない他の子供が遊んでいる時に、受験勉強している息子の姿を見て、大人より大変そうで、本当にかわいそうだなと思う時が多々ありました...
●友達とのコミュニケーション!
二つ目は、「友達とのコミュニケーション!」です。
先の遊ぶ時間とも関わってきますが、受験生である子供が、受験勉強や塾のため、一人で遊ぶ時間がないのと同様に、友達と遊ぶ時間がなくなることによって、やはり、友達とのコミュニケーション不足になりがちになってしまいます。
4.中学受験で失うもの!(親)
中学受験で「失うもの」は、親の立場では、以下の通りで、大きくは2つあります。
●お金!
一つ目は、「お金!」です。
中学受験が終わるまでの塾代や、春期講習、夏期講習、冬期講習などの費用や、受験費用、入学に関する費用など、とにかくお金がかかります。
ただ、可愛い我が子により良い環境で、より良い教育を受けさせるためには仕方ないですね...
●親の時間!
二つ目は、「親の時間!」です。
受験生である子供と同様に、親もかなりの時間を費やします。
他の記事でも述べたことがありますが、時と場合によっては、受験生である子供よりも親の方が時間が無いです。(いやっ、確実に親の方が時間が無いです。)
※うちの場合は、時間を費やしていたのは、僕ではなく、ほとんどが家内ですが...
最後に
中学受験では、「得るもの」も「失うもの」もありますが、受験生である子供も親も成長するという意味では、僕としては本当にやって良かったと思っています。
そして、中学受験を通して、本当に色んな経験や体験をすることができました。
最後に、ありきたりな内容ですみませんでした...